柊有花

イラストレーター、詩人。見えないものを形にし、誰かに何かを届ける」をモットーに活動。ほぼ日手帳、cozyca productsの紙雑貨、画文集『花と言葉』など。 https://hiiragiyuka.tumblr.com

柊有花

イラストレーター、詩人。見えないものを形にし、誰かに何かを届ける」をモットーに活動。ほぼ日手帳、cozyca productsの紙雑貨、画文集『花と言葉』など。 https://hiiragiyuka.tumblr.com

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    • 柊のしごと・かんがえごと

      展示や仕事、日々の生活のなかで考えていることを書き留めておくためのマガジンです。

    • ことばのみちのり

      絵と言葉と、そのあわいにあるようなものを作っていきたいと思っているのですが、その道のりもここにときどき残しておきたくなりました。よろしければぜひおつきあいください。

    • 140の詩

      140字の原稿用紙に詩を書いていきます

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      『春と初夏の詩集』

      SUNNY BOY BOOKSさんで春に行った個展「夜も川は流れている」、そしてにじ画廊さんで初夏に行った個展「あなたに咲く庭」のために書き下ろした二篇の詩をそれぞれポストカードに収めた詩集です。 詩とともに挿絵が箔押しで印刷され、部屋に飾ったり誰かに贈ったりするのにもおすすめです。 サイズ:ポストカード148mm×100mm、封筒162mm×114mm ※限定100部です。再販はありません。
      990円
      Yuka Hiiragi
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      画文集『花と言葉』

      みなさんからのお話を聞いて、一冊の本にまとめました。 https://yukahiiragi.theshop.jp/items/27265398 文庫サイズで手のひらになじむ大きさです。 表紙・本文ともに、アラベールというマットで素材感とあたたかみのある紙に印刷しています。本文は52ページ、フルカラー。 ここで販売している他のZINEと比べると、すこし厚みがあります。 2020年10月に行った京都HIRAETHの個展で初めて発売し、ありがたいことに800冊をお届けすることができました。贈り物としてお求めいただく方も多く、とてもうれしいです。 ご希望があれば絵やサインなどもお入れしますので、備考欄にご希望をお書き添えください。 本商品は下記で全ページ公開しています。ご参考まで。 https://note.com/yukahiiragi/n/n541ff669ceee
      1,430円
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      『春と初夏の詩集』

      SUNNY BOY BOOKSさんで春に行った個展「夜も川は流れている」、そしてにじ画廊さんで初夏に行った個展「あなたに咲く庭」のために書き下ろした二篇の詩をそれぞれポストカードに収めた詩集です。 詩とともに挿絵が箔押しで印刷され、部屋に飾ったり誰かに贈ったりするのにもおすすめです。 サイズ:ポストカード148mm×100mm、封筒162mm×114mm ※限定100部です。再販はありません。
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      みなさんからのお話を聞いて、一冊の本にまとめました。 https://yukahiiragi.theshop.jp/items/27265398 文庫サイズで手のひらになじむ大きさです。 表紙・本文ともに、アラベールというマットで素材感とあたたかみのある紙に印刷しています。本文は52ページ、フルカラー。 ここで販売している他のZINEと比べると、すこし厚みがあります。 2020年10月に行った京都HIRAETHの個展で初めて発売し、ありがたいことに800冊をお届けすることができました。贈り物としてお求めいただく方も多く、とてもうれしいです。 ご希望があれば絵やサインなどもお入れしますので、備考欄にご希望をお書き添えください。 本商品は下記で全ページ公開しています。ご参考まで。 https://note.com/yukahiiragi/n/n541ff669ceee
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    日陰をつくる

