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こんにちは。tutumi-mabuです。 京都出身→東京在住 50代 主人、娘の3人家…

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こんにちは。tutumi-mabuです。 京都出身→東京在住 50代 主人、娘の3人家族 現在 エッセイ、書道を習っています。 ペーパークイリングでカードを 作成しています。

最近の記事

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鴨川

京都の街の中心部を流れる鴨川は、 有名なデートスポットである。 カップルが、 四条大橋から三条大橋までの川辺を、 見事なまでの等間隔で座っている。 このルールがいつごろできたかは 定かではないが。 20代のころの私は、 仕事帰りに三条大橋を渡るとき、 自分も彼氏ができたら座って 話がしたいとその光景を眺めていた。 その後、親しい友人や何人かの男性と 座った。 おだやかな川波を見ながら 話をすると、普段は照れて言えない 言葉も口からこぼれ出てくるの

    • 落ち葉を踏みながら、子育てを振り返る

      先日、食材を買いに行く前に 近くの自然豊かな公園に立ち寄って ベンチに座りました。 鳥のさえずりや 木々が風になびく ゴーっという音を聴いて、 雲の流れをずっと目で追い、 少し寒くなった季節を 肌で感じました。 1人でゆっくり外で過ごすのは いつぶりなのだろう。 9月末で、週5のパート勤務していた 職場を退職しました。 たっぷり空気を吸って吐いて。 年齢と共に錆びついた五感を 取り戻そうとしています。 30分くらいベンチに座っていると、 小さなアリが2匹も私のブ

      • 美味しいコーヒーの入れ方講座を学んで

        2022年3月に書いたものです。 ときどきドリップコーヒーを購入する。 自己流に入れ、ミルクを入れて飲んでいた。コーヒーは苦いものだと勝手な先入観を持っていた。 パルシステムのオンラインで開催された「プロから教わる、美味しいコーヒーの入れ方講座」を受講してからブラックを飲むようになった。 講師は小川珈琲に勤める2、30代くらいの女性。普段は「店舗に入った新人にコーヒーの入れ方を教えるのがメインの仕事です」と話していた。 まずは会社の説明と、コーヒー豆ができるまでの過程

        • 虚の大地に立ったとき叫びたくなった。

          このエッセイは2014年10月に 書いたものです。 久しぶりに広野に降り立った。 辺り一面何もない。 目の前には東京湾が広がり、 空には羽田空港へ向かう飛行機が、 数分おきに頭上を何機も通過した。 ここは中央防波堤外側埋立処分場、 新海面処分場。 所属する生協主催の見学会があり、 新江東清掃工場と、 埋立処分場に参加した様子を書いた。 都の職員がバスの添乗員となり、 説明を受けた。 この場には見学ツアー客しか立ち入り できない。 東京の埋立問題は

        • 固定された記事

          松濤美術館で開催されている「111年目の中原淳一展」を観に行ってきました。 9月1日までです。 デザインされたかわいいスカートや着物、浴衣などの展示がありました。本当に色褪せない。 当時の雑誌で、服の組み合わせ方や暮らしの楽しみ方をたくさん提案されていたのを知りました。

          松濤美術館で開催されている「111年目の中原淳一展」を観に行ってきました。 9月1日までです。 デザインされたかわいいスカートや着物、浴衣などの展示がありました。本当に色褪せない。 当時の雑誌で、服の組み合わせ方や暮らしの楽しみ方をたくさん提案されていたのを知りました。

          だるまさんが転んだ

          ひまわり畑で「だるまさんが転んだ」をしていると想定。 鬼になっている私が振り返ったときに、ドーンと後ろに立っていた ひまわり。そんな写真に見えました。

          だるまさんが転んだ

          京都 五山送り火

          8月16日は京都の夏の風物詩 「五山送り火」 お盆に戻ってこられた先祖の精霊を 冥土にお送りする伝統行事である。 BSで生中継をしていたので 自分も一緒にご先祖様のお帰りを 見送った。 点火時間 午後8時  東山如意ヶ嶽の「大文字」 午後8時05分 「妙法」 午後8時10分 「船形」 午後8時15分 「左大文字」 午後8時20分 「鳥居形」 四山は護摩木などを組んで点火するが、 「鳥居形」だけは7つの親火床から 松明を持って走るため「火が走る」と 言われている

          京都 五山送り火

          無くしかけたときに思うこと

          昨日、左の小指に怪我をしてしまいました。 仕事中のできごとです。 鉄の扉の丁番側に左手の小指が入ったままドアが閉まってしまったのです。 それはそれは痛い出来事でした😣 挟まった瞬間、痛みと共に脳裏に 歌が流れてきました。 中島みゆきさんの「世情」 ドラマ「3年B組金八先生」の 「腐ったミカンの方程式」で流れて いたあの曲です。 世代の方には伝わるかと…。 音楽と共にスローモーションで左小指との思い出が、走馬灯のように映像で見えたのです。 作り話ではなく本当に…

