シャイな私の英語勉強方
自分自身めちゃめちゃ人見知りで内向的です。
なので英語を話せるようになるまで正直すごい苦労しました。
今でもまだまだグループで話したりするのは緊張します。
電話なんてもうパニック寸前です(苦笑)
それでも話せるようになりましたし、TOEIC も950点以上取れるまでになりました。
なので私のように人見知りで失敗が怖くてなかなか話せず悩んでいる方の少しでも参考になれば嬉しいです。
ワーホリ中にやったこと
まず私の経歴を簡単にお話すると大学は芸大を卒業し、社会人を3年やって2016年26歳の時にカナダにワーホリで来ました。
その時の英語力は中の上(TOEICは600点台)だと思います。
私がワーホリに行く時に決めていた事は
語学学校に行かない
日本食レストランで働かない
日本人コミュニティに参加しない
バレーボールをする
この4つです。
できる限り英語だけに触れられるような環境を作るようにしました。
ここだけ聞くとすごい積極的に英語話していけそうな雰囲気出してますが全然です。
ワーホリ中はMeat&Breadというサンドウィッチ屋さんでお皿洗いをしていました。
ここに人見知りでてますよね笑
ホールとかサーバーをした方が英語に触れる回数は断トツに多いです。
ただワーホリ当初聞き取れないし話せないし無理という事で裏方の仕事を選びました。
ここの考え方は人それぞれ。
日本食レストランでもホールとかサーバーをするのであれば英語に触れる機会はあるしお皿洗いよりは英語が伸びると思うか。
お皿洗いでも英語しか使われない環境にいる方が英語が伸びると思うか。
私は他のスタッフが結構話しかけてくれたので後者を選んでよかったと思います。
あとバンクーバーでは結構どこでもスポーツができます。
なので中高大とバレーボールをやっていたこともあり一式持って来て地元の人が来ているバレーボールのドロップインに参加しました。
これもここだけ聞くと「人見知りじゃないやん」と思われるかもですが、ドロップインに参加するのはそんなに人と話さなくても大丈夫です。
参加してからは一人だったら向こうから声かけてくれます。
カナダの人基本的に優しいので。
こんな感じでとりあえず自分の周りには英語だけという環境を作りました。
ただこれだけで英語が話せるようになったわけではなく色んな勉強法を試しました。
そんな中で感じたのは
自分に合う勉強方法を見つける事
どれだけ巷で人気の勉強法でも、どれだけ人気のインスタグラマーがおすすめしている勉強法でも自分に合っていなければ英語の伸びを感じられないししんどいです。
もし今勉強していて、なんか違うなと思っているならやり方を変えてもいいと思います。
私も色々やってみてはやめてを繰り返してここまできました。
ここで今までやってきた勉強法紹介していきたいと思います。
今までやってきた勉強法
1、日記を書く
最初に始めたのは中学の時です。
毎日せっせと一年ぐらい書いていたと思います。
その後しばらくしていなかったんですが、ワーホリに行く前1年間だけ小さな英会話学校に通い、そこでまた日記を書きました。
その時書きながら思ったのが、「基本全部過去形やなー」「なんか I (私は)で始まる文章ばっかりやなー」ということ。
日記は基本今日の出来事を書くのでほぼ過去形の文法しか使わず、自分の事なので基本Iしか使わず。
英語力が伸びている感じがしなかったので断念。
2、英語耳を繰り返し聞く
英語耳とはKADOKAWAが出版している発音、特に発音記号の発音に特化した本です。
こちらもワーホリに行く前の1年間、繰り返し何回もやりました。
”発音できない単語は聞き取れない”というのがキャッチコピーのこの本。
これに間違いはないと思います。
発音できない単語は聞き取れないです。
じゃあ発音できれば絶対聞き取れるのか。
私の答えはノーです。
ネイティブの人はそんなにきれいに発音してくれないです。
そして私のような人見知りは話しかけられた途端パニクるのでリスニング力は格段に落ちます。
なので知っている単語ですら聞き取れない。涙
発音記号は読めるようになったのでやる価値のある本だとは思いますが、これだけでリスニング力が上がるかはまた別問題。
3、海外ドラマを見る
昔から海外ドラマが好きでよく観ていました。
ただ私に合ってる勉強法かと言われるとどうだろう?
