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呼吸が深くなると、心地いい~が拡がっていく。

整体指導を受けた後に呼吸が深くなりましたって

感想をいただいた。


整体に近づけば近づくほど

呼吸は深くなっていく。

整体指導者は呼吸を深くすることを狙って整体指導を行っている。

なのでその方はカラダの変化を正しく感じ取っておられた。


以前、満員電車の時間をなんとか面白くしようと思い立ち

触れた人の呼吸を感じるという

変態プレイをしていたことがある。


やり出してから分かったんだけど

朝の出勤時

怖いくらい呼吸が浅い人が多い。

なかには呼吸してるのか?ってレベルの呼吸で生きている人もいる。

触れている人と同じ呼吸のリズム、深さに

自分の呼吸を同調させていくと

苦しくなって、不安になってきてしまう。


でもそんな浅い呼吸をしている当人にとっては

それが日常の呼吸。

パニック症候群などで呼吸できない状態が現れなければ

自分の呼吸に違和感を感じることもなく

そのまま日々を過ごしていく。


生まれた時から浅い呼吸をしているわけじゃない。

自分のカラダから湧き起こる要求を無視し続けた結果

自分が心地よく感じる選択をしてこなかった結果として

じょじょに呼吸が浅くなっていく。


水に入れられたカエルは

じょじょに水を沸かしていくと

気づかずに茹でガエルになって死んでしまう。


浅くなりつつある呼吸の異変って

たぶんある程度進行しないと気づけない。

まさに茹でガエルと一緒なの。


少なくともぼくの場合は呼吸の異常に気づけなかった。

保険会社勤務時代に異変を感じとったときは

すでに表情が動かなくなり

午後になると38.5℃の発熱をするようになってしまっていた。


表情が動かないんだから

当然呼吸は浅い。


初めて整体指導を受けに来られる方で

ゆったりとした深い呼吸の方は

残念ながらいない。

違和感や異常感、病気などを抱えて整体指導を受けに来られるひとが多いので当然とも言える。

それは何らかの強張りを抱えているってこと。

なので自身で緩められない部位を緩めてみる。


そしてカラダが緩んできて呼吸が深くなると

自然とみんな表情が明るくなっていく。


活元運動のレッスンでは

カラダが緩む体験をしてもらう。

カラダが緩むと自然と呼吸も深くなっていく。

中にはみぞおちが緩んで呼吸が深くなると

笑いだされる方もいる。


カラダが緩む感覚って

快感だからね。

とっても心地よい。


カラダが緩んで呼吸が深くなると

こころの中で安心感が拡がりだす。

笑いだされた方は

その感覚がとっても不思議で新鮮で驚かれていた。


長らく見失っていた心静かで穏やかな気分

カラダが緩むことでいきなり見失っていたものを再発見してしまった。


どうしてでしょう?

と問われるのだけど

こころとカラダは同じもので

分かれて存在していないからね。

カラダに深い呼吸が現れてくれば

緊張状態だった今までの深呼吸が

これからのスタンダードの呼吸の深さになっていく。

結果としてこころに穏やかさが拡がっていく。


カラダが心地よくなれば

こころも心地よくなっていく。

とってもシンプルだよね。





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