    日傘をさす。 さんさんと降り注ぐ太陽の光を遮るべく。日傘はわたしの体に小さな影を作り、心なしかすこし涼しくなったような気がする。 日傘をさす。 さんさんと降り注ぐ言葉の雨を遮るべく。日傘はわたしの心に小さな軒を作り、心なしかすこし心休まるような気がする。 夏らしい日差しは街を煌々と照らす。しばらく外を歩いただけで、汗が噴き出し頭も痛くなってくる。揚羽蝶や紋黄蝶、小灰蝶や青条揚羽が、照らされた茂みの光と影のあいだを縫うようにひらひらと飛び交い、日差しとともにこちらを幻惑する

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      • 花と言葉と土地

        『花と言葉』が1000冊完売を迎えて(いまは1100冊となりました、ありがとうございます)、あらためてできることがないかを考えています。 『花と言葉』はわたしのオンラインショップや個展でも販売しているのですが、全国各地にある書店や雑貨店でもお取り扱いいただいていて(海外でもお取り扱いいただけたらなあと考え中)、そこで本に出会ってくださる方がとても多いのです。 お取り扱いいただいているのは北は長野県、南は石垣島とかなり広範囲にわたっていて、そのなかにはわたしも訪れたことのな

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        • なんとなく心にしっくりこないとき

          何をしても、どこへ行っても、なんとなく心にしっくりこない。そんなことがときどきある。これには段階があって、もやもやしているなあと思ったら早めに外へ出て、カフェなり、海なり、山なりへ行く。そうすると毛穴から汗が噴き出すように、自分のいる環境と心のあいだで循環が始まって、澱のようにたまった心の底の水が澄んだ水へとなっていくような感覚がある。 これがもう少し進むと、冒頭の「何をしても、どこへ行っても、なんとなく心にしっくりこない」ということが起こる。好きなカフェへ行っても、知らな

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          • 銀色の風

            ある明るい昼下がりのことです。永遠に広がるような草っ原の真ん中に、小さな家がありました。それは薄灰色の頑丈な壁でできていて、雨や風が吹いてもびくともしないような家です。家の壁にはそこから出入りできるほどに大きい窓があり、その両端にやわらかく揺れるカーテンがつけられていました。 大きな窓の桟には一人の子どもが座って外を見ています。のびのびと育っている草花が揺れているのを目で追っていると、一人の子どもが窓の前に座りました。桟に座っていた子はやってきた子の方を向き、にっこりと笑い

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            『花と言葉』が発行部数1,000冊となりました

            長いあいだ品切れとなっていた『花と言葉』と『Letters』の在庫が復活しました! 『花と言葉』は発行部数1,000冊に。 絵と言葉をやっていこうと思わせてくれた本です。まだまだ届けていきたいです。 お取り扱いくださるお店も引き続き募集中ですので、ぜひご連絡ください。 🌷画文集『花と言葉』 https://yukahiiragi.theshop.jp/items/35168494 🌷画文集『Letters』 https://yukahiiragi.theshop.jp/

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            個展での演奏会のこと

            2022年5月21日土曜日ににじ画廊で行われた、初夏の演奏会。 マトカさんとPaniyoloさんの演奏と、柊有花による詩の朗読を行いました。 冒頭はPaniyoloさんの演奏と、柊有花による「冬の14行」「春の14行」の朗読、それから流れるようにPaniyoloさんの演奏へと移行し、マトカさんを迎えて3人での演奏。そしてマトカさんの演奏へ。 マトカさんの演奏の最後にふたたびPaniyoloさんが合流して演奏し、最後は4人集まって、演奏と「初夏の14行」の朗読を行いました

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            個展についてすこし書きます

            ラフを描こうとカフェに入ったのはいいが、鉛筆を忘れてしまったことに気がついた。あたたかい珈琲はマグにたっぷり入っているし、このまま帰るのももったいないのですこし今度の個展について書こうと思う。 先日までSUNNY BOY BOOKSさんで「夜も川は流れている」というタイトルの個展をしていた。冬の14行という詩とともに冬から春へうつりゆくなかでの夢のような手触りの絵を展示した。あわい、うつろい、やわらかい、形になる前、さまざまなイメージがあった。 絵は、特に個展で展示する作

