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いまさらきけない発達障害②ADHD(注意欠如・多動性障害)について

ADHDは、日常生活に支障をきたすレベルで不注意や落ち着きのなさのある障害です。
ADHDは、どの特性が強いかによって「不注意優勢型」、「多動・衝動性優勢型」、「混合型」の3つに分けられます。
症状の中心が不注意だと「不注意優勢型」。多動や衝動性が中心だと「多動・衝動性優勢型」。どちらの症状も強い場合「混合型」となります。
多動症状は成長するにつれて軽くなることが多いです。また、不注意や衝動性の症状は半数が青年期まで、さらにその半数は成人期まで続くと言われています。

【不注意(注意欠如)の特性】

・よくものを無くす。
・忘れ物が多い。
・整理整頓が苦手。
・話を聞いていないように見える。
・何事も中途半端。
・準備に時間がかかる。
・物事を順序だてて行えない。

【多動・衝動性の特性】

・じっとしていられない。
・意味のない動きが多い。
・話していて話題が飛ぶ
・話し出すと止まらない。
・順番を守れない。
・目に入るものを触りに行く。
・人の会話に横入りする。
・うっかりよけいなことを言ってしまう。
・飽きやすい。

【ADHDの長所。】

・フットワークが軽い。
・いろいろなことに興味をもつことができる。
・常にあれこれ考えているため、アイデアが豊富。

このようなADHDの特性を生かして、社会で成功を収めている方もたくさんいらっしゃいます。

※特性は個人差があります。このような特性があるからADHDというわけではありません。心や体の状態によって、誰にでもこのような症状がでることもあります。

育児や社員教育にお困りの方、発達障害についてもっと知りたい方は、当法人のホームページをご覧ください。
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