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トピックス(旅行記)

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2020年10月の記事一覧

【下呂】穏やかに戻る、時の流れ

緊急事態宣言が出されたあと、全国の観光地から人は消え、街全体はこれまで体験したことがない状況を目の当たりにしたそうです。 日本3大名泉と呼ばれている、岐阜県下呂市の下呂温泉は、これから紅葉の季節を迎えます。 1年で最も人が訪れる時期をどう迎えるのか? 新型コロナウイルスが残した爪痕と、下呂温泉の”これから”を取材しました。 都心部から電車で2時間、人々は癒しを求めてやってくる 名古屋市から特急ひだで約2時間、大きな車窓から飛騨川を眺めつつ、どんどん山奥に入る。自動ア

☆スプレー缶から広がる世界10☆

schlaf / 20201031

小学生から中学生までの間、ボーイスカウトに所属していた。ボーイスカウトではだいたい月に一度、一泊二日のキャンプをしていた。自転車でキャンプ場まで行き、テントを張り(このテントを張るという一連の行為にも何か名前が付いていたように思うがもう思い出せない)、夜になったら火起こしから始める料理をしてみんなで食べて、それからロープワークなりの実践的な知識を深めるための活動を少しやって、寝る。そして朝になればみんなでまたテントを片付けて、自転車で帰る。テントの中は大抵寒くて、よく眠れた試

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ヨコハマ散歩*コスモスと森

夕方、金曜、銀座。

昨夜は打ち合わせで久しぶりの銀座。 帰り途に、昔の職場の辺りをふらり。 金曜日の夜、コリドー街は 楽しそうな人であふれていた。 日本は大丈夫だ。たぶん。 🙂 . . 7Riii+55mm/f18, BlackmistNo5

東京の休日 #52 〜栗のアフタヌーンティーと「霧」の日本庭園に感動した夜のこと〜

ホテル椿山荘東京へやってきました。 友人とアフタヌーンティーを 愉しむことにしていたのです。 今回は、秋の味覚の一つ 栗のアフタヌーンティー でした。 (11月1日からは
アップルアフタヌーンティー 
となっています。) さて、可愛いヨーロピアンな雰囲気に 包まれたロビー・ラウンジ ル・ジャルダンへ。 ティーポットやカップも お花の愛らしいデザイン。 いよいよマロンアフタヌーンティーが 始まります。 エクレアとガナッシュには ハロウィーンの飾りが! 栗のパンナコ

オズワルド・チルトナーの「ミニマル・アート」(アウトサイダー・アート)

オズワルド・チルトナーの「ミニマル・アート」(アウトサイダー・アート) オズワルド・チルトナー(Oswald Tschirtner, 1920-2007/オーストリア) アウトサイダー・アート(アール・ブリュット)の作家だ。 1920年、ペルヒトルツドルフ(ドイツ)に生まれる。 その後、オズワルド・チルトナーの子供の頃は、神父をしていた伯父と叔母の家に育ち、10歳からは、神学校に進学してる。 それは自身も神父を望んでいたのだろう。 1937年には、大学の神学部に合格したが、オ

探すのとはちがう。導かれるんだと思った【百万遍知恩寺 秋の古本まつり】

京都の街には古本まつりがよく似合います。百万遍の知恩寺で秋の古本まつりが開催されているので行ってきました。 夏の下鴨納涼古本まつりに行ったことがありますが今年は残念ながら中止になりました。着いたときには小雨も降り出し大丈夫かなと思いましたがすぐに止み、晴れて秋空が広がりました。 たくさんの京都の古本屋さんが出店していますので大量の古本が所狭しと並びます。掘り出し物を見つけようと多くのファンで賑わう青空古本市です。春の古書大即売会と下鴨納涼古本まつり、そして秋の古本まつりは

秋晴れですな〜🌞 日焼け止め塗りまくって、ベランダピクニック(笑)

#2020年秋の美術・芸術!コンテスト- 版画鑑賞のススメ。~トーマス・アロム「The grand gallery of the Louvre」

#2020年秋の美術・芸術!コンテスト-中間のご報告として、基本は、ほぼ時系列に(多少の順不動お許しください)、応募いただいた作品を、1作品ごとに、ご紹介とコメントとしての評を入れさせていただき掲載させて頂きます。まずは、ご応募ありがとうございます。また、これから、応募ご希望の方も、個々の多様な、、ご自分の視点で、気軽にご応募くださいませ。 ・版画鑑賞のススメ。~トーマス・アロム「The grand gallery of the Louvre」 宇佐兎三★うさうさんさま 応

重陽の宴に思いを馳せて詩を詠むということ【北野天満宮 余香祭】

京都の北野天満宮で行われる余香祭。菅原道真公が重陽の宴で詩を詠み、一年後、過去に思いを馳せて詠んだ詩にちなみ歌会が行われるようになりました。道真公を偲ぶ行事です。 重陽の頃ということもあり拝殿の横には菊の献花がされていました。神職は冠に小菊をかざして奉仕されます。拝殿で全国よりよせられた詩を選び献詠がはじまります。今年はコロナの影響もあり短縮して行われたそうです。 境内で色づきかけたイチョウの葉をみると秋を感じます。どこから落ちてきた?という赤い紅葉にはびっくりしましたが

浮遊する変拍子メトロノーム,色と構図の楽譜で奏でる絵画 #ピーター・ドイグ

パブロ・ピカソの『ゲルニカ』のように強く訴えかけてくる絵画と、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』の空想に漂うように語りかけてくる絵画があるとすれば、ピーター・ドイグ氏の絵画は、後者の空想に漂う感じなのだろう。 ドイグ氏の絵を初めて目にした画像写真(artoday - chiakiさま)は、新鮮なのにどこか懐かしさ芳(かおる)そんな不思議な絵だった。おとぎの国の様なそんな絵画に私はひと目で恋に落ちた。絶対に展覧会に行こう!そう決めていた。しかし予定していた矢先コロ

アボカドの固さの感想(ネタバレあり)

出町座で鑑賞。 主演の前原さんと監督の舞台挨拶付きで観たけど、前原さんがマジでスクリーンからそのまま飛び出してきた様な存在感で笑ってしまった。 美しい恋愛映画みたいなポスターと、タイトルのお洒落な感じもあり、なんとなく小奇麗なイメージで観始めたら、ビックリした。 ちょっとおかしい人が彼女にフラれ、更にどんどんおかしくなっていく様子をこちらの感情移入を許さない突き放したトーンで撮っている。 ゲスな性欲含め自らの恋愛体験を赤裸々に作品にしているという意味でこないだ観た「喜劇愛

コロナ禍のJリーグ・サッカーの試合はオーケストラ鑑賞のようだった話。

はじめて見に行ったプロサッカーの試合が昨日でした。それまではコロナ前の状況で応援が派手と知られる阪神の試合をしかも外野で見るということしかしたことがなかったので、かなり異質のものに感じたというお話。 ほぼ毎日更新しているフランス語のことわざを昨日サボってしまったのは、ナイター(サッカーでもいうんだろうか?)試合を見に行ってたせいだったりする。 一応お断りしておきたいのは、野球もサッカーも…ワールドカップすら家のテレビならば観ない選択をする程度に興味なかったりする。 ただ球