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手を使う仕事だからこそ意識したいこと

左手の動きを意識する

私は右利きなのですが、           左手の動きをとても意識する時があります。

ヘッドスパの施術中、            シャンプーやマッサージをする時、です。

利き手ではない、反対の手は動きがぎこちなく、小さくなりがちです。これは何年仕事をしていても、気をつけています。

利き手ではない手を意識して、練習するように。」

美容師として働き始めた時から、       手の動きや力加減のばらつきや差が、お客様に 違和感を感じさせてしまうと教わりました。

自分がシャンプーされる時も、する時も、   人に教える時も、意識するようになりました。


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右利き、左利き、それは重要か?

右利きの人は右手で。            左利きの人は左手で。

基本、自分の利き手にハサミや箸、      筆記用具を持ちます。

ですが、美容師は右手にハサミを持つことを  教えられる人が意外と多いです。

もとは左利きで、              右手ではさみを持つようになった人に理由を聴いてみると、

「左利き用のハサミが少ない、高い、研ぎ代も高いから」                 「カットを習うのに、反対側の動きはわかりにくいと言われて、右手に持つ様に言われたから」

という理由が多いようです。

私が一番初めにカットを教えてもらった先生は 左利きの美容師です。

「オーナーには、右手にハサミを持つように言われたけれど、絶対に嫌だと突き通して、左で持っている。」                 という人です。

習いはじめは、不思議な感じがしていましたが、「鏡があると思って、デモンストレーションを見てね。」                  と言われてからは慣れたものです。

同じ向きで見る、というよりも        正面で見た動きをそのまま、やってみる。ということになります。              反転させる意識を持たせてもらえたので、よかったと思います。


どちらも同じ様に動かせるようになろう!は永遠の課題

スポーツにしても、文字を書くにしても、   ハサミを持つにしても、サウスポー、     という言葉の影響や希少性もあり、個人的には、左利きに憧れたりします。

また、両利きという人もいますね。      これは羨ましい限りです。

美容の仕事では、              美容師以外にも、ネイルやエステなど、左右同じ様に使えたら、より良い!という仕事がたくさんあります。

完全に両利きになるには、意識して      トレーニングするしかないですが、      そうは行かなくても、少しずつでも、     利き手ではない手も、動きがスムーズになれば!と思います。

そういえば、あまり気にしていなかったなという美容関係の方々。              ベテランのみなさんも、           若手スタッフのみなさんも、        時々、自分の力加減や動きはどうか?     自分の頭を洗う時や、スタッフ同士で     左右の力加減をチェックしてみてください!


Aya Horiguchi



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