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ファッションのセルフブランディング

こんにちは。
「ファッションの力で人生を豊かにする」
をビジョンにスタイリストをしている
Hello-Fashion 代表の中村龍太です。

数年前から個人の時代といわれ会社や商品だけでなく、自分自身のブランディングも大切といわれてきました。

あなたはセルフブランディングをしていますか?

私がパーソナルスタイリングをする際にまず初めに必ずお話をする時間を設けて、
ファッションブランディングを行っています。

ファッションブランディングでご提案した内容に基づいて服装やヘアスタイル、メイクなどを提案してお客様の外見のイメージを固めていきます。

先日noteの記事でご紹介したお客様のファッションブランディングからのスタイリング紹介。

豊田聡 (とよたそう)様
アジャイルコーチとして企業のチームビルディングや個別のコーチングなどを行う
国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチ

お問い合わせ頂いた経緯

仕事が変化してきて、
改めて今の仕事向けのイメージを反映したスタイルを決めて、最終的にプロフィール写真を撮りたいとのことで、
パーソナルスタイリングのサービスにお申し込み頂きました。


ファッションブランディング

まず初めにお会いしてお話をします。
現状の仕事のお話や困っていること、今後の目指す方向性など、
2時間ほどお話をお伺いしてブランディングをしていきます。

お仕事の幅が広がり個人を活かしてチームを作っていこうと伝えているのに自身の個性を抑えていることにモヤモヤがあり、まずは自分という個性を表現したい。

個性の表現が必要だと思った本質は
クライアントへのサポートのときに難しいことを割と淡々と伝えたり、
一見すると破天荒な提案をすることがある。そんなときに見た目とのギャップも感じている。
         ⇩
外見からもこの人は変わっているから他の人とは違う視点や提案もしてくるんだろうなと思えるようなイメージを作っていく。

ファッションブランディングで出たキーワードをわかりやすくまとめていくと、

「クリエイティブ、唯一無二、上品、ロック、サイケデリック、オースティンパワーズ」

出たイメージから服装に活かすべき所や優先順位などを調整していきます。

オーダースーツ

今回はファッションブランディングのキーワードを活かすためにオーダーにてスーツやジャケット、シャツなどのテーラードスタイル(スーツにみられるきちんと仕立ての襟付きのテーラードジャケットでまとめるスタイル)を軸にご提案。

唯一無二。
見たことも無いようなものがイイというご希望に合わせて一点ものの生地
京都の流し染めの生地(同じ色柄は出ないので全く同じ素材は作れない一期一会)を使ったジャケットをご提案

色使いにサイケデリックな雰囲気もあります。
どんなイメージになるか豊田様は想像がつかないと少し不安になっていました。

オースティンパワーズやロックな雰囲気をスーツとジャケットでご提案。

オーダーで作ったスーツとジャケットの完成品
あともう一点の流し染めの生地の出来上がりは最後にご紹介します。
オースティンパワーズというキーワードから
ボールドストライプのスーツ
ユニオンジャックの裏地はHello-Fashion
のお店のシルクスカーフを解体して作製
他のジャケットも裏地にポイントを作っています。


ショッピングアテンド、ヘアチェンジ提

オーダーの出来上がりに合わせて、ヘアチェンジアテンド(美容室に同行してヘアスタイルをご提案)とショッピングアテンド(スタイリストと一緒に買い物)を行いました。

ショッピングアテンドではいくつかのショップをまわってご提案。
オーダースーツに合わせてブーツや革靴、Tシャツなどをヒステリックグラマーにてご提案。
実は昔着ていた好きなブランドだった事が判明。
年齢や周りに合わせることで着なくなってしまった好きなテイストを纏うとオーラが増します。

そして、最後にプロフィール写真撮影

オーダーで作ったアイテム
ショッピングアテンドで購入したアイテム
ヘアチェンジでご提案した新しいヘアスタイル
バッチリ決まっています。
大人の男性はサイズ感がとても大切です。
固くなりすぎないようにというご要望
の一番硬めな写真。
華やかだけどキチンと感を出しました。


コーチとして普段のお仕事の様子を身振り手振りを交えての一枚
私も特別出演しています(笑)

オースティンパワーズ感が強くて豊田さんもテンション上がっていました。

ちなみに本家のオースティンパワーズ
ジャケットの色柄がピッタリ(笑)

テーラードスタイルの「形」を軸にしたことで素材や色柄など個性あるものを持ってきたとしてもまとまります。

日本の着物も「形」が決まっているので、色柄、素材で驚くような合わせをしてもまとまります。
「形」がしっかりしていることで逆に自由になりやすい。


そして最後に、豊田さんがどうなるのか不安と言っていた一点ものの流し染めのマーブル生地のオーダージャケット

ジャケット全面にくると全体的の色が薄い黒だった
ので上襟やボタンなどを黒にして締めました。

提出する用途に合わせて使う写真を選択が出来るように3枚ともスタイリングの幅を出しました。
豊田様が着ていてしっくりきていたのはファッションブランディングでのキーワードにそった提案をしているため。

実際に不安だといっていた一点もの流し染め生地のスタイリングが一番気に入って下さりプロフィール写真に使用しています。


今回スタイリングさせて頂いた豊田様と二見龍様の対談から生まれた書籍

アジャイルで組織は変れるのか軍事組織とビジネスへの適応方法を探る ]https://www.amazon.co.jp/dp/B0BGJMPFG5/ref=cm_sw_r_cp_api_MS2GP7Z477GDGGPDSX3Y

二見様は陸上自衛隊で東部方面混成団長などを歴任、陸将補で退官された方。

豊田様はアジャイルコーチとしてチームの運営から組織の文化・風土作りなど、普段のお仕事としている部分をお話したそうです。
その対談がまとまり本になりました。

何をしている方だろう?
ちょっと変わっている(いい意味)
唯一無二の雰囲気が出せたのでは無いかと思います。

実際はここまで振り切るスタイリングのご提案はそんなに多くはありません。 
お客様の仕事、経験、実績、ポジション、性格や哲学などファッションブランディングを通して判断をし、どこまで服装で表現するかを提案していきます。

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