こんな時こそ自律神経を整えよう
暑さ寒さも彼岸まで
来週21日は春分の日、お彼岸ですね。
今週は寒暖差の大きい1週間でした。
こんな時は何を着よう?と考えてしまったり、 連日温かくなった分、急に冷え込むと、とても寒く感じます。
そういう時は、体調を崩しやすくなります。 気をつけなくては!
体調コントロールに必要なことは様々にありますが、自律神経(交感神経と副交感神経)がカギになります。
自律神経と時計遺伝子
人間は生まれながらに地球の自転に合わせて 約24時間周期で、生体リズムを調節する時計を 体の中に持っているのだそう。
お昼になるとお腹が減るとか、朝お腹が減って目が覚めた、などの腹時計もその一つ。
体中にあるとされる時計が、正しく動けば、体の機能や健康が保たれるけれど、逆に針がずれると病気になるということが分かってきているそうです。
この遺伝子時計と自律神経は密接に関わっています。
人の体は、昼間は交感神経が優位になり、体温や血圧が上昇します。夜には副交感神経が優位になり眠たくなる。これが毎日繰り返されるわけですが、朝になったら勝手に交感神経が活発になり、動きやすくなるのかというと、そうとも言い切れず。
交感神経と副交感神経のスイッチオン、オフを しているのが時計遺伝子です。
時計遺伝子を正常に保とう!
自律神経を整えるのに、この時計遺伝子が、 しっかり働くことが大切!
時計遺伝子を正常に働かせるには規則的な睡眠と食事がカギとなります。
毎日、決まった時間帯にきちんと起床すること、そして1日3食の食事。
睡眠は、何時間寝たかということよりも、 まずは、毎日決まった時間に起きること。 前の晩に遅くに寝たから、と言って、起床時間をずらすのはよくないといいます。
例えば連休で、夜更かしする日が続き、朝起きる時間もバラバラ。すると、休み明けが何となくだるい。これは、自律神経の乱れから交感神経と 副交感神経がうまく切り替わらないからです。
とりあえず眠くても、いつもと同じ時間に起き、朝日を浴びるようにすることが大切です。
食事は、なんとなくだらだらと食べ続けるのはNG。3食のリズムを整えること。
人によっては、定時にご飯を食べられません!という方もいるでしょう。そんな時は、栄養が偏っていないか、食べ方を意識してみると良さそうですね。
一気に変えずに、少しずつでも
この時計遺伝子のリズムが良くなれば、自律神経のバランスも整いやすくなります。
ただ、全部を取り組もう!とするよりも、 まずはできるところから始め、無理をしないことも大事だといいます。
自律神経はストレスに敏感なので、急に色々なことを変えることがストレスになりかねません。
マイペースに続けるのも長続きの秘訣ですね。
気候の変化に対応するべく、日頃の生活習慣を 見直して、体調を整え元気にいきましょう!
Aya Horiguchi
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