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腸活: 腸内細菌ブースト!植物性食品を週40種類チャレンジ

ブログの更新がどんどんゆっくりになっています汗

5月に日本へ3週間ほど一時帰国して、冬のシドニーに戻ると冬眠してしまった。

気がつくと、こちらもどんどんと暖かくなりジャスミンが咲き始めそろそろ春を感じています。

真夏の日本は猛暑ですよね、きっと。

暑いと食欲も落ちてしまい、素麺ときゅうりで過ごしてしまいそうですが

バテないためにもしっかりとした食事を心がけることが大事ですよね!

食事は私たちはもちろん、体内で活躍する細菌たちにとっても重要です。

腸内細菌が心身の健康にいかに重要かはもはや誰もが知るところですが

先日仕事の関係で、腸内細菌叢検査サービスの会社の研修があり

改めて腸内細菌ワールドにハマってしまいました。

腸内細菌については以前にも記事にしているのでこちらをどうぞ。

時間のない方は

  • 理想の腸内細菌は不明:個人によって違う個性的な臓器

  • 腸内環境を整えるとは、自分の腸内環境に育つ様々な細菌たちを元気にすること(バラエティーが大事

  • なので「善玉菌をとる」よりも「餌となる食物繊維やそれに似た働きをする食品をとること」が効果的

腸内にはたくさんの細菌がいますが、

  • 偏った食事

  • ストレス

  • 運動不足

  • 薬(抗生物質やNSAIDなど)

様々な原因で定住していた細菌のバランスを崩し、結果ハッピーに暮らしていた細菌たちが住みにくい環境になり減少 または過剰に増えて悪さをする細菌たちも出てきます。

そこで、腸に住む細菌たちを少しでも活気づける「ブースト」的なことをやってみよう!

というのが今回のお話です。

前置き長い!

本文は短いのでお付き合いください笑

食物性食品週40種類チャレンジの目的


私の働くナチュロパシー(自然療法)のクリニックの同僚二人が最近「Probiotic advisor」という新たな資格を取りました。

その資格を作った先生がおっしゃられている腸内細菌を元気にする方法の一つ

「食物性食品週40種類チャレンジ」です。

私のブログでも何度も書いているように、食事では同じものを食べるのではなくバラエティ(虹色を目指す!)を意識することがとても大事です。

  • 様々な栄養素が取れるから

  • バランスがとれるから

など考えられますが、これは「腸内細菌にも良いから」です。

先に書いたように、腸内細菌の多様性が腸内環境に良い=健康につながる、という認識がされるようになっています。

そして腸内細菌が好む食事は細菌によって違います。

豊富な食材(主に植物性食品)が腸内細菌の多様性には欠かせないのです。

食物性食品週40種類チャレンジの目的は、「豊富な食物性食品を意識的に摂るようにしよう!」ということです。

なので1週間だけ40種類食べたから腸内環境が変わるよってのではないです。

そしてやってもらうとわかるのですが40種類って結構多いです。

今週無理なら来週またチャレンジ!

書き出すのが面倒になってきたら、意識だけでも豊富な食材で食事をするように心がけてもらえたら良いかと思います。

そのくらい気楽に、ちょっとしたチャレンジくらいに思う方が続きます。

大事なのは続けること!


食物性食品週40種類チャレンジのやり方


✳️ 植物性食品 (穀物、豆類、キノコ類、野菜、果物、海藻、ナッツ)
✳️ 調味料やスパイスなどは基本含まない
✳️ 精製されたもの(米や小麦)は含まない
✳️ 回数ではなく種類でカウントする

以上のルールで、週に何種類の食品を食べているか書き出してみよう!

というものです。

注意点:

例えば、毎日豆腐と味噌汁を食べる人は、

7回「豆腐」7回「味噌」じゃなくて、「大豆」で一種類です。食品&種類で数えてください。

実際にやってみた感想


今週で4週目に入りますが、ある週の私のはこんな感じです。

汚い字の上、誤字脱字、スペル間違い 恥ずかしいです

しかも40種類いってない~

偉そうにいってもこんなものです。

このチャンレンジで難しいと思ったところ

  • 一人分の食材で種類を増やすのは難しい

  • 作り置きを結構するので同じものを食べることが多い

  • 外食(友人宅なども)するとより難しい

良かったこと

  • 旬の野菜・果物をより意識するようになった

  • 料理を楽しむようになった

今週も40種類は無理かも💦

けど、来週またチャレンジしようと思います!

効果は感じるのか?


本来なら腸内細菌叢検査を何度かして、

ベースライン(始める前)

数ヶ月や半年など期間を空けてテストする

とわかるのでしょうが、めちゃお金かかりますよね。

もちろん肌艶、健康状態や精神状態でも測れますが

一番手っ取り早いのは何といっても「便の調子」を見ることではないでしょうか?

じっくりしっかりみてチェックしてください。

便の形や状態をチェックするブリストルスケール(Bristol Stool Chart)と照らし合わせてみると良いですね。

 スタンフォード大学よりhttps://pediatricsurgery.stanford.edu/Conditions/BowelManagement/bristol-stool-form-scale.html

目標はタイプ4です。

最後に

このチャレンジを始めてから、食べたことがない食材に手を伸ばしたり、

それに合わせてレシピを見たり

なかなか楽しいチャレンジだと感じています。

あまり考えすぎないで、

サボっちゃう時も(よく)ありますが

改めて、食材について、食事について、体について

考えるきっかけにもなりました。

あなたも一緒にちょっとチャレンジしてみませんか?

もし一緒にやってみようと思う方がいれば嬉しいです。


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