黄落やしばし足止め道の端
季語;黄落(晩秋)
こうらくやしばしあしとめみちのはし
町内会の清掃活動の成果か、いつもはきれいに掃除されている道路の側溝が枯葉でいっぱいになっていた。
黄落とは、広葉樹の落葉のことをいう。公園に続く坂道の桜並木から舞い落ちた枯葉が大半のようだ。イチョウやブナのような鮮やかな黄色ではないが、積もった落葉にはハッとさせられるはかない美しさを感じた。
山肌の木々や坂道の桜並木そのものは、寒くなって葉も少なくなったなぁ、程度の印象しかもっていなかっただけに、こんなところで落ち葉を鑑賞できるとは思わなかった。
桜の時期には、花見客でこの公園も坂道もにぎやかになる。今年はステイホームだったが、来年はどうだろう。
そして桜の終わりにはこの側溝が花びらで埋まる。
既発表の俳句やらをまとめたマガジンです。お時間があればのぞいていただけるとうれしいです。
本日もおつきあいありがとうございました。スキ、フォロー。コメント大喜びします❗️
本質的に内向的で自分勝手なわたしですが、世の中には奇人もいるものだなぁーと面白がってもらえると、ちょっとうれしい。 お布施(サポート)遠慮しません。必ずや明日への活力につなげてみせます!