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気が通るか、否か、それが問題だ。

活元運動と愉気を学ばれていた方が

医療水準が低い国に赴任することになった。

子供がよく痙攣して変動を起こしていたために

あまりに不安になって子供と帰国して

整体指導者の先生のもとに急行したら

整体指導で、一喝されて

すぐに異国へ舞い戻ることに。

我が子の様々な変動を愉気をしながら見守ることで

気が通ればダイジョウブなんだという

確信が育まれたとおっしゃっていた。


道路の縁石に顔面をぶつけて

鼻の下に口腔までの貫通穴が開いてムチ打ちになった友達がいた。

出血も酷かったので救急搬送されて

包帯やガーゼがあてがわれていて

見た目も大変なことになっていた。

実際にふれてみると

頸椎6番が飛び出して

まるで石?みたいな手触りになってしまっていた。

THE 物 って感触なんだよね。

当然、まったく気が通らない。


統合失調症の方の背骨もすごい強張りだった。

橋を吊る鋼鉄のワイヤーかと感じるほどの背骨。

ふれた瞬間に苦しさを連想してしまうほどの異常感。

当然、まったく気が通らない。


また自分のやりたいこと、要求をずっと無視して

ココロも病んでしまっている方も

上胸部の背骨が強張っていて

物みたいになってしまっていることがある。

当然、背骨に気が通らない。


運転中に道路の外に飛び出してしまい

1回転して車が大破。

幸い一命をとりとめた。

救急搬送されて検査の結果、異常なしと診断されたんだけど

明らかに心身の違和感があるので観て欲しいと相談された。

相当のスピードでの事故だから

当然、打撲が想定される。

だとすれば、必ず確認しなければならないのは

死ぬのか死なないのか。


禁点の硬結はなかった。

そして、背骨には気が通った。

よかった、この打撲では死なない。


ふれた瞬間に

なに、この鮮度の悪い肉って感じる

気の感応の悪いカラダは

強い薬を長く常用しているカラダだったりする。

当然、気の感応のいいカラダは新鮮なカラダって印象になる。


筋繊維を太くしているマッチョなカラダは

気が染み込んでいかない独特のふれ心地。

気が弾かれているような感覚

気の感応のしにくい無意識運動が鈍いカラダってこと。


面白かったのは

あとになって思い返せば、

おそらくデング熱に罹っていたと思われるカラダ。

39℃以上の発熱で

立ち上がって歩くのもままならない。

息も絶え絶え。

人生始まって以来の異常感に襲われていた。

ところがうつ伏せの背中に手を当ててみて驚いた。

普段より、ものすご~~~~く気が通るの。

歴然と気の感応がいい。


でも、よく考えてみたら当たり前だよね。

カラダにしたら緊急事態が発生していたわけだけど

全力で発熱を起こして

その状況を改善しようとフル活動しているんだから

そりゃ、気も通るさあっていう。

ちゃんとホメオスタシスが働いて

無意識運動を発揮している真っ最中だもんね。


いのちの営みの本体である

無意識運動にしてみれば

自分、絶賛全力投球中ですから、って言うと思う笑


ふれた瞬間に

気が通るか、否か、それが問題だ。



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