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ほっこりとおだやかに

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素敵なクリエイターさんたちのノートをまとめています
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2021年3月の記事一覧

momo’s kitchenへようこそ

momo’s kitchenへようこそ。 私のお店Art saryoは、コーヒーやケーキだけでなく、お食事もお楽しみいただけます。 momo’s kitchen は、お料理を提供するまでにお時間をいただきますが、とびっきりの愛情を込めて、おいしいお料理を提供します。 元気を出したいあなたには、ハンバーグ定食がおすすめです。 肉肉しい、ジューシーなハンバーグです。 ボリューム満点。元気を出したいときはとりあえずお肉ですね。 がんばったあなたには、メカジキのステーキとハン

今日のYOGA。「穏やかさを知っているから/周りのためにも」

3/28 6:15。 マットに座り、目を閉じ、 胸の前で手を合わせる。 それだけで、 時が止まったかのような 穏やかさを感じられる。 どんなにお天気が悪かろうと 身近でザワザワするような ことが起きようと 「大丈夫」と思えるのは この穏やかさを知っているから だろうなと思う。 今日もそのことを身をもって 感じることのできたいい朝だった。 3/29 10:20。 「うー、気持ちいい」と 何度も声がもれてしまうほどに 身体のあちこちがカタかった。 肩周り、股関

詩、小説、エッセイのトリニティー

 私はこのnoteで、エッセイと詩、そして小説を公開しています。  そのどれもが自分にとって大切な表現なのだと、先日あらためて気づく機会がありました。 ↓こちらの記事で書いたとおり、noteを始めて2周年の節目に感じたことです。  詩、小説、エッセイ。  それらは私にとって、表現としては異なる位格でありながら、同時に、ひとつのものであるとも言えます。まさしく三位一体、トリニティーだなあ、と思いました。  エッセイでは、優しいものを届けたい。読んでくださった方の気持ちが

さくらさくら、空と大地がはんたいになる

近所の桜は盛りを過ぎてあとは散るばかりとなりました。散り始めた桜の花びらが大地をおおい、薄紅色のじゅうたんを広げています。 最初は薄かったじゅうたんも、だんだんと厚みをましじゅうたんを踏めば足が沈みそうです。踏んでしまうのはもったいないので、できるだけ避けて通っています。 仰ぎ見れば薄紅色の空、桜並木の遠くを見やれば薄紅色の靄、下に視線を向ければ薄紅色のじゅうたんです。 さらに頬にあたるのは、散ったばかりのやわらかい花びら。お花見をするのは難しい時期ですので、贅沢だな~

ある日の猫*天使?

折り重なってできている

大切にするというのは、大切にされることと同じような気がする、うまく言えないけど、「大切」は折り重なってできている。 わたしがひとの手に手を重ねると、それはひとの手がわたしの手に重ねられているということでもあって、「大切にする」はそんな行為だと感じる。 わたしが装画を描いた本が、一冊ずつ袋に包まれて実家の本棚に収められていた。はじめは絵の仕事で暮らしていくなんて内心半信半疑だったところもあるだろうけど、いまは仕事のことをよく聞いて、一番喜んでくれる。 わたしには親にしてあ

次女と絵本制作~卒業によせて~

講堂に集う卒業式は中止になった。 三月某日、娘は教室で卒業証書を受け取り、通っていたデザイン学校を無事に卒業したと連絡がきた。 その数週間ほど前、広い校舎を利用して、卒業制作展が数日間にわたり開催されていた。 青空なのに雪がちらちら舞う中、展示会場となる学校の最寄り駅で娘と待ち合わせる。 大学卒業後に社会人で入学したので、もう親の出る幕じゃないなと入学式には出席もしていないし、去年は外出していないので展示会などを含め学校へ来たことがなかった。日差しで溶けかけの、ぬかるんだ

クマとハム(135日目)

【小説】眠れぬ夜のカップ麺

その日のお客は、品もあって気前もいい、関西弁の団体客だった。 「こいつなあ、いつまで経っても彼女できへんねん。もう30やから、俺も心配しとんねん。」と幹部らしき人が言う。 いや、ほっといたれよ、とその幹部の水割りをつくりながら、心の中でつぶやく。 この時代のひとたち。血縁を各共同体の中で絶対としているわけで、彼女ができないことが人との原初的な繋がりが皆無になってしまうような、そういう何かなんだよな。そうやって、頭の中でとりあえずの納得へ持っていこうとしたけれど、いや、でもあ

桜のじゅうたんが広がり始めました

まだ薄暗い明け方ですが、強い雨風の音で目が覚めました。春の嵐を思わせる暴れっぷりに、今日の電車は遅れてしまうのではないかと心配になりました。 強い雨風が気になったものの、まだ早い明け方でしたので二度目の眠りにつきました。再度目が覚めれば暴れていた雨風は、すっかり大人しくなっていました。 ほっとした私は、外出した時に、桜並木と桜の木が植えてある公園をぐるりとめぐることにしました。 やっぱり散っちゃってるな。 雨風の強さに耐えかねて枝から離れた花びらが地面に散り、薄紅色の

《桜、出逢い.》

 このご時世だから。いろいろなことが閉ざされているように感じられていた。そのせいで叶わないことばかりのような気もしていた。  旅行も、夢も、新しい出逢いも。  そんな一月のある日。彼女からふいに連絡が来た。拙いわたしの文章を読んで、「ドキュメンタリー番組の取材に協力していただける方を探している」とメールをくださったのだ。テレビの制作会社でディレクターをしているという女性だった。  文面から伝わる誠実さ。お電話でお話しするとそこに穏やかさも加わり、お逢いするとさらに優しさ

聖金曜日に向けて、プチ断食の記事などがご好評いただきました

 本日はnoteから、↓こちらのお知らせが届きました。  先週の金曜の記事「来週は聖金曜日。今日もしました、レントのプチ断食 ~肉料理を避ける」が「#料理」でたくさんのスキをいただきました。ありがとうございます!  そして、先週は、↓こちらのお知らせもいただいておりませいた。絵柄がとてもかわいいですね。タンポポ畑でしょうか?  有料公開している小説「リヴァース #MeToo」のⅡ章 ホサナを、複数の方がオススメしてくださいました。ありがとうございます!  春らしいイエロ

迷ったら歩く。

春のにおいに気が付いて 黄色い喋々と並んで歩く。 大好きなミモザはキラキラ揺れて、 桜は皆を笑顔にしている。 少し疲れたら休憩を。 ふと見た足元にてんとう虫。 短い足でぐるぐる動いていたけれど クローバーの裏で休憩を始めた。 どこにいても ひと息つくのは大切なこと。 金柑の木に青い鳥がやって来て、 仲間に何か言っている。 たぶんここのは 美味しいよとか いまいちだよとかの世間話。 ぺんぺん草も元気だし、 名前の知らない草花も いつも通り順調な成長。 ただ生

おうちじかんのおうちごはん

食べることをこよなく愛するオットとムスメ。 一方で食欲のわかない私。 以前は週末塾のない日曜日の夜は決まって外食をしていたけれど、コロナ禍ですっかり外食の機会を失い、全てが私の肩にのしかかったこの1年。新しい味への楽しみを見いだせなくなった2人から日々3食のごはんに対して以前よりも注文が増え、頭を悩ませながらメニューを考える日々が続きました。特に受験生のムスメは外出することもなく食事とデザートだけが普段の楽しみであったこともあり、毎週1回はハンバーグを作ることに。 お肉