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カルテから見えてくること

電子なり、紙なり、美容室にはお客様のカルテがあります。

カルテ→診療記録。             もとは、医療の分野で使われていましたが、今や全国の美容室にあるはず。

なかなか、直接お客様が目にすることはないと思いますが、                 来店履歴、施術の内容、今日のヘアスタイルや カラーのレシピ、今日購入したされた商品、  今後の提案…    カルテには色々書いてあります。        

サロンでは、                大事なお客様とのコミュニケーションツール  として管理されています。


頭皮の硬い人はとっても多い

私も仕事で、カルテを使いますが、      このカルテから見えてくることがあります。

私はヘッドスパをメインに施術を行っており、 そのお客様の7割くらいは美容従事者     (美容師、エステなど)の方です。

プロでも、自分の頭皮を自分の目で直接見ることはできません。               自分でも頭皮がどのくらい凝っているのか、  疲れがたまっているのか、気づかない。    わたしって、疲れてる?           という美容師さん、意外と多いです。

また、明らかに自覚症状があるけれど、なかなか自分のケアをする時間がない!という方も。

色々、話を聴かせていただき、また施術して触れてみると、頭部に体調があらわれているのもわかります。

ヘッドスパをさせていただくお客様の9割は、  側頭部、前頭部、首と頭の付け根付近が    凝っています。               また、とても疲れている人は、頭頂部がつっぱって痛い、ともいいます。

生活スタイルによっても、頭皮の硬くなる   (凝っている)場所は変わりますが、      仕事でもプライベートでもスマホやパソコン、 端末画面を見ている人は多いので、視神経の疲れが目立ちます。

目はもともと、かなりの情報を瞬時に処理していますが、それに加え、現代の目から入る情報、 映像の多さは、はかり知れません。   


セルフケアに活かして欲しい

↓ 日頃使う、今日の施術 シート

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                      一人ひとりに、今日の頭皮や頭部の様子、ケアに使った商材など記入していますが、多くの人は こんな感じです。

↓↓↓

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※オレンジの線は、凝っているところ。   (頭、首、肩… お疲れの方が多いのを実感します)

カルテに残すことで、お客様の生活スタイル、 行動する時のくせ、悩み、どんなケアが必要か、がわかります。 

このカルテをデータ(PDF)で送り、       時折、見直してもらえるように、       お客様自身が自分を振り返ってみるきっかけになれば良いなと。    

日頃のセルフケアに活かして貰えたら。    元気になってもらえたら、嬉しいですね。   

Aya Horiguchi



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