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【勉強エッセイ】ペルシア戦争とペロポネソス戦争

僕が大人になってから世界史を勉強しようと思った経緯はこちらの記事をお読みください。

過去の勉強エッセイはマガジンに掲載しているので気になる方はそちらをお読みください。

参考図書は「一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書」です。

アケメネス朝ペルシア

アテネ・スパルタのようなポリス社会が発展していた頃、東のほうではアケメネス朝ペルシアという国が一大帝国を築いていた。

ギリシア世界はポリス、すなわち「点」の都市国家だったのに対し、ペルシア帝国は広大な領土、すなわち「面」をもつ国家として強大な軍事力を備える国だった。

ペルシア戦争

ペルシア帝国内のギリシア人がペルシア支配からの離脱を訴えて反乱を起こした。それにアテネが手を貸し、アテネが手を貸したことに腹を立てたペルシアは、アテネに挑み、全面対決に突入した。

アテネは苦戦しながらも強敵のペルシアを退けることに成功する。

ペロポネソス戦争

ペルシア戦争に勝利したギリシア世界はかえってアテネとスパルタの間で主導権争いが起きてしまう。
アテネはペルシアの来襲に備えて周囲のポリスとデロス同盟を結ぶ。これを「ポリスを取り込んで主導権をとりにいった」と考えたスパルタはペロポネソス同盟を率いてアテネに対抗した。こうしてアテネとスパルタのペロポネソス戦争が始まる。テーベという都市国家も参戦して三つ巴になり、戦争が長引いたことにより、ギリシア世界は荒廃し、ポリス社会は滅亡への道をたどる。



共通の大きな敵が現れたとき、僕らは手を結ぶものだと思っている。しかしながら、その主導権は平等かといったらそんな簡単は話ではないみたいだ。
僕たちは今も昔も支配を嫌う。自由を求めて戦ってきた。「自由」の本当の正体は一体なんなのだろう。自由の先に新たな支配があるのならば、僕たちはまだ本当の自由を知らない。

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