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盲腸になった話 Episode5〜Final〜

※2021年の3月に盲腸になった時の話です。

まさかのトラブル続きよ


テレビが見れない。
リモコンで操作してもうんともすんとも言わない。
NHKで庵野秀明監督の特集があるため、リアタイしたかったのに。
このためにテレビカードを買ったというのに……。


諦めようかな……と思ったが、諦めきれずに看護師さんにテレビの故障を伝えた。
看護師さんに伝えるとテレビが点かないことに何故かウケてて爆笑していた。
その後すぐに手続きをしていただき修理の人が来てくれた。ありがたい。
修理の人が来て手際良く故障箇所を特定し、修理してくれた。
原因はなんとテレビの液晶が壊れたみたいだった。
何度も使ってると擦り切れるように、私が使ったタイミングで寿命がきたそう。凄いタイミングだ。
テレビは交換されて、無事に番組をリアタイできた。

エヴァンゲリオンの映画公開記念に庵野監督を密着した、映画制作の裏側などが見れるのを楽しみにしていたので、リアタイできてよかった。
一人病室で涙流してみました。

感動しかなかったです。

病院食など

重湯からおかゆへ、そして固形物のメニューへ変化していった。
順調に元気になっていくのを食で実感する。

学校の給食を思い出す
それにしても紙コップが小さすぎる

病院での過ごし方など


病院内では寝ているばかりはそうもいかず、病院内を散策してみた。
同じ病棟の階には、フリースペース、自販機、洗濯機コーナー、電話ができる防音室、が全て揃っていて便利だった。
入院中あまりにも便利だったので、入ってしばらくは「ここで暮らしてぇ~~~!」などと思ったのだが、ネット環境がないため、すぐにホームシックとなった。Wi-Fiが恋しい。

大きな病院だったので、小さな図書館らしきコーナーもあったのだが、コロナ禍のため利用は禁止されていた。
遠目から見てみると、結構子供向けから大人が読める雑誌のラインナップが幅広かった。コロナ禍じゃなかったら絶対に利用していた。
また、病院内の売店(コンビニ)を何度か利用した。
飲み物は自販機よりも売店で買う方が安かったのでありがたかった。
病院内にある売店はやはり病院で使える便利な商品などのラインナップが幅広くあり、多少割高になるものの、あると便利な物が全て揃っているからありがたい。
お風呂に入れない時色々不便なので、お尻ふきを購入した。
お尻ふきは色々と使えるので便利。

~余談~
退院後、術後の経過を見るためにも通院をしたのだが、その時に売店で出会ったとある商品が個人的にヒットした。

したらばシリーズのからしマヨである。
通院の時に売店に寄った時に購入したらめちゃウマ!!で感動した。
その後、飽きるほどリピート購入した。
退院後、しばらくの間グルテンフリーの生活をしていたため、これはグルテンフリーに入るっぽいのでなおさら助かった。


入院中の持ち物あれこれ


入院中にいる基本のものから、持って来てよかったものなど。

・お金(小銭など意外と使います)
・着替え(下着、寝間着、羽織るものなど)
・タオル(スポーツタオルで十分)
・お風呂セット(使ってるシャンプー、ボディソープ、洗顔料等)
・ドライヤー
・歯磨きセット
・歩きやすい靴(スリッポンなど)
・化粧品
・鏡
・保湿できるクリーム・リップ
・コップ(プラスチック、紙コップ)
・箸、スプーン(使い捨て)
・ティッシュ(箱ごと)
・ウェットティッシュ・お尻ふき
・生理用品
・綿棒、爪切り(長期の方向け)
・マスク(使い捨て)
・眼鏡
・薬手帳(ある人は持って行こう!)
・普段飲んでいる薬
・イヤホン
・イヤホン専用延長コード
・スマホの充電器
・延長コード
・筆記用具(ボールペン)
・その他愛用品など

