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作り手も、作家も、贈る人も、もらう人も。そして、社会も。みんなが楽しめるビールギフトが、はじまる。

異彩のアート×クラフトビールを、岩手から全国へ。
ヘラルボニーから、新たな挑戦を綴るお手紙。


2022年9月22日。
今日、私たちヘラルボニーは、
伝統的な手造りの本格ビールをつくる
「べアレン醸造所」とプロデュースした
“新たなアートビール“を「CAMPFIRE」で発表しました。

目指したのは、
作り手も、作家も、贈る人も、もらう人も、
みんなが楽しめるビールギフト。

みずみずしく、爽やかな味わいの
アルコール・ノンアルのクラフトビールを
岩手の作家が描いた異彩のアートで
鮮やかに、やさしく包んだ
大切な人たちのための、特別なギフトです。

左:ノンアルコールビール「雨ニモマケズ風ニモマケズ」、右:アルコールビール「Let it Be 」

ビールは人と人がつながり、
楽しい時間や空間をつくりだすことができる飲み物。

一杯のビールより、いっぱいの人に楽しんでもらえるビールがつくりたい。
それをささやかなギフトに綴じ込めて、岩手という地から全国へ届けたい。
そんな思いから、私たちの挑戦がスタートしました。

みんなで囲む食卓の場を、障害のある作家のアートが彩ることで、
作家や作り⼿の存在を感じてもらえる。

贈る人から贈られる人を通じて繋がりの輪が広がり、やさしさが循環する。

「ビールコラボ」から、もう一歩踏み出して。
「障害」のイメージを変容しながら、未来につながる新たな文化を、
ここからはじめるための、次へと進むための挑戦です。


ビールを彩るのは、岩手出身の作家・小林 覚。

アルコールビールのパッケージに起用されているのは、
Let it Be 」という作品。

作品:「Let it Be 」

高校時代に覚さんが学習発表会で歌い踊った
「生きる~青春編」の「手のひらに太陽を」に登場する
「太陽、ミツバチ、アメンボ」などのキャラクターが
キャンバスの世界にいきいきと描かれています。

ノンアルコールビールのパッケージに起用されているのは、
「雨ニモマケズ風ニモマケズ」という作品。

作品:「雨ニモマケズ風ニモマケズ」

岩手が生んだ詩人・宮沢賢治の詩のワンフレーズが
覚文字となって、アートのなかを自由自在に浮遊します。

ギフトセットのお届けイメージ

異彩のアートで、大切な人と乾杯しよう。

ビールのギフトを、異彩のアートを、
もっと楽しんでいただくために。

岩手の作家・小林覚と八重樫季良のアートが起用された
グラスやコースタ―などの食卓を彩るテーブルウェアをはじめ、
ここだけのオリジナルアイテムも。

ぜひ、CAMPFIREのリターンページもご覧いただけると嬉しいです。

ヘラルボニー双子の代表からメッセージ


自閉症の兄は、ビールを飲んだことが人生で一度もありません。
いつも食卓にはお茶かジュースが並んでいます。
でも、きっとこのビールなら家族で一緒に乾杯する
彩り豊かな景色がみれるはず。

作り手も、作家も。贈る人も、贈られる人も、そして社会も。
関わるすべてのひとの大切にしたい想いや価値観が
「やさしさ」となって循環するギフトを目指しました。

岩手を、盛岡を「障害のイメージ変容を実現する」聖地にするために。
私たちはこれからも新しい文化体験を創出し、
地方都市から世界へとその思想を届けていきます。

みまさま、応援よろしくお願いいたします。

株式会社ヘラルボニー 松田崇弥 松田文登

▼クラファンページはこちら▼
岩手から全国へ。『異彩のアート×クラフトビール』で、
みんなが楽しめるギフトを。


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