サロン帰りのウキウキ感を多くの方へ
つい、昨日のこと。
普段、あまりテンションが高くなることがない(と言われる)私のテンションが高くなることがありました。
「憧れの美容師さんにカットしてもらった!!」
これは、ものすごく嬉しいことでした。
東京ビックサイトで開催中のビューティーワールドジャパン2022の会場で
憧れの美容師、HEAVENSの小松敦さんにトークセミナーのステージでカットして頂いたのです!
専門学生の頃、友人たちと憧れる美容師!として話題にしていた小松さんにカットしてもらった!
ウキウキしながら帰りの電車に乗り、美容師仲間、仕事仲間や友人、後輩などいろいろな人に メッセージを送り、自宅に帰ってからは家族にも自慢した次第です。
↑↑↑ この襟足の残し方が、良い感じで、とても気にいってます♪
量、シルエットの調整をしていただいたのですが、鏡を見るのが、楽しい時間になりました♪ ウキウキ感はしばらく続きそうです。
今回のトークセミナーはこの本の中から抜粋したテーマで小松さん、近藤さんがお話しされていました。
↓↓↓ 以前投稿したおすすめ本
美容室に行くことは日常か、非日常か
この2,3年、世の中の様々な場面で変化があり、 今もその最中です。
お客様の美容室に対する概念はどのくらい変化しているのでしょうか。
美容室は非日常の体験なので、おもてなし、技術で感動体験を!
というサロンもあるでしょうし、
ご近所で歩いていかれる距離にあり、毎日のスタイリングに通じることだから日常的なこと
という考えのサロンもあると思います。
お客様も美容師も、それぞれの価値観があり、 美容や美容室に対する思いや考え方が変わったという人もいらっしゃるかもしれません。
コロナ禍である今、それ以前と比べると… というデータもよく見聞きしますし、ビジネス的には必要な要素でもあります。
ただ、データで測ることができないこともたくさんあります。
私自身は、現在、毎日サロンに立っているわけではなく、美容業の方々と仕事をする時間帯、 パソコンに向かって仕事をする時間もあるので、美容室という空間を、お客様感覚で感じたりすることもあります。
ですがやはり、100%お客様視点ではないのも事実です。
ネットから予約し、カットしてもらうことが、 美容師同士のコミュニケーション、情報交換の場でもあると感じたりします。
"〇〇さんは元気かな?"
"◇◇さんに会いに行こうかな。髪も伸びたし。"
美容室は日常であり、非日常でもある。そんな風に感じます。
面白い存在だと思います。
慣れてしまってはいけないことがある
セミナー中「掃除」に関して、小松さんの著書にも書かれているテーマで、お話がありました。
髪を切る仕事である美容師は、髪が落ちていることに慣れてしまいやすいが、それはお客様にとっては普通ではないこと。
昔、美容学生の担任の先生から
「髪の毛は不思議なもので、人の頭についている時はきれいだけれど、床に落ちた髪をキレイだと感じる人は、ほぼいない。 美容師は、落ちている髪にも慣れてしまうけれど、毎日、意識して掃除するように。」
そんな話をしてもらったことがあります。
美容師あるあるではないですが、練習用のウィッグなども、美容師以外の人からすればびっくりするものです。
そういったことからも 「慣れ(馴れ)すぎてはいけないことがある。」
常に緊張感、プロ意識を持つことの大切さを再確認させてもらえるお話しでもありました。
人対人。ご縁
最近、社会人生活が長くなってより感じるのは 人との縁、です。
そもそも人に密接に関わる職業でもある美容師は、人とのつながりの大切さを感じる方も多いのではないでしょうか。
セミナーの中で、小松さんと登壇されていたHYSTERIAの近藤さんから
ご家族の三代(祖父母から孫まで)に関われることができる仕事、ロングライフ美容師という言葉がありました。
日頃の生活だけではなく、人生の節目にも関わることのできる仕事。 そういった職業は、ほかに探してみても、それほど多くないのかもしれません。
そう考えると日常的でもあり、非日常でもある 空間や時間を提供し、お客様のすぐ近くにいられる仕事でもあり、"ご縁"を感じる仕事です。
素敵な仕事である!と、しみじみ感じます。
↑↑↑ 小松さんの著書にサインをいただきました♪
自分にエールを!
目まぐるしく変化する世の中の新しい価値観を受け止め、受け入れながら前進されている姿勢、 同業界で活躍される素敵な先輩美容師から お話を聴かせていただける機会に感謝し、まだまだやること、やれることはたくさんある!と背中を押してもらった気分です。
自分達が見せて貰ったその風景を先々に伝えて行くことも大切な仕事だと感じます。
そして、髪を切る、ということがどれだけ 人の気分を変え、ポジティブにするものなのかを実感させてもらう機会でした。
自分にエールを!
セミナーの最後にいただいたメッセージ、 自分自身を信じて応援すること。
その言葉の意味も反芻しながら 今日も頑張ります!
Aya Horiguchi
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