お風呂セットはシャンプー、ボディソープ、ドライヤーなど、持って行かねばならないのだが、それをダイソーのビニールバッグに入れて持って行ったら楽でした。

スキンケアは各自肌に合ったものを持って行けばいいのだが、荷物を増やしたくない人はオールインワンジェルだと便利かもしれない。
プチプラでおすすめなもの。

普段使いしてもいいし、旅行とかにも最適。

病院内で履く履物は、足に楽なもの。歩きやすく脱ぎやすいもの。
入院する時に病院側から渡されるパンフレットに普通のスリッパのイラストに×とあり、なんでだ?と思ったのだが、いざ普通のスリッパを履いて病院内を歩いていたら、意外にもスリッパを履いていると滑ったのである。
床ではなく、スリッパのかかとの部分の所に……。

このタイプは入院に向かないと思われる


スリッパの種類にもあるが、意外にも滑ってしまって二次被害に……なんてのもあるので、滑り止めがあるやつで、底が高めでないスリッポンなど履きやすいタイプだと快適に過ごせると思います。
こんな感じのやつです。


あってよかったものの一つに、延長コード類だということ。
延長コードがあればスマホを充電中でも寝転がったままでもできるので大丈夫です。
テレビ見る時にもイヤホン必須なので、イヤホンの専用延長コードあってよかったです。重宝しました。
また、イヤホンは簡易的な耳栓代わりにもなりました。
病院内で過ごす寝巻きは、前開きのワンピースを着て過ごした。

これは女性限定になるが、前開きのワンピースタイプはかなり便利だったのでおすすめしたい。
例にあげるとこんな感じのです。

症状にもよりますが、盲腸の私はこういったタイプだとトイレもしやすく、動きやすかったのでよかったです。

あとはWi-Fiがあったら最高なんだった。
必要な人はレンタルで借りるとかかなぁ。

持ち物で紙コップとあったので、持って来てもらったのだが、頼んだ紙コップがこれまた小さく、すぐに飲み干してしまい地味に困った。

確実に試飲サイズ
確実に検尿感
何故かGIF画像

試飲か…?

覚えておいて欲しいのだが、コップはプラスチックのコップ(蓋つきだとなお便利)と使い捨ての紙コップがあれば快適に過ごせるのだが、紙コップのサイズを間違えるとこうやって試飲サイズになって困るはめになります。
病院によると思うのだが、病院側から定期的にお茶が貰えることがあるのでその時に飲める紙コップまたは使えるコップがあると便利。
紙コップのサイズ一覧を見たら、一応7~9オンスというサイズが標準らしいです。ご参考まで。


とにかく病室は乾燥する。
季節が3月でまだまだ乾燥する季節もあるせいか、まあ乾燥が凄かった。
乾燥で咳をする→傷口に響くと言ったように繰り返される地獄を味わう羽目になるため、常に喉をうるおさなけさばならないので、水分は必須だ。


退院という合図~放屁は祝福の鐘~


術後、盲腸の患者はおならが出たら改善の合図だ。
こんなにもおならが出て欲しいと思ったことはなかった。
早く自分の肛門から立派な音を奏でて欲しい。
放屁を待ちわびる日が来るなんて思いもしなかった。
自分の肛門から放屁が出た時、思わず東京にいる姉に報告した。

部活帰りの会話か?

担当医におならが出たのを確認され、術後の傷の経過などを診てもらい、晴れて五日目にして退院となった。

短期間の入院で、結構色々あったが入院生活が終わりました。
実はというと入院中本当に色々ありすぎて、本当にこれが五日間なのか?と濃い体験しかなかった。
コロナ禍で大変な中、医療従事者の方々ありがとうございました。

手術レポダイジェスト


※当時LINEで手術の時の感想を送っていたのが残ってあったので、スクショを載せておきます。

マジでこれが全てです

手術の感想

全身麻酔気持ちえ~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!

人生で上位に入るくらいの気持ちよさです。
北島康介ばりの超気持ちいい!!いただきました。
ぶっちゃけ全身麻酔最高!!!!!!!!!!!!と思ってしまった……。
あまりにも不謹慎すぎて私だけ!?と思いながらTwitterを開いて検索してみたが、同じ人がいてほっとした。
本当に気持ちよかったんだよ……。

しかし、健康が一番。健康が最高。健康だいすき。


もう入院はこりごりだぁ~~~~~~~~!!!!!!!!!

初めての入院、手術終わり。
ご閲覧いただきありがとうございました。

健康が一番だ

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