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だれかの日常にいられること

私は、3月いっぱいで今の最高な職場を離れる。
そして、その1ヶ月後には大好きな石巻を離れる。

いつかは離れる、そう思ってやってきた6年間。
ほんとは2年か3年だけのつもりが、いつの間にか6年経ってて、小学生だった子が高校生に、中学生だった子が社会人になったりしてる。

もう2ヶ月程度しかないけど、まだ実感は湧かない。

昨日は、今の職場の7周年イベントだった。子どもたちが全部初めから考えて、形にした。
コロナのこともかんがえて、オンライン使ったり予約制にしたり消毒したり、、
今までとは少し違う形の周年イベント。
運営側で関わる最後のイベント。

イベントには、多くの卒業生たちもボランティアとして駆けつけてくれた。みんな、児童館を大切に思っている。

イベントが終わってから、みんなが帰る頃に、次いつ会えるかもわからないので、離れることを伝えた。

さみしい。萎える。また帰ってくんでしょ?
まだいなよ!なんで辞めるの?

たくさんのリアクションをくれた。

あー、本当にずっとみんなの近くで見守っていたいなあ。寂しい思いをさせてしまって申し訳ないなあ。

そう思うと同時に、みんなの日常に私は入れていたんだなあと嬉しくもあった。

実は、やりたいことがたくさんあって、今の職場も石巻も大好きなんだけど、他のところでやってみたいことがあるんだよね。

そうやって伝えると、


そっか。それなら、応援する!頑張ってね!

と、言ってくれた。それが本当に嬉しくて。
みんなも、やりたいことをやることが大切なことって思ってるんだなって。

私が子どもたちに、やりたいことやろう!応援するよ!って言ったとき、こんな気持ちになっている子もいるんだろうか。そうだとしたら、すごく嬉しい。

今の日常が、日常じゃなくなり、
まだ知らない何かが、やがて日常になる。

寂しいけど、わくわくする。

私、ほんとに石巻に来て、この職場で働いて、子どもたちに出会えて、本当によかったな。

あと少し、出会った人たちとめいっぱい過ごそう。

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