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基礎疾患や慢性疾患をお持ちの方々へ…持病の悪化予防、コロナ感染対応について

【基礎疾患や慢性疾患をお持ちの方々へ】

基礎疾患や慢性的な持病をお持ちの方が、しっかりと対策をしていてもコロナ(COVID-19)にかかるのは仕方ないことです


基礎疾患や持病がある方は、持病の症状が悪化重症化する前に、事前に持病が悪化した際やコロナに感染した際のことを主治医の先生とは普段から相談をされていますか?

この緊急事態の中でも、なにかあればかかりつけの主治医がいる受診先の病院への電話再診などで症状の相談は可能です
持病の悪化傾向などの変化があれば、早めに病院へ電話をして受診の相談をされてください

また 普段から飲んでいる薬、予備の薬は主治医とも相談をして必要に応じて処方しておいてもらっておくなどされてください

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感染して外出できない、濃厚接触者になって外出できない、ご自身は元気でも病院の方で、クラスター発生などが起きた場合には外来診療も一時休診になったりすることもあります
また、薬によっては、諸々のこともあり、コロナ関連の治療によって使用されいる薬もありますが、昨今の薬の製造過程の問題などもあり、供給停止になっている薬、その代替薬と使わることになって供給が減っている薬もあります
また、コロナ感染とは別で、コロナに感染していなくても、今は、持病が悪化しても病院に入院することは出来ない状態です



手元に必要な治療薬の手持ちの在庫が不足する、病院への受診ができないために必要な薬を入手できないこともありますし、予備の薬がないと持病の治療への影響もでてきます
そして、体調不良時の症状に合わせて、薬の服用量についての微調整対応は本当に大切になってきます。
それは、糖尿病に限らずに他の持病で関係があります
食事量に合わせたり、排尿量、発汗、嘔吐などの身体症状があれば追加が必要になる薬、減らす必要がある薬などがあります

患者さんご自身が、自己判断での薬の内服中止や薬の手持ちが無くなるで服用を止めることによって、ご自身で自分の持病の症状を悪化させてしまうことになると 体調も悪くより心身共によりお辛くなりますよ

自己管理能力、患者力を高めることが、今の状況下では生きる術でもあります

これは、病床逼迫問題以前からも 持病の治療を続けていく中で本当に必要になっていたことですから ワクチン接種をしていても、していなくても、コロナに感染していても感染していなくても同じことです

患者さん本人が体調不良で病院に相談出来ない状況ならば、ご家族がそのあたりのサポートや相談を病院に事前にする必要はあります

これは今だけの問題ではないのです
少し先を見据えた行動が大切になります 
先が見えない状況でもあるので、少し先のことを考えての対応も大切になってきます

複数の持病があるマルモな疾患の私は、医療機関で勤務されている方の疲弊、病床逼迫、救急車での救急搬送ができないなど 全て他人事ではありません
私自身も以前は病院に勤務していましたので、スタッフ側のことも想像ができます



私は、なにかあった際のことは考えて、事前にその相談は既に各科の主治医にしてありますし、指示ももらってあります 
事前の相談は大切ですし、なにか体調や症状に変化がありすぐに病院側にも相談があれば、早めに状況把握できますので、緊急時にできる対応はまた変わってきます

基礎疾患や持病がある方は、今、生き延びるための患者力が試されていますよ
それと同時に、少しでもCOVID-19の変異株からの感染を予防する対策をしていくことも大切です

●密な空間をさけゼロ密を目指す 
●人とのソーシャルディスタンスをとる
●コロナ変異株の感染は従来株よりも強くなっているので 不織布マスクを使用する

●布マスクやウレタンマスクを使用した場合には、布マスクやウレタンマスクは、性能上素材がシースルーのすけすけ、あみあみで透過性が高いので、マスクカバーとして利用し不織布マスクと併用する
マスクの性能は密な3密、4密なものを使用する

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●禁煙🚭をすること
口や鼻などの粘膜を通っての感染なので、喫煙は危険なことですので 禁煙🚭をされてください 肺への負担もかかり悪化の要因にもなります


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●手指消毒をする

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●目の粘膜を守る点では 眼鏡をすることでも眼を守れます

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●換気を定期的にする

●体力を維持するためにも しっかりと睡眠をとり、水分補給や食事を少しでも栄養摂ること
●食べ物は少しでも買い置きをして、ローリングストックで利用する

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●ワクチンはできる限り早く接種💉をする
抗体がつくまでに時間がかかり、2回目完了後2週間は必要になります 

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●日々の体調管理や小さな体調の変化にも気が付いて早めに行動する
必要に応じて、体重測定、血圧測定なども行い、普段の数値を把握しておく

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●お薬手帳を作っておく

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大変ですが、それのことを少し考えて、行動していくとこの先の療養生活をしていく上でも、後手に回らない方法です

今回、批判される覚悟で、マルチモビリティーな疾患の私の思いを書いてみました

私自身は、全身性血管の1つのIgA血管炎から紫斑病を併発し、気管支喘息があり、乳がん、線維筋痛症、アトピー性皮膚炎、メンタル疾患、機能性ディスペシアなどもあり、内服している薬も諸々とあります
治療管理上からの症状日記は記載しています
(外出先の( ..)φメモや血圧、体温、喘息の症状など)

コロナにかかるのは怖いので、完璧ではありませんが、できる範囲での注意は心がけています
ちょっとした注意をすることでも、持病の悪化も防ぐことはできますので…

持病の悪化も辛いですが、そこにコロナにはかかるとコロナの症状もプラスされてより辛くなってしまいます。また、コロナによって身体のしんどさも残ってしまうと大変なことになってしまいます

少しでもできることをするだけでも、辛さは減らすこともできますし、医療機関、医療関係者への負担を減らすこともできますので、お互いのメリットにもつながりますよ

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