見出し画像

10月18日の日記 コミュニケーションモンスター

・自分の不機嫌を、すごくすごく我慢しているつもりだったのだが、周囲には完全にバレていたらしかった。

・「周囲にバレている」という認識も全くなかったので、親などから「ちょっとは我慢しろ」と言われてきた。自認としては十分に我慢しているつもりだったので「これ以上何を我慢しろと言うのか!?」と暴れまくった挙句、「私のせいで萎縮するんだったら私に面と向かって文句を言えばいいのであって、私がどういう感情表出をしようと他人には関係ない」と、暴君も真っ青なモンスターだった時代があった。

・今はちょっと反省して、まあ、どうしても避けられないとき以外は優しくしておくか……と思うに至った。

・当時の暴君の原因は、コミュニケーション能力がほとんど皆無に等しく「他人が何を考えているか分からない」というストレスに日常的に晒されていたことがある。防衛機制として攻撃的になっていたのだろう。


・親との行き違いとして、両親はどうも「不機嫌である=何かを要求している」と思っていた節がある。何をしてやっても私から無限に「要求」が続いて音を上げて、「我慢しろ」と言ったんだろう。

・私はというと、私の機嫌取りのために代わる代わる変化する態度自体に、イライラシクシクしていた気がする。発話と発話意図のズレで何を求められているのかわからずどんどん混乱して我慢して、それを見た親がまた何か対応を考えて手を変え品を変えして、と。完全に悪循環だった。


・少なくとも私にとって「他人の気持ちが分からない」ということは、いつ爆発するか分からない爆弾を抱えるくらいのストレスだった。「人の気持ちとか全く気にならない」と強がってはいたけど、嘘。めちゃくちゃ気になる。

・めちゃくちゃ気になるのに分からない、というのが全ての原因なんだ。たぶん。ジレンマがなければ人に気を遣うこともできなかっただろうが、同時にストレスを抱えることもなかっただろう。

・当時は発達障害なんて影も形もなかった。今はある。うらやましい。「きちんと療育を受けると発達障害度(仮)が下がる」と聞いて「いいなー」と思った。

・不安が多すぎて毎日生きていくだけでストレスがどんどん貯まる。全然平気な時期もあるんだけど、波があって、今は結構駄目タイムだ。

・落ち着きたい。安心したい。薬を飲まなくてもドキドキせずに暮らしたい。薬を飲んだら多少は落ち着くけど、そもそもドキドキ自体をしたくない。


・「人の目を気にするな」は抜本的解決策だけど、実現可能性は低い。だって自分のツイートがめちゃくちゃ見られてるのに一個もいいねやRTされてなかったら「なんでこんなにインプレッションあるの!?」って不安にならない?

・ならないのか。ならんのか。なるほどな……。

・なる私にとっては、薬を飲みながら日々を生きていくしかなさそうだ。


・今日はドラマ大奥を観ようと思っている。

・序盤は結構辛い展開が続くので大丈夫かな。大丈夫かな……。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?