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            東京/吉祥寺で個展を行います

            個展のおしらせです。 柊有花個展「あなたに咲く庭」 5月12日(木)〜24日(火)  12:00〜20:00 ※水曜休 @にじ画廊(東京/吉祥寺) 新作の絵と、季節の14行の詩を展示します。内容についてはすこしずつおしらせしていければと思います。 個展の詳細についてはにじ画廊さんのページをご覧ください。 http://nijigaro.com/exhibition.htm * そして5月21日(日)にはすてきな演奏会を行います。 Paniyoloさんとマトカさ

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            海鳴りを聞く

            僕は考えている。ひとつの、ある問いについて。 机にかじりついて考えていても詮ない。溜息。僕は歩いてみる。どこへ向かって?目的地は特に決めない。職場、公園、なじみの喫茶店、今日はどこへも向かわず、足の動くままに体を進めている。右、左、右、左ーー腕はそれとは入れ違いに、左、右、左、右と互いに振り子のように揺れている。体の隅々に根を張っていた力は全身の毛穴から蒸発し、ねばりついた重さから解放される。 いまは初春、夜だ。 空には雲がかかり、上弦の月がその輪郭を溶かしながらうっすら

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            個展「夜も川は流れている」と、次の個展のこと

            SUNNY BOY BOOKSさんでの個展「夜も川は流れている」が無事に会期を終えました。思いがけない方との再会、初めましての方との出会い、友人との再会など、たくさんの機会がありました。作品とともに詩集『夜も川は流れている 冬の十四行』もたくさんの方にお迎えいただけて、次へつながる力をいただけたように思います。ほんとうにありがとうございます。心から感謝しています。 個展が終わって5日がたとうとしています。会期と入れ替わりに怒涛の春がやってきて、眠くて眠くて仕方がありません。

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            けぶる春憂ううなじは溶かされて 涙とともに甘いパン食べ 2022.3.5

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            極東の団地立ち並ぶ 隙間照らす夕暮れは遠く 2022.3.3

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            砂の名前

            砂漠の上を船が走るという。 はてしなく広がる砂漠のはるか向こうから、船を目指し少年は馬を走らせている。 一陣の風が彼の前を抜け、少年の姿が霞む。 今日は風が強い。気温は四十度、太陽は南中。少年のまとった布が足元ではためき、舞い上がる砂を弾いている。 少年とともに走る馬の、薄く張り巡らされた皮膚は太陽の日差しを浴びてつややかに光っている。少年は体を前に倒し、手綱をつよく引きつけ馬と息をあわせる。 「アズハル、もっと速く、もっと速く」 「この世は醜く許せないことばかりだ」

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            いずれまた、どこかできっと会いましょう 春に溶けゆく冬の吐く風 2022.2.28

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            詩集「夜も川は流れている」のこと

            個展「夜も川は流れている」にあわせて14行の詩を書きました。 個展の作品は、それぞれのひとが持つまなざしと、そこに映し出される世界の風景のあり方、そのふくよかさについて想いをはせながら絵を描き、作っていったのですが、そのはじまりになったのはちいさな詩でした。 --- 夜も川は流れている  わたしたちは 眠り、わすれ  黒鍵のない ミとファのあいだのように  白い雪の上を 歩くのです --- 個展をおこなうときに、まず最初に言葉があり、そこからすこしずつ絵のイメージが

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            「夜にかえるみず」

            <はじめに> 絵とともに、詩や物語を書き溜めています。絵と言葉と、そのあわいにあるようなものを作っていきたいと思っているのですが、その道のりもここにときどき残しておきたくなりました。よろしければぜひおつきあいください。 --- 「夜にかえるみず」 JR、終点まで乗る。かろうじて男が倒れずにいたのは、知らない男の肩のためであった。ふたりはまるで親密な恋人のように見える。終電をひかえた電車は渋谷を発ち、長い時間をかけて焼くように夜を走り抜けていく。扉を閉めてしまえば車内はあた

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