髪型には、"らしく" "らしさ"が現れる
ダンスとロングヘアの関係とは?
先日、 ダンスのインストラクターをしている親友のA (肩下7~8cmのロングヘア)と髪型の話になり、
〇いつから、髪を長くしているのか? 〇短くしたことがあるか?
改めて、訊いてみました。
Aいわく、 「小学生の頃から長い。ミニバスケットボール部に入っていて、周りはみんな髪を短くしていたけれど、私はクラシックバレエを習っていたから、お団子にするためにずっと長くしていた。 ほとんど短くした事がない。」 とのこと。
フラダンスやベリーダンスを踊る方は、 髪を伸ばす、ならわしがあるそうですが、 (今はあまりこだわらない、という流派もあるようです) 長い髪が神聖なもの、という考え方であったり、ダンスパフォーマンスの中で、セクシーさ、躍動感など、表現の1つとして、長い髪を活かすことも多いのだそう。
長年、見慣れていることもありますが、 ロングヘアが親友Aらしさ、でもあるなとも感じたりします。
※ロングだと、洗うのは良いけれど、 乾かすのが大変!とも話していました。
ロングヘアのシャンプー練習は貴重?!
シャンプーとヘッドスパの授業を担当している、専門学校の学生たちは、クラスの6割くらいがロングヘアです。
長くしている理由は?と訊くと 「何となく。」という答えが多く返ってきます。
学生たちは、シャンプーの練習を始めたばかりの頃は、ロングヘアだと洗うのが難しいと話していましたが、 今のうちから、ロングヘアのシャンプーに慣れることで、サロンで働く時に苦手意識を持たずに 済む、と伝えたところ、ポジティブに捉えている様子。
実際、サロンでシャンプーのトレーニングをする時に、色々な髪の長さの先輩にお願いすることがあります。 ロングヘアの人が少ないサロンでは、ロングヘアの先輩は、練習モデルに引っ張りだこです。
彼女たちは、これから社会人になり、様々な変化をしていくのでしょうけれど、 今は今のスタイル、髪の長さを楽しんでいる様子です。
色々なスタイル、長さが増えるきっかけ
この15〜20年くらいの間に、腰くらいまである ロングヘアの人が少なくなりました。 また、みんながみんな、アイドルと同じ、流行りの髪型にする。ということも減りました。
それだけ、スタイルの幅が増えたことや、 多様性という言葉がある様にも感じますが、 個人的には、 日本の自然災害の多さも多少影響していると感じています。
いつも、そう思うわけではないけれど、 何となく、いつか何かあるかも知れない。 そんなアンテナから、価値観が変化したということもあるのではないかと。
2011年の震災後に、髪を短くしたいというお客様が増えたことがありました。
何かあったら、 髪をすぐに洗えないかも、乾かせないかも。 スタイリングが大変になるのはちょっと考えてしまう。
リスクを減らしたいという事もありますが、 手をかけたくてもかけられないだろうから。
自宅で、短い時間でケア、スタイリングが出来て、私に似合う感じにしたい。 という要望が多くなったのを感じました。
○○らしく
最近は、女性らしく、女の子らしく、男らしくという表現は減りました。
その分、増えているのは、 自分らしく。あなたらしく。
これには、大賛成です!! みんながみんな、自分らしくあれば良いと常々思います。
そのらしさを表現する一つがヘアスタイル。
今日も、たくさんの人が、"自分らしさ"を手に入れられますように!
Aya Horiguchi
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