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感じるからカラダは排泄できるようになる。

整体指導を受けた翌日

小便をしていたら石が出てきましたと

嬉しい報告をいただいた。

お医者さんだったので

外科的な処置をせずに愉気で石が出てきたのが不思議だったみたい。


無意識運動が滞りなく営まれていれば

腎臓で石をつくって、育てていくなんてことは起こらない。

気が通らない腎臓でなければ石作りは行えないからね。


カラダの中に排泄すべきものがあるのに排泄できないと困ったことになる。

整体指導によって無意識運動が動き出せると

滞っていた排泄が行なわれるようになる。

大便が我慢できずに途中下車してトイレに駆け込んでみたり

発熱して発汗できるようになったり

体内に残っていた下血が生じたり

抑えていた感情が涙としてあふれることもある。


先日、鼻血が出てスッキリしましたという報告をいただいた。

ご本人は自覚されていなかったんだけど

ふだんと違う顔付きから打撲を警戒して調整をさせていただいた。

内出血していたものが無事に外に排泄された鼻血だった。


カラダが弾力を取り戻していく過程でいろんなものが排泄されることがあるけれど

整体指導はあくまでも誘い水であって

排泄している力はカラダに備わっているものです。

それを鈍らせてしまっていたことに問題があるわけ。

大切なのは異常を異常として感じられるカラダであること。

異常だと感じられればカラダには回復要求が起こってくる。

だから整体指導では感じられるようにサポートしていく。



野口晴哉先生いわく

治るのには治ろうとする要求があれば治っていく。

治ろうとする要求が起こるのは何かというと痛いのです。

身体が重いのです。

不便なのです。

眠れないのです。

都合が悪いのです。

食欲が無くなるのです。

つまらなくなるのです。

だから食べたくない。

つまり異常感というものがあって、そして回復の要求が起こる。

回復の要求が起こらなければ治っていかない。

皆、苦しいから楽にしてやろう。

痛がっているから止めてやろうと考えます。

そういうこと自体がカラダの回復する要求を壊しているのではないだろうか。








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