          無くしかけたときに思うこと

          熱中症、脱水症予防のためにやっていること

          「今年の夏は災害級の暑さ」と表現されていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 私の仕事はかなり動くので、 夏場は体力勝負。 下着はもちろんのこと、 制服のズボンまで汗が染みちゃっている…💦 学生の頃は汗をかけず、身体に熱がこもっていたので、汗だくはまだ良い方なのかと思いますが…。 熱中症や脱水症状にかなり気をつけて、水分補給をしています。 それでも昨年の夏は仕事中に頭がガンガン痛くなり、吐き気なの症状に悩まされました。 熱中症、脱水症状予防のためにしていること。

          熱中症、脱水症予防のためにやっていること

          スズメの雛の救出劇

          皆さま こんにちは。 暑すぎる毎日ですが いかがお過ごしですか? 7月下旬の土曜日、時刻は14時過ぎ。 道路がゆらゆらして見えていた猛暑日のできごと。 スーパーで買い物をした帰り道、 道路をじっと見ている女性に出くわした。 その目線の先には、道路の真ん中で横たわる瀕死のスズメの雛がいた。 それはそれは小さくて…。 産まれたてなのかもしれない。 初めは大きな糸くずに見えた。 よくよく見ると口ばしが見えたので スズメだと分かった。 このままでは車にひかれる。 し

          スズメの雛の救出劇

          スキー場と屋根裏部屋

          時はバブル全盛期。 若者達は夏はサーフィン、冬はスキーに行くのがステイタスになっていた時代に 就職して間もない私がいた。 年に一度、友人とスキー旅行をしていたが、その中でも忘れらない旅の思い出がある。 志賀高原にある民宿に友達4人で泊まりに行ったときのこと。 昼はスキーを楽しみ、夜は互いに仕事、恋愛の近況報告をしあうのが恒例であった。 その日もワクワクしながら報告タイムを迎えようとしていた矢先、部屋に備え付けられていたダイヤル式の電話がリーン、リーンと鳴った。 「

          スキー場と屋根裏部屋

          先週はクイリングでバラと葉を作っていました。 書道教室の奥様の俳句に、リクエストいただいたバラを添えてミニ色紙を作ります。 奥様が良い句が読めたら、お友達のプレゼント用に色紙の依頼がきます。第6弾目。 今後、自分でも書とクイリングのコラボに挑戦してみたいと思っています。

          先週はクイリングでバラと葉を作っていました。 書道教室の奥様の俳句に、リクエストいただいたバラを添えてミニ色紙を作ります。 奥様が良い句が読めたら、お友達のプレゼント用に色紙の依頼がきます。第6弾目。 今後、自分でも書とクイリングのコラボに挑戦してみたいと思っています。

          カントリーロード

          これはスタジオジブリ1995年制作のアニメーション映画『耳をすませば』の主題歌『カントリーロード』を引用した歌詞である。 元々はアメリカの歌詞ジョン・デンバーが発表した 『Take Me Home,Country Roads』の日本語訳によるカバー曲である。 ジブリ作品の中でも『耳をすませば』が一番好きで何度も観ている。日本語訳の『カントリーロード』もお気に入りで、今でもカラオケに行けば歌っている。 自分の声がアニメソングのキーに合うという理由もある。 結婚後上京し、と

          カントリーロード

          京都・源氏物語のまち宇治川周辺

          先週、NHKの土スタ「光る君へ」特集in京都の公開生放送を見ました。 ゲストは吉高由里子さん、柄本佑さん 会場は、私が成人式をした「宇治文化センター」でした。倍率20倍で当選した観客が会場にきていました。 大河ドラマはところどころしか見ていないのですが「源氏物語」『宇治十帖』のゆかりの地 宇治を紹介したエッセイです。 良かったら読んでみて下さい。 写真は「京都宇治観光マップ」から お借りしました。 【宇治川周辺】 百人一首に宇治川の情景を詠んだ句がある。 現代訳

          京都・源氏物語のまち宇治川周辺

          変化していく書く理由

          2008年1月に開講したばかりのエッセイ教室を受講してから早16年目。 【ステキな人を紹介するブログ】 当時、友人と一緒にブログを開設する話が持ち上がっていた。内容は私達が出会ったステキな人をインタビューして紹介するというもの。 ただ、学校の作文程度しか文章を書いてこなかった。私の文章力で魅力を伝えることができるのか? ならばエッセイ教室に3ヵ月だけ通って文章を学べたら…。それだけの理由で受講を決意した。 はじめに出される課題は「わたし」 自分のことを書くのだか、

          変化していく書く理由

          答えてくれてありがとう

          私がまだ20代だったころの話。 高校時代の友人と行った京都会館(ロームシアター京都)のコンサート帰りにそのできごとは起きた。午後9時半過ぎの京阪電車に乗車した。 車内の様子は、会社帰りのサラリーマン、コンサート帰りらしき若者たちが座席を埋め、ドア付近にはまばらに人が立っていた。 コンサートの興奮醒めやらぬなか、席に座った私達は盛り上がっていた。 すると隣の車両から怒鳴り声が聞こえてきて、辺りは騒然となった。 声がする方へ目をやると、60から70代くらいの身なりの汚れた男が

          答えてくれてありがとう