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あなたに興味があります

おはようございます。
6月28日、艷華VOICYの配信です。

昨日、聞き上手について
その目的を明確にしてくださいねとお話をしました。

これは頑張らない接客の仕組みの中でとても大切なポイントですので、
しっかり頭に置いといてほしいなと思います。

聞き上手っていうのは、お客様に
「あなたに興味がありますよ」と、勘違いしていただくためにやるんです。

世間一般では、
「お客様に寄り添った接客をして、お客様に気に入っていただく」
「そのために情報収集が必要なんですよ」
「だから聞き上手になりましょうね」
とよく言います。

これは全然意味ないです。
やらないでください。

聞き上手は「あなたに興味があるんですよ」を表現するためです。
そして、お客様に「自分に興味があるのかな」と勘違いしていただくためです。

だから、褒めるからの質問になるわけです。
質問から入らない。
褒めるからの質問に入る。
それによる結果として情報が得られるものだということですね。

第1印象についてもそうです。

「接客において第1印象はとても大切ですよ」
「会った瞬間の印象でその人を気に入るかどうかというのが決まりますよ」
とよく言われます。

これは間違いじゃないです。
その通りなんです。

ですが、ほとんどの人は
それで気に入っていただくために第1印象を良くする解釈しています。
これが接客業での落とし穴なんです。

売上が上がる人は、
「この子自分に興味がありそう」
とお客様に思っていただくために、第1印象を良くします。

「素敵な笑顔でいいな」
「この子、性格よさそう」
ではありません。
それでは売上には直結しません。

会った瞬間、お客様が
「この子、自分に興味があるのかな」
これが第1印象です。

だから、ここでも
お客様を褒めるところから入るという意味があるわけです。

接客中においても
「気遣い・心遣いが大切ですよと」
と良く言います。

うちもそう言ってます。

でも、これも何のためかということを外さないで欲しいなと思います。

お客様に気に入っていただくことが目的だと
気遣い・心遣いも意味がないわけです。

お客様に
「自分のために一生懸命してくれてるんだな」
「この子、自分に興味があるからそうやってしてくれてるんだな」
と感じとっていただくために気遣い心遣いをするんだということ。

気に入っていただいて、寄り添うためではないということ。

ここをしっかり頭で理解して、やっていってほしいなと思います。

それでは今日も
頑張らない接客のしくみをもとに
笑顔でストレスなく1日を過ごしていきましょう。


接客で悩まれる全ての方へ

接客のお仕事に向き・不向きはありません。
社交性・会話力・性格の明るさ…、全然関係ありません。
強い精神力で頑張らなくても結果は出ます。

悩んだ時、お店の人や先輩は、寄り添って「気にしない事よ」となだめてくれたり、「心を強く持って頑張りましょう」と言ってくれたりするでしょう。しかし、悩まなくて済む方法は教えてくれません。

「心」の話で解決しようとしているからです。

この本を書いた理由は、そういったストレスに押し潰される人が考え方を変えるだけで、ストレスなく頑張らずに結果を出す人になれる事を確信していただくためです。

実はそんなに難しい事ではありません。
考え方をちょっと変えるだけで、見える景色は一変します。

この本があなたのお役に立てることを心から望みます。

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