料理に「ありがとう!」
最近、料理に毎日、助けられています。
学校に行けなくなった子供たちですが、9年目になり、日々いろんな変化が増えてきました。
その1つが料理です。
最近、料理に「ありがとう〜」と、思うことが増えました。
実は、今日(6月28日(月))は明日のご飯のために、息子くんは下ごしらえ。そして、娘ちゃんは、パンを作っています。
すっかり料理にはまった子供たち。
明日は、ちょっとしたイベントがあるため、
ごちそうを作る!
と、2~3週間前から、二人で話し合ったようです。
そして、前日の今日は、仕込み。
明日には完成するようにせっせと頑張っています。
「もうちょっと、簡単なのでいいんだよ」
と言っても、聞き入れられません。
作ると決めたら必ず作る。
それが、子供たちのこだわりであり、困り感でもあるのですが、今回はいい方のこだわりとして作用しているようです。
料理を作る
といっても
何を作るのか
どんな材料がいるのか
どのくらい時間がかかるのか
というのを想定して進めなければいけません。
レシピに書いてある文章の理解、そして、分量の計算、時間の予測。
こうやって、料理の工程を分解してみると、国語、算数、理科など、一度に複数の教科を学ぶことができる、最強のツールなんですよね。
そして、
「継続する力」や「できないときに助けてもらう」
ということも、学びながら実践できます。
これから、大人になり自立するために、特に大事だと思うことが
できない時に誰かに助けを求めること
だと思っています。
これが、なかなか難しい。
でも、料理を通して、少しずつできるようになってきています。
「ここを手伝ってくれる?」
「これは、どうやったらいいのか わからない…」
と言えることって、意識しないと練習する場もないですし、できないまま大人になって困ることもあります。
だから、料理を通して練習できているので、
ほんと〜に料理のお陰だ!!!
と思うのです。
料理だけじゃなく、子供が興味のあることでやってみると同じように学ぶことはできます。
学校に行けなくたって、身近なことで少しずつ子供たちのペースで学べることが大事なのだ
と、今日も子供たちに教えてもらいました。
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