私の場合英語字幕をつけて見ると字幕を読むことに気をとられてしまい、リスニングしながら単語を拾っていくことができず。
ただ単にドラマ見て終わったっていう感じになってしまいました。
よく「同じエピソードを何回も見るのがいい」って言いますが何回も同じやつ見れますか?
私は見れないです。。。
アメリカに行った友達は3ヶ月間家にこもってひたすらフレンズに英語字幕つけて見てたらリスニングできるようになったと言っていたので飽きずに同じドラマを見れる人にはいい方法かもしれないです。
4、本を読む
定番の勉強法だと思います。
これだけで英語が話せるようにはなりませんが、英語の質を上げるにはもってこいだと思います。
英語の質を上げるとはどういう事かというと、前置詞や句動詞、不定詞などの文法の細かい部分のミスを減らすという事。
私が読む時は特に前置詞や冠詞を意識して読むようにしています。
というのも日本語にはない文法でなかなか身につけにくい。
たった1単語なのでおろそかにしがちですがあるかないかで全然意味が変わってきたりします。
使いこなせれば確実に英語のレベルはあがるので、じっくり読めてかつ読んでいる間に何回もインプットできる本というのはこうした勉強に最適だと思います。
追記:
私なりの洋書の読み方はこちら↓
5、独り言を言う
もう人見知りのための勉強法と言っても過言ではないかと!
先ほどサンドウィッチ屋さんで働いている時に結構他のスタッフが話しかけてくれたと言ったんですが、会話ができていたかというと、、、
出来ていません。涙
なんせ人見知りで内向的、話しかけられたら内心パニックで「yeah」でしか基本返事ができなかった当時の私。
なので話しかけてもらえてもうまく返せずに悔しかったのを覚えています。
悔しかった分いつも後で頭の中で会話のシミュレーションをしていました。
シミュレーションをしながら言い回しや単語などを考え、仕事から帰ったらネットなどで分からない単語やフレーズを調べる。
そしてもう一回シミュレーションしながら自分の考えた英文でこう返事したらこんな会話になるかなとか考えて、またその返答を考えて、を繰り返しました。
日記と似ているようですが違いがあって、独り言の良いところは
生きた会話であること
色んな時制での文章を考えられること
私にはこのやり方が合っていたみたいで少しずつではありますが確実に英語力は伸びていきました。
追記:
独り言のやり方もこちらにまとめました↓
インプットの大切さとアウトプットのタイミング
今お話した勉強法、ほぼインプットだと思います。
独り言もアウトプットのようではありますが実際にその英文を会話に使えて初めてアウトプットかなと思います。
よく「アウトプットが大事!」「アウトプットしないと身につかない!」と言いますが、インプットあってのアウトプットです。
そしてこのインプットからアウトプットまでの早さはもう本当に人それぞれです。
すぐにアウトプットしたから良いというわけでもないし、早くアウトプットしたからといって早く身につくわけではないと感じています。
アウトプットしているのに身についている感じがしないってことありませんか?
そんな時はまだアウトプットの時期じゃないのかもしれないです。
インプットに時間をかけて悪いことはないです。
私は実際ワーホリに来てやっと少し話せるようになってきたかもと思えたのは10ヶ月目。
ワーホリもあと2ヶ月しか残ってないようなギリギリの時でした。
それでも話せるようになったし、カナダ人の友達もできたし、今カナダに永住しています。
人見知りやシャイな人にはその人に合った勉強法が必ずあります。
話せるようになることが目標であればそこにたどり着きさえすればいい。
早さは関係ないです。