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写真家を目指すための、今年の旅の予定の話

仕事を辞めて、写真家になることを誓ったものの、いったい何をさして「写真家になった」と胸を張って言えるのか。この問いかけに対して、未だ明確な答えを持ち合わせていません。写真集を出版できれば他人様に誇れるような気はします。個展が開かれれば(そして、幸運にも多くのお客様に足を運んでいただければ)、立派な写真家と言えそうです。

しかし21世紀の写真家として、それだけが正解なのかと問われると、何とも胸中にモヤモヤとした思いがよぎります。

どのように作品を発信(または発表)していくのか?現代の写真家の最大のテーマはもしかしたら、そんなところにあるのかもしれませんね。

それにしても作品発表に先んじて、まずは写真を撮らなければいけません。何せお恥ずかしながら、まだ他人様に胸を張ってこれがボクの作品ですと言えるものがないのですから。追々、良い写真が撮れるだろうと思っていたのですが、いざとなると(とても当たり前のことですが)良い作品を作るのは難しいのです。

それでも、旅をテーマに写真を撮りたいと考えているボクとしては、どこかへ旅に出ることで良い写真と巡り会いたいと切に願う次第です(何だか他力本願になりつつありますが)。

ということで、すでに決まっている今年の旅の計画をお伝えしますと、以下のようになります。

  1. ハワイのオアフ島(兼、家族旅行)

  2. 四国~九州~関西の旅

  3. モンゴルの砂漠のレース

皆さんから指摘される前に独白しますが、どれも写真撮影の旅と言いつつも、すべて(別の目的を兼ねていて、純粋な撮影旅行ではないスタイル)です。

さらに言えば、実はハワイの旅はすでに終えており、現在絶賛「現像中」です。雨季だったので少しばかり心配でしたが、ほぼ全て計画通り回ることができました(あ、これは家族旅行の計画ですけど)。そして家族の協力のおかげで、撮影も順調に進みました。この旅の様子は次回からご報告したいと思います。

そしてそれ以上に気になるのはモンゴル。これはモンゴルの荒地や砂漠を走破する、世間的にラリーと呼ばれるレース競技のことです。この大会に競技者として参加し、写真を撮りながら完走してしまおうという計画です。

舗装路を走ることがほとんどない(従ってガタガタ凸凹大変なのです)ので、モトクロスバイクのような積載能力が極端に低いオートバイで走ります。細くて硬いシートで、お尻も死ぬほど痛くなります(持病の坐骨神経痛が今から心配です)。

大きいカメラはバイクに積めません(振動とか転倒とかで簡単に壊れます)。なので相棒にはリコーGRを選択。8日間の長丁場のレースを、共に挑戦しようと思います。

360度見渡せる限り何もないモンゴルでスナップシューターのGR3(28mm)では、何を撮っても同じような風景になりそうで、いささか心配ですが。。。

四国から九州、関西にかけても、オートバイでじっくりと周る旅です。一人、気のむくまま予算の許す限りの貧乏旅は、モンゴルに向けての練習という側面もあります。どこか(特に九州で)おすすめの撮影スポットがありましたら、教えていただけると嬉しいです。

さてさて、ボクの写真は、インスタでも紹介中。
是非そちらも覗いてみてくださいね。ハワイの写真もぼちぼち紹介していく予定です。

https://www.instagram.com/___hedon___/

次回からは、ハワイでの撮影について少しずつ(何回かに分けて)書いていこうと思います。

それでは、アディオス!

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