【勉強エッセイ】スパルタ
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参考図書は「一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書」です。
スパルタ
アテネのライバルとして知られるドーリア人のポリスがスパルタだ。
「スパルタ教育」の名で知られるようにリュクルゴスの制といわれた教育制度と軍国主義をとっていた。活発な遠征を行い、ギリシアのポリスの中では広大な支配領域を持っていた。
ドーリア人であるスパルタの男性市民は5000人ほどだったが、征服した地から獲得した奴隷身分の農民(ヘイロータイ)が5万人、異民族を従属させて商工業に従事させた周辺民(ペリオイコイ)が2万人ほどいた。つまり5000人が7万人を従属させている状況だ。だから反乱を起こさないためにリュクルゴスの制のような厳しい制度があったと考えられる。
アテネが民主政を完成させた一方でスパルタは厳しい訓練制度と軍国主義をとっていた。国というのは、人と土地を欲しがるものだということをここまで勉強して分かってきた。そして現代もそれは変わってないこともなんとなく分かっている。そしてそのために外の敵と争い、内の敵と争い、内の敵が反抗しないように国の上のものはルールを決めているのだろう。
そのルールがおかしければ民主主義の声は立ち上がり、反乱や革命が起きる。
正しいことが何かは分からないけれど、世界の大枠はなんとなく分かってきた気がしている。
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