京都へ行こう❣【172】
今回は、建仁寺塔頭『正伝永源院』です。
つつじと新緑の庭園を特別公開しています。
(4月10日から5月14日まで)
山門
京阪『祇園四条駅』より徒歩約5分。
花見小路通りを『建仁寺』に向かって歩いていくと、大きな看板の案内が出ています。
(建仁寺の敷地内ではありません)
庫裏
唐門
今回も一番乗り。
係の方が丁寧に説明をして下さいました。
こちらは、『正伝院』と『永源庵』が統合されたお寺だそうです。
上の2枚は同じ場所から撮影。
ちょっとしゃがんで撮った、お花をメインに
した方がお気に入り。
今回は、こちらをトップ写真にしています。
このキリシマツツジが見たくて、開花状況を
チェックしていました。
襖絵『知音(ちいん)』
『永源庵』は、細川家の菩提寺でもあるため、第79代内閣総理大臣 細川護熙氏が奉納された 襖絵もありました。(平成25年に24面奉納)
細川氏の襖絵を『龍安寺』でも見ましたが、
全くタッチが違います。(龍安寺は龍の襖絵)
杉戸絵
方丈には、2つのお寺の『扁額』が並んでいます。
襖絵『渓聲(けいせい)』
こちらも細川護熙氏が奉納された襖絵です。
このお部屋の左側に花頭窓があります。
花頭窓
花頭窓から見えていたのが、この手水鉢。
リフレクション撮影を楽しみました。
窓の上部にある透かし彫りの家紋も綺麗✧*。
方丈前庭
客殿の前にある池泉式庭園は、用意されたスリッパをお借りして自由に見てまわれます。
手前は白砂の枯山水で、中央に池があります。
国宝の茶室『如庵』復元
『正伝院』で隠居していた織田信長の弟、織田有楽斎が、茶室『如庵』ならびに客殿や庫裏を建てたそうです。
日本には【国宝】の茶室が3つあり、そのうちの1つが『如庵』です。
本物の『如庵』は、愛知県犬山市の『有楽苑』に移築されていて、 こちらにあるのは忠実に
復元したものです。
ここで行き止まりです。
少しだけですが、お庭を歩いて見てまわれるのがいいですね。
飛び石の突き当たりにあったのがこちら。
何も入っていませんでした。
いかがでしたか?
春と秋にだけ特別拝観している寺院なので、
比較的空いていてゆっくりお庭を楽しめます。
最後までお読み下さりありがとうございます❣