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人混みが疲れる原因と対処法、HSPとエンパス

人混みが疲れやすいという方は多いのではないでしょうか。

たくさんのものを見たり、人と話したりするため、情報がたくさんありすぎて、私の場合は頭が痛くなったり、起き上がれなくなったりするくらい疲れやすいです。


昔はなぜこんなにも疲れてしまうかわかりませんでしたが、目に見えない世界のことを学んだり、自分の感覚を研ぎ澄ませていったりしたところ、こんなことが原因としてあるのだと学んだため、ご紹介させていただきます。


HSPやエンパスのような気質を持っていて人混みに行くのが大変な方に向けて、その辛さを軽減できるような情報を発信できたらと考えています。


この記事は私が感じるHSPやエンパス像であり、異なるイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。


また、目に見えないエネルギー空間に関することもお話ししているため、スピリチュアルに対する抵抗が少ない方にお届けできたら嬉しいです。




人混みが疲れる原因と対処法


HSPやエンパスの気質を持っている方はショッピングセンターや駅、街中など、多くの人がいるところは疲れやすいのではないでしょうか。


私は頭が重くなって、強制的に横にならないといけないくらい大変な時もあります。


見たり聞いたり話したりなど、様々な情報を一気にキャッチするため、自分の中で処理しきれなくなった時に身体が悲鳴を上げて倒れてしまうんです。

エネルギーフィールドについて


ここからは私が目に見えない世界について学んできたことをもとに人混みが疲れる原因について、自分の感覚で感じることも交えながらお話ししていきたいと思います。


スピリチュアルな世界では、人は目に見えない「エネルギーフィールド」というものを持っていると言われています。


オーラと呼ぶ方もいらっしゃるかもしれません。

イメージとしてはこんな感じ ↑


具体的に例えるとするならばエネルギーフィールドは電波のようなもので、HSPやエンパス気質を持っている方はとても感度の高いアンテナです。


もしかすると自分や他人のオーラの周りを優しく触れてみると温度を感じる方もいらっしゃるかもしれません。


そのフィールド内には自分に関する様々な情報が入っていると言われています。


私は、他人のエネルギーフィールド内に入ると相手の雰囲気や状態が感覚的に伝わってきてしまうため、昔は人との境界線をキープできず、他人の感情が自分に移ってしまうということがよくありました。


例えば、ショッピングセンターを歩いていた時のお話です。

とても混雑していたので男性と肩がぶつかってしまったときがありました。

そしたら急に怒りの感情が湧いてきたんです。


それまでは穏やかに歩いていたので急激な感情の変化に驚きました。


単純に肩がぶつかったことに対しての怒りかと思ったのですが、衝撃を与えられた不快感や自尊心を侵害されたことに対しての怒りではなく、理由なくただ怒りの感情だけがそのまま乗り移った感覚なんです。


繊細な方は人と接触するだけで相手の感情が自分に移ってしまうということがあります。


接触しなくてもただ近くにいるだけで、相手の感情が移ってしまうこともあります。


HSPやエンパスの気質を持っている方は良くも悪くも人のエネルギーを拾いやすいため、気付かずに他人の感情が移っているということもあるかもしれません。


もちろん感情だけでなく、目には見えていない様々な情報がエネルギーを通して自分の中に入ってくるため疲れやすさを感じやすいんです。


もしかすると身体や身体の周りの重さで、自分以外のエネルギーが入ってきているかわかる方もいらっしゃるかもしれません。


感じ方は人それぞれですが、私は頭がずっしりと重くなったり、自分のエネルギーフィールド内に影や重みを感じたりすることもあります。


そういう時はお家に帰ってからシャワーを浴びたり、お風呂に浸かったり、浄化用のフラワーエッセンスを自分の周りにふりかけたりしています。


もちろんネガティブなエネルギーだけではなく、優しくてふわふわしていて、温かいエネルギーを感じるときもあります。


心地の良いエネルギーは目には見えていない存在からサポートされている合図なのでほっこり幸せな気持ちになります。


場のエネルギーについて



集まっている方によっても疲れやすさは変わると感じています。


自分が持っている価値観や雰囲気からかけ離れている方が多い場所からはすぐに離れたくなってしまう傾向があります。


「ここの雰囲気はなんだか嫌だな」「ずっといたら頭が痛くなりそうだな」と感じる場所にいたことはありませんか。


そういうときは自分の感覚を信じてすぐに離れるか、どうしてもいなければいけない時はその場のエネルギーと自分のエネルギーの境界線をしっかりとキープすることが大切です。


その場のエネルギーを意識的に理解しながらも、自分のエネルギーはその中には溶け込ませずに自分の周りにふんわり留めておくような感覚です。


境界線を引くことが難しい場合は、どうしても苦手なエネルギーに浸食されていってしまうため、「なんか嫌だな」「ここにはずっといられないな」と思った瞬間に離れることをおすすめします。



疲れやすさを乗り越えるために


この疲れやすさを乗り越えるために大切だと感じることをご紹介します。

それは、自分はどんな存在なのかということを知っていくことです。


どんな雰囲気を持っていて、どんなことを大切にしていて、何が好きで、何が生きがいでなど...


