10月25日の日記 神話受容史前半
・藤村シシン先生の神話受容史講座を受けている。いつも「社会学だ……」と思っている(社会学専攻)。
・社会学は、個々人や集団の主張・訴えではなく、社会の統計やデータをもとにその構造を把握しようとする学問だ。神話受容史の面白いところもそうで、別に現代の解釈が正答だとも思想的正解だとも言わない。あくまでも解釈の比較をするだけ。
・社会には差別があり、格差があり、貧困があり、偏見がある。事実として存在する。しかし、受容史はそれらに反対の声を上げる思想的狼煙というわけではない。あく