見出し画像

【旅行】茨城旅・前編~水戸偕楽園~

 2023.03.27~28に1泊2日で茨城県へ旅行に行ってきました。
 ここ数年は感染しないように旅行を控えていました。…とは言っても野球場にはバンバン行っていたので行動が矛盾しているのですが。
 マスク着用緩和に伴い、せっかく旅行支援制度があるのだから思い切って旅行を計画することにしました。
 今回は①本場のあんこう鍋が食べたい!② 庭園を観て癒されたい! ③漁港や海、魚を観たい! という3つの夢を叶える旅です。

 なるべく安く行きたい、ということで出発時間を早めに設定し、普通列車を乗り継いで行くことにしました。ところが…。こういうときに限って上手くいかないものです。昨日からの強風によって西武線内に飛来物が着地したとのこと、電車が遅延してしまいました。
 朝の常磐線は本数が少なくて、予定より40分以上遅く水戸駅に到着する電車しかありませんでした。どうしよう…一生懸命調べたところ、特急ときわ53号に乗ると当初の予定より30分も早く着くことが分かりました。特急ってすごい!イライラモヤモヤしていた気持ちが一気にワクワクに変わります。
 上野駅で30分ほど時間をつぶし、特急に乗車します。平日だったためでしょうか、車内は人がまばらでゆったりしていました。

●駅ナカ探索しました●

 そんなこんなで水戸駅へ到着です。
 北口へ出ると、黄門様が出迎えてくれました。なんだか「水戸」っていうかんじがします!

●光圀公●

 事前に調べたところ、2つ目の夢「庭園で癒されたい!」を叶えるのなら1日フリー切符を買って偕楽園に行くと良いことが分かりました。
 切符を買う場所は北口バス停のロータリー左奥にあり、しかもこちらからは見えない向きだったので少しだけ迷いました。自信をもって左奥手に向かうことが大切です。
 フリー切符は400円で、様々な施設の入場券が安くなる特典付きでした。素敵!!平日だったためか、バスは貸切り状態でした。

●特典がたくさん!●

 お目当ての庭園前にある停留所(終点)で降りると、そこには「近道」の看板がありました。看板に従って砂利道を歩いていきます。

●近道!●

 すると、偕楽園ではなく常盤神社の鳥居が見えてきました。この常盤神社、水戸光圀公を祀っているのだそうです。

●私ではなく階段の方が曲がっているのだ●

 残念ながら義烈館(史料館)はお休み中だそうで見学できませんでした。光圀公に「楽しい旅になりますように」とお願いをし、御朱印をいただきました。

●あおいの文様●
●桜がきれい!●

 右手には稲荷神社もありました。たくさんの鳥居をくぐると厳かな気持ちになります。

●お稲荷さん●

 常盤神社の左にある道を進んでいくと、50mほどのところに偕楽園東門の入口がありました。門の前にはお土産屋さんもあって、観光客が梅菓子を購入していました。私も買いたい!
 でもまだ旅は始まったばかりです。買いたい気持ちを抑え、庭園に向かいました。1日フリー切符を見せると300円の入場券が230円に割引されます。嬉しい!

●桜がきれい!●

 庭園内は閑としていました。本当は梅の花が咲き乱れているはずだったのですが、土日の強風・雨でほとんど散ってしまっていました。残念…。
 しかし、青竹や桜など、見どころはたくさんあります。だいたい1時間半くらいかかったでしょうか、じっくり見て回りました。

●趣がある●
●桜は元気で良かった●
●こういうところ大好き!●
●自分が小人になったような感覚になる●
●トトロにこんなシーンあった?●
●梅の花は少なくなっていた●
●光る地面に竹が生え●

 力強く天まで伸びようかという竹。こういう竹林を目にすると、萩原朔太郎の詩「竹」が頭に浮かんできます。

●吐玉泉●
●こんこんと湧き出る水は冷たかった●
●日本遺産●
●正岡子規の句碑●

 正岡子規の句碑が水戸に!?と不思議でした。友人を訪ねて水戸を訪れた際、好文亭の梅を見て句を詠んだのだそうです。
 正岡子規と言えば野球。同じ野球好きとして、ここで子規の句碑に出会えて嬉しかったです。

 写真を撮り忘れてしまいましたが、好文亭にも行きました。ここでもフリー切符のおかげで割引になり、200円が150円になりました。とても静かで落ち着く空間でした。こちらの建物は斉昭公のものだそうです。

 一通り見て回ったところでお昼の時間になりました。前の日まで開催されていた「梅まつり」のときには庭園内に屋台がたくさん出ていたそうですが、今日は一つもありません。どうしようかな、と思いながら歩いていると、常盤神社と偕楽園の間にお土産屋さんがあることを思い出しました。なにかつまめる物が売っているといいな、という淡い期待とともに向かうと、なんとお土産屋さんの中に蕎麦屋がありました。その名も「門のまえ」。確かに門の前にあります。
 茨城県といえば「常陸秋そば」が有名です。思わぬ出会いにワクワクしながら席に着き、天ぷらそばを注文しました。

●天ぷらそば●

 えびの天ぷら2本、大葉の天ぷらが2枚で1,080円でした。天ぷらはサクふわ、そばはつるんとしていておいしかったです。おなかいっぱい大満足!で水戸駅まで戻るバスに乗りました。もちろん1日フリー切符で乗れます。

 午前中に叶えた「庭園を観て癒されたい」という夢。午後は水戸駅周辺を観光しつつ、「本場のあんこう鍋を食べたい」を叶えに行きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?