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情報は必ず発信者のフィルターがかかっていることを教えてくれた強盗事件。

自分がどんな現実を創造したいのか。

気分がいい、心地いい現実を創造したいのなら

どんな情報に接するのかはいちど検討したほうがいいよね。


もし接することで気分が悪くなる情報なら自分への入力を止めたほうがいい。

とくに自分は影響を受けやすいと認識しているのなら尚更のこと。


人間は悪いことに注意を集中させやすい。

だから悪いニュース、ネガティブなニュースほど拡散される。

以前、プロ奢さんが情報操作を専門にしているひとから聞いたのは

情報を一番拡散したいのであれば

正義心が強い人を刺激するように仕向けると

もっとも力強く情報を勝手に拡散してくれるんだそう。

賛同者よりも反対者を刺激することがポイントらしい。

炎上商法がそうだし

近頃では政党で意図して炎上を狙っているところまで出現している。


ネガティブな情報に接することで腹を立てたりするくらいなら

情報を遮断したほうがいい。

自分の潜在意識を汚さないためにね。

接した情報に怒りを注ぐって

自分のエネルギーを分割(ネガティブ)するって行為だから。


とくに朝起きた直後は

潜在意識と潜在意識の境界があいまいな状態だから

うっかり潜在意識に入ってしまう。

悲惨なニュースなどは潜在意識にいれたい人などいないはずなのに

無防備にTVをつけて

潜在意識を汚しているひとが大勢いる。


このブログはぼくの視点で書かれているので

当然ぼくのフィルターが既にかかっている情報。

情報には必ず発信者がいるから

必ず誰かのフィルターがかかっている。


師匠が生きていたころ

毎月1度、師匠がいる松本市に1泊2日で通っていた。

宿泊していたのは今はもう無くなってしまったスマイルホテル。

無料の広い駐車場があって

朝食はロビー横で置いてあるパンを自分でオーブンで焼いて

食べるというスタイルのホテルだった。

なので工事関係者などがよく利用していた。


泊りの日はたいてい深夜2時近くまで

友人と話をしたり、稽古をしていた。

まだ当時はタバコを吸っていたので

ホテルでおしゃべりをするのはフロントがあるロビー横のスペースが多かった。


あるとき、宿泊した翌日

ホテル入り口の自動ドアを出るとTVカメラに囲まれた。

朝食時にホテルに強盗が入ったってことは聞かされていたので

その取材だった。


TV取材記者から強盗が入ったのが深夜3時と聞かされた。

ところがぼくの反応が欲しかったものじゃなかったみたいで

早々にぼくは取材班から解放された。


ぼくの反応は

「強盗が入ったの3時なんですか?

え~、2時までロビーにいたのに。

もう少しロビーにいたら強盗を捕まえられたのに~

惜しいことをしました~」

と楽しそうに答えてあげたの。


TVが欲しかった映像は

驚いて、怖がって、不安になっている表情。

笑顔で強盗に遭遇したかった~なんて言ってる大男の絵なんて

ニュースで流すには相応しくないらしい。

すぐにぼくから離れていきました。

TVのフィルターで弾かれてしまったわけ。


事実は、数時間前に強盗があったってだけ。

その事件をセンセーショナルなニュースに仕立て上げるために

宿泊者の感想を

しかも不安な感想を

撮りたいという意図が情報発信者にある。


本当は強盗が入ったのに

危害を受けずに済んだ宿泊者はとってもラッキーだという捉え方もあるでしょ。

けれどもネガティブな情報発信をしたくて

ネガティブな絵を撮りたいという意図を持って取材してくる。


なぜか取材している連中のほうが大変なことが起きたって

感情を煽ってくるような話しかけをしていて

強盗が入ったホテルに宿泊していたぼくの方が普段通りの口調なの。

ものすごい違和感しかなかった。


こうやって欲しい絵を狙ってニュースで流しているんだなって

肌で感じされられた貴重な経験でした。


接した情報でいま

自分はいい気分を感じているのか

不快な気分を感じているのか

接する情報を選択していくことで

出来るだけ自分をいい気分に調律していきたいよね。




















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