【旅行】長野旅・前編②~諏訪大社下社巡り~
もう2か月も前の話になってしまいましたが、長野県旅の続きです。諏訪大社めぐり後半は、茅野駅から電車に乗ること10分の場所にある、下諏訪駅から始まります。
電車を降りると、「万治の石仏」が出迎えてくれました。
まずは春宮へ向かいます。地図を頼りに歩いていくと、大きな鳥居が現れました。えっ、ここからもう参道っていうこと?
鳥居をくぐって歩くこと10分ちょっとで、大きな太鼓橋が見えてきました。下馬橋という名だそうで、下社では一番古い建造物だそう。そんなに古いものに見えないのは、きっと丁寧に手入れをしてきているからなのでしょう。諏訪に住む方々の、諏訪大社や神様を大切にしてきた歴史・思いに触れた気がしました。
さらに歩いていくと、鳥居が見えてきました。ようやく春宮に到着です。
上社よりも参拝客が多かったのは、こちらの方が駅に近くて観光しやすいからでしょうか。それとも、神様に会うため皆さん下社巡りをしているのでしょうか。1人旅では、同じ目的の人たちに出会うと少しだけホッとします。
上社のご神体は山だそうです。確かに、前宮は高いところに、本宮は山の入口にありました。一方で、下社のご神体は山ではなく木なのだそうです。春宮では、たくさんの背の高い木の奥にご神体である大きな杉の木がありました。
さて、参拝をした後は、御朱印を待っている間に万治の石仏を観に行くことにしました。大社さんの左手に入っていくと、きれいな川がありました。
木々が陽の光に照らされるとたくさんの木陰が生み出され、さらに川の水のおかげか少し涼しい空間を作っていました。きれいな空気を胸いっぱいに吸い込みながら、石仏を目指します。
石仏にお参りし、春宮に戻ると御朱印ができあがっていました。
大社巡りも、残すところあと1社となりました。ここから秋宮までは徒歩で15分くらいだとのこと。張り切って出発します。
てくてく歩いていくと、写真スポットがありました。なになに?何が撮れるの?…撮影スポットに立ってみると、眼下には住宅が広がり、その向こうには諏訪湖が広がっていました。下社もまた、高いところにあったのですね。
暑さにへばりそうになりながらも頑張って歩いていくと、秋宮の鳥居が見えてきました。
ここ秋宮は、イチイの木がご神体なのだそうです。春宮と同じくらいたくさんの木々に囲まれていて、諏訪大社は自然への信仰と密接に結びついているのだなぁと感じました。
木陰に助けられながらひとやすみ。長野県に来てから、たくさんの自然に触れて幸せいっぱいです!
最後の御朱印をいただく際、4社巡った証としてがま口もいただけました。
若草色のきれいながま口でした。4社を巡りながら、山々や木々の緑色に元気をもらった今回の旅。このきれいな緑色のがま口を見るたびに思い出すでしょう。
今回の旅の宿は松本駅にあるので、ここから電車に乗って松本へ向かいます。
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