人と接触するたびにほかの方のエネルギーと交わるため、そのエネルギーに引っ張られないようにするためには、自分をたくさん受け入れて、愛して、自分という存在を確立していくことが重要です。


例えば、私はゆーるゆーるしていて、ちょっとおこちゃまな気質があって、ちびまるこちゃんに出てくるようなキャラの雰囲気があると言われます(笑)


自然が溢れている場所が好きで、優しくて穏やかでのんびりな世界が好きです。

ファンタジーなアニメーションの世界も大好きです。


植物や鉱物にも話しかけるので、周りから見たら頭の中がお花畑な人だと思われているかもしれません(笑)


でもそれが通常モードの私のため、もし人と接触したときに急に自分がせかせかとした感覚になったら「これは私のエネルギーじゃない」と普段の自分に意識を戻すことができます。


もしまた人と接触したときにいきなりイライラとした感覚になってしまったら、さっきの人がイライラしていたんだなとわかって、ゆったりな自分に戻ろうと意識を変化させられます。


「なぜ私はイライラしているんだろう」「なぜ急いで歩いているんだろう」と考えずに済むため、切り替えが早くなるんです。


自分はどんな人なのか、ということを知っておくことで、ほかの人のエネルギーが入ってきたときにも敏感に気付けるようになり、通常モードの自分に戻りやすくなると感じています。


広い視野で人を受け入れられるようになる重要性


もうひとつ私が大切だと感じていることをご紹介します。


それは受け入れられる人を増やしていくことです。

人に敵対意識を持っていると接触したときにエネルギーとエネルギーがうまく調和せず、抵抗するエネルギーが働いてしまい、疲れやすさに発展してしまいます。


例えば、私はHSPやエンパス気質に加えて、子どもの頃のトラウマが残っています。


両親との愛着もうまく築けていないですし、学校でも思うように馴染めなかった記憶が強いため、人間不信になっている自分もいます。


そうすると、もともと人間に備わっている防衛機能が働いてしまって、大人になっても人を敵認識してしまうことが多いんです。


そのため、人混みどころか人に会うこと自体怖い自分がいます。


この状態は相手を受け入れられるエネルギーではないため、無意識下で相手のエネルギーとぶつかってしまい、自然と自分のエネルギーを消耗することになります。


そのため、相手を受け入れられるエネルギー状態に変化させていくことは疲れやすさを和らげていくために大切です。


ですが、人間不信の人がいきなり人を受け入れることはできないため、私が普段心がけていることをご紹介します。


それはいつでも自分の感情を素直に受け入れてあげることです。


「私は怖いんだな」
「近づきたくないんだな」
「否定されたくないんだな」


自分を素直に受け入れられるようになってくると、少しずつ他人も受け入れられるようになっていきます。


「たくさん悲しいことがあったんだもん」
「しょうがないよ」
「でもよく頑張ってるよ」


のように自分をよしよししてあげるんです。

私は時間をかけて、たくさん自分に寄り添うようにしています。


そうすることで、いつのまにか「怖い」という感情から「なんともないかも」というような普通の感情に戻っている感覚もあります。


人を自然と気にしなくなっている感じです。


このことを意識し続けているので、昔よりもだいぶ人と会うことに対する抵抗は少なくなってきましたが、まだ防衛反応が強く働いてしまうときも多いため、他人のエネルギーフィールドに入るときは少し怖いです。


なので、私は相手のお家の中に入るような感覚で「失礼します」と心の中で伝えてから入ることもあります。


宣言をすることで受け入れようとする体勢が整うのか、エネルギーの抵抗は少なくなるので、安心して歩けています。


また、少し付け足しをしたいのですが、ここで伝えている「受け入れられる」という意味は、他人を気にしなくなるという意味です。


攻撃的なことをされたり、悪口を言われたりなど、「嫌なことをされてもそれを受け入れる」というわけではなく、そんな人がいたとしてもその人のことを認められて、そこまで気にしなくなるといった方が正しいかもしれません。


広い視野で人を見られるようになるということです。

誰でもできる緊急時の対処法


実際に私が疲れた時に行っている人混みでの対処法を少しだけご紹介します。

それは、

  • 落ち着ける場所に移動する

  • 人をできるだけ見ない

  • 目を閉じる

  • 耳栓をする

  • 人と目を合わせない

  • 仮眠を取る     などです。


入ってくる情報すべてをカットし、自分が居心地の良いエネルギー空間に移動することがすぐにできる対処法になります。


徐々に自分のエネルギーに戻ってくるため、疲れは自然と和らいでいきます。

ゆったりした雰囲気のお一人様が多いカフェなどに移動するのも良いです。


個人的に私はネカフェに行くことも多いです。

ネカフェはエネルギーが滞っているところも多いのですが、ドリンク飲み放題マンガ読み放題で個室空間ですし、仮眠も気持ちよく取れるので私は利用しています^^

最後に


いかがでしたか。

今回は、HSP、エンパス気質を持つひとりとして、自分の体験談も交えながら人混みが疲れる原因と対処法についてお話ししました。

繊細な方は場のエネルギーや人のエネルギーに敏感に気付きやすいため、人混みは疲れやすいという方も多いのではないでしょうか。

自分以外のエネルギーを認識しながらもそこに引っ張られすぎず、自分にも意識を留めておくことが大切です。


それが出来るようになる方法は、自他ともに受け入れられる意識を拡大していくことです。


揺るぎない自分を確立し、受け入れられる人を増やしていくことで抵抗するエネルギーは少なくなり、調和が生まれ、疲れやすさは和らいでいくと感じています。

もちろんこのほかにも様々な原因や対処法があると思いますので、自分の身体に馴染むものを少しずつお試しいただければと思います。


HSPやエンパス気質を持っていて、人混み疲れを感じやすい方のお役に立てましたら幸いです。

ご覧いただきましてありがとうございました。

もしご縁がありましたら、また別の記事でもお会いできることを楽しみにしています。


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