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サスティナブルなファッション3原則

こんにちは。
「ファッションの力で人生を豊かにする」
をビジョンにスタイリストをしている
Hello-Fashion 代表の中村龍太です。

ここ数年色々なところで良く目や耳にするサスティナブル

サスティナブルとは「持続可能な」という意味で、
「資源を使いすぎずに、地球を壊すことなく、豊かな環境を持続させる社会」を目指していこうということ。

先日、素材の展示会に行くとサスティナブルというキーワードを掲げたブースは人だかりが出来ており、関心の高さがわかります。

世界では年間約920万トンものファッションロスがあると言われています。

開発途上国では洋服の埋め立てが間に合わず、環境問題になっている所もあるので廃棄される洋服を減らさないと持続可能な社会になりません。

「PANECO®」
廃棄衣料繊維を原料としてサステナブルな繊維リサイクルボードを作成。
魚の鱗や貝殻、漁網などから素材を開発

環境に配慮した素材開発やリサイクルなどを提案し、各社様々な努力で地球を壊すことなく持続出来る社会にむけて動いてます。

サスティナブルを意識したモノ作りを行うには再生ポリエステルを使うことが多くなります。
そのためペットボトルなどを回収してポリエステルを分解したペレットという粒の取引額が数倍に跳ね上がっています。

もちろそれは商品にも跳ね返ってきて、サスティナブルと明示されたものは総じて価格が上がりやすい傾向にあります。

価格を下げる場合は生産枚数を増やす事で一枚あたりの単価を下げることができます。
大手企業や販売ルート、多店舗展開している場合にはスケールメリットを生かすことができます。
大手の場合は価格とサスティナブルはバランスが取れますが、大量に作る事で売れ残った場合、サスティナブルなんだろうか?
というジレンマとの戦いです。

中小のブランドの場合な値段が上がってしまう傾向が高いので、実際に購入者はどれだけの人がサスティナブルを意識して購入するのかが鍵になってきます。

今後のファッション業界は生産量をいかに調整するかが課題になってくるのではないかと思います。

一番のサスティナブルはファッションとはなんだろうと考えると、
洋服を買わないことに尽きます。

私も小さいながらお店をやっているのでそれを言ってしまうと商売上がったりではありますが(笑)
なかなか現実的ではないので、それこそ持続可能できるファッションとの向き合い方を考えました。

お気に入りの洋服を買って長く着る。

古着を購入して、新しく作られた服を買わない。

ヤフオクやメルカリなどの個人間の二次流通を活用する。

持っている洋服をリメイクして蘇らせて長く着る。

つまり、サスティナブルなファッションとは
1、洋服をなるべく買わない。
2、買った洋服は大切に長く着る。
3、持っている洋服を生かす。

この3原則を意識していくのが大切なのでは無いかと思います。

Hello-Fashionでは古着の販売をはじめ、
オーダメイドによる受注生産。
長く着て頂けるようにロスの無いお客様の為だけの服作り。
長く着ていただけるようにお直しの対応は行っておりますが、今後は手持ちの洋服を生かす為にもリメイク提案やリメイク商品の作成していけたらと考えています。


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