オッサンになっても若い子と結婚できるのか考えてみる

結婚相談所には33歳の壁というものがあるらしい。

それは結婚相談所が年齢制限を設けているのではなく、一般的な女性が男性に選ばれてカップル成立しやすい可能性のボーダーが33歳より上か下かという話らしい。

男性がそのように明確に年齢制限を指示したわけじゃないと思うが、男性の好みなどで統計を取ると、結果的にそのような法則が生まれてしまうのかもしれない。なんだか現代の人力で行ったビッグデータ解析かもしれない。

恋愛に年齢は関係ないという人が結構多いらしいが、自分としてはめちゃくちゃ関係あると思う。例に漏れず、自分も結婚相談所の女性の年齢ボーダーに協力しているような人間かもしれない。

結婚において、男性は呑気だと言われる。理由としては別に男性は何歳で結婚しようが特に問題はないし、社会からの偏見の目も女性ほど厳しくはないからだ。

だが、女性が子供が欲しくて、40歳で結婚して子供を産もうとすると、さすがに20歳の身体状態と同じというわけにはいかない。

医療技術の進歩で産むことは十分可能だとは思うが、現実問題として若いほうが安全性や健康状態など、母子ともに健康で出産できる可能性が高まる。

私は普通に女性と結婚したいと思うが、結婚して子供を産むかどうかは相手に委ねようかと彼女もいないのに勝手に考えている。

子供を産むことが結婚の目的になるのは違うと思うし、それなりの歳になって子供産むのしんどいけど、子供育てたいなぁとなったら、養子を得られるような雰囲気に日本がなってほしい。

最初の33歳の壁の話に戻れば、一般的な男性は若い女性が好きということになるんだと思う。私は年齢的におっさんになりかけてはいるものの、正直そんなに若い女性に行きたいかというと、そうでもない気がする。

ゴリゴリのおっさんになったら気持ちが変わるかもしれないが、大学生の時のように20歳くらいの女の子とこれから付き合えるか考えてみても、100%いらぬ心配なのに勝手に不安になってしまう。

話が合わないとまでは行かない気がするが、なんかめちゃくちゃTikTokでおもんない踊りとか変顔の動画上げてたら嫌だなとか、文化がかなり違いすぎて、落ち着かない気がする。ただ、変顔がめちゃくちゃおもしろかったら、めちゃくちゃ好きになる可能性も無くはないと思う。

じゃあ、今の私と同級生の子だったら気が合うのかというと、多分合わないから結婚していないんだと思うが、現段階では特別年下の女の子に行きたいという気持ちはない。

めちゃくちゃタイプの女の子がいて、色々聞いているうちに年齢がわかって、めちゃくちゃ年下じゃんとなってしまったら、嬉しくはないので、年下好きということではないと思う。

年の差婚した芸能人がよく、妻よりも妻のお母さんとの方が話が合うとか、そういうエピソードトークをしているが、芸能界という特殊な世界の人達は一定の年齢になってもモテると思うので、そのようなことが起こりうると思うが、普通の一般市民にはなかなか縁のない話だと思う。

じゃああえて年上に行きたいかというと、そんなこともないと思う。別に2歳くらい年上なら、私の年齢なら別にそんな変わらないので全然いいと思うが、5年10年離れて上だと、若い子の年の差と同じ理由で難しい気がする。

ただ、私の友達で年上の人がいいという人もいる。マザコンっぽい友達だから多分、お母さんの代わり的なことなのかもしれないが、実際よくわからない。

気が合えば年齢なんて関係ないよ。という発言はよく言われることだが、実際年齢というのはめちゃくちゃ関係あると思う。あくまでも、めちゃくちゃモテない個人の思想なので、一般的ではないかもしれない。

じゃあ何歳差なら良いのか、という明確なボーダーも正直自分の中には無いのだが、兄貴よりうちの奥さんが年上だったら嫌だなとか、なんとなく年齢で引っかかって嫌だなと思うポイントがあれば、嫌になるのかもしれない。

一般的な感覚だと、女性は男性の方が年上であってほしいという人が多いだろうし、男性は年下が良いのかもしれない。そうなると40歳で結婚しようという男性がいた場合、40歳以下のどの年代の人と結婚しようと考えるのだろうか。

2015年の国勢調査が現状では最新っぽいが、40代前半(40~44歳)の男性の生涯未婚率は29.3%らしい。要するに3割くらいの人が40歳くらいまで1回も結婚していないということである。

2015年のデータで、ここからさらに5年たった今となってはおそらく30%はゆうに超えていそうな感じではある。それに比べて同年代の40代前半女性は19.1%となっており、およそ2割となっている。

私の友人はそんな結婚しているということでもないが、普通に働いている人は普通に結婚し始めている。私と特に仲の良い人は、もちろんモテないので全然結婚してないが、やはり25歳あたりから結婚し始める人が増えて、40歳あたりまでにおよそ7割くらいの人達が結婚するのだろうか。

ただ、今の40代前半というのは、ものすごく人口が多い世代なので、そこを自分達のようなゆとり少子化世代と単純に年代で比べると状況が違うかもしれない。

人口はどんどん減ってきているので、正直自分としては40代の人口が多い世代に自分達と同級生くらいの女の子が結婚に持ってかれると、私の結婚相手がただでさえ少ないのに、どんどん減っていくという心配もある。

