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「辞める」って難しい

「辞める」という決断は、自分のありのままを認める大切なこと。

でも、大人になると、いろんな関係性から辞めることが難しいと感じてしまって動けないこと多いですよね。

特に、コミュニティや仕事など、誰かと一緒にやっていることを辞めるって、勇気がいると感じています。だからと言って、何となく続けるのも違う気がして…。

最近、私にとっては大きな「辞める」を決断しました。


それは、オンラインコミュニティです。


2020年4月から始めたオンラインコミュニティを、2021年5月31日で閉鎖することにしました。

これ、私にとって、かなり大きな決断でした。


時間をかけていろんな方と出会いました。たくさん支えてもらったし、自分が知らない世界を知ることができました。

その反面、自分の苦手さにも向き合うことになったんです。


私の苦手さ。

それは、

人と繋がり続けることは力が入りすぎて続かない。

つまり、コミュニティ運営には適していなかったんです。

それに、人との距離感が他の人と比べて遠い。つまり、結構な距離感を置くことで安心してつながれるタイプでした。


この癖というか、距離感は子供の頃から。

中学2年の夏に父の仕事の転勤で、中学校を転校しました。転校する時って、友達と連絡の交換をすることが多いと思います。

でも、私の場合、友達と連絡の交換はしませんでした。

その後も、中学校を卒業したらそれまで。高校も同じ感じです。だから、今、つながっている学生時代の友達はいません。

感覚の違いもあり、そこまで連絡をしたいという感覚がありませんでした。


今、数少ない繋がりのある友達は、大人になってから出会った人ばかり。だから、ゆる〜く繋がっていて、ふと気になった時に電話したりメールしたりという感じ。

そのくらいの距離感を保てる人が心地いいようです。


ということも、今回コミュニティを閉鎖することで、自分と人との距離感について気づけました。

でも、

これからはコミュニティの時代


って、よく聞きますよね。

コミュニティが大事なこと、私もわかっています。

だから、いろんなコミュニティに入ってみました。自分に合ったと感じるコミュニティかどうかは、入ってみないとわかりません。

だから、自分でコミュニティを作ってみようと思いました。

1年ちょっとコミュニティを運営してきて、自分がコミュニティを作ることや運営できることはわかりました。

でも、人よりたくさんのエネルギーを使わないと運営できないタイプだったんですよね…残念ながら。


参加していただいている方のことを考えると「辞める」という決断は、かなり勇気がいることでした。

いろんな気持ちがありましたが、ずるずると続けるほど、お互いの時間を使ってしまうことになります。共同運営しているつっきーさんと、どの選択が1番いいのか、何度も話し合い、閉鎖しようと決断しました。

幸い、メンバーの方みなさん、いい方ばかりだったので、コミュニティの閉鎖に同意してくださいました。本当に感謝しています。


これからは、自分に合った人との関わりを意識しながら、ゆる〜く繋がる方法を考えていきたいと思っています。


大人になればなるほど、辞めるって本当に難しい。

でも、変化の多い時代になったからこそ、辞めるって大事ですね。

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