当然ながら40代以上の団塊の世代であったり、今の50代であっても人口が多いので、その人口のアンバランスさのズレ込みが代々続いていくとなると、同年代でモテる女性は、上の年代に取られているので、自分が結婚するとなると余計に下の年代を探りに行かなければいけないのかもしれない。

その傾向が20代30代と続いていくと、最終的に40代前半で3割の男性が結婚できていないということになるんだと思う。もちろんその中にはリッチな芸能人のように、モテるのでいつでも結婚できるけど遊んでいる人もいるだろうが、どちらにせよ生涯未婚率の上昇は続きそうだし、結婚を視野に入れない人も増えそうな気はする。

もちろん統計を真に受けたからと行って、自分がいきなり年下狙いになったり、なんか行動を変えるわけでもないが、やはり根本的に結婚したい意識が強い人が結婚しているんだと思う。

前の職場には50歳や60歳の女性で未婚の人が何人もいたが、別に特別何か問題があるような人でもなかった。むしろ、偏見かもしれないが、めちゃくちゃ明らかに性格やコミュニケーションに問題があるような人でも意外と結婚しているもんである。

めちゃくちゃパワハラをしてくる上司でも普通に二児の父親だったりするわけだし、結婚が一人前という認識も古いかもしれない。むしろ結婚が一人前ということじゃないな。と気づき始めた人達により生涯未婚率が上昇している可能性もある。

結婚できない理由を清潔感がないなどと簡単に言いがちだが、清潔感があっても結婚していない人はいる。その逆もしかりである。

この記事を書くにあたって、結婚相談所のYoutuberの人達の動画を見たりしたが、清潔感というのは見た目の平均点のような言い方をしていた。要するに服でも髪の毛でもバリバリにキメて無くても、標準より上で気を使っていればモテるということらしい。

「平均点より上なら良い」という言葉を聞いてなんとなく高校の同級生を思い出したが、そいつはやはり平均より上なら良いというのを口癖のように言っていてモテていた。テストでも半分より上なら良いとか、一流企業じゃなくても、平均年収以上ならいいとか、そんなことを言う人だった。

結局テストでもトップ10には入っていたし、会社もゴリゴリの一流企業に就職したわけだが、要するにそういう事だと思う。

簡単に言えば、モテない男性というのはそれの対局にあると思う。そして言うまでもなく平均点より上なら良いという人間が私は嫌いではある。人間として嫌いというより、性格として面白くないと思う。そして面白くないと思う人間がやはり女性にモテるので、永遠に解り合えないなという時間がこれまで続いている。

簡単に言えば私にとっての悪が、女性にとってモテる対象(正義)になってしまっている状況は、自分が悪に寝返るか、女性の中で改宗して洗礼を受けた数少ない人、かつ、自分が好みのタイプを探すという地獄に迷い込んでいる。

私にとっての白が、女性から見れば黒で、それはもうどうすることもできない。第三者委員会に持ち込んで審査を願いたいが、もしかすると、40代前半の3割の中の多くは自分と同じタイプかもしれない。

残念ながらオッサンになるほど、清潔感より程遠い存在になっていくのは避けられない。若いうちにやっておくべきことをオッサンになって処理しなければいけないほど面倒なことはないと思う。

樹木希林さんが言っていたらしい、「結婚は若いうちにしなきゃダメよ。物の分別がついたら、できないんだから。」という言葉を本当に言ったのかわからないが、本人が言っていなかったとしても、言葉の信憑性は高い気がする。

モテるモテない以前に、自分の性格や考え方として、普通に結婚できないのではないか。とさえ思い始めている。

めちゃくちゃヤバイやつでも結婚しているのは、上記の清潔感の平均以上をクリアしているか、シンプルに価値観がお互い合ったからだと思う。

容姿が清潔感に溢れているように見せることが、本質的に何の役に立つのか全く理解できないので、それを良しとしている人に不信感しか抱けないような人間になりつつある。

私は不潔はダメだと思っている。ただ、女性の言う清潔感は本当に清潔かどうかが問題ではない。らしい。

確かに清潔感と言っているので、清潔性ではないし、清潔であること。とも言っていない。なんとも便利な言葉ではある。

じゃあ原因がわかったので、自分も清潔感あふれる人間になろう!と思えばおそらく結婚はしやすくなるんだと思う。だが、残念ながらできない。面倒なのでやる気がない。それが結婚ができなくなる最大の理由と原因であると思う。

だいぶ雑な表現をすれば人に合わせられないのだと思う。人が喜ぶような自分に変えられない。もし清潔感バリバリに溢れたとしても、人も自分も騙しているような感覚になってしまって、自分自身がつらくて維持できない気がする。

もちろん、そんなの関係ねぇ!と吹っ切れるほど自分が変わる好きな人が見つけらればいいんだろうが、やはり途方も無い作業ではある。

結婚したほうが良いという、漠然とした外圧がある中で、独身ということは自分の中にポリシーがあるだろうし、逆に言えばめちゃくちゃ真剣に結婚制度に向き合って結婚できてない人もいると思う。

自分自身の性格が変わるのに、年齢は関係ないと思う。それに気づいたオッサンが若い子と結婚したいと思うのは、若い頃の自分が出来なかった遅れを取り戻そうとしているのかもしれない。


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