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上田浩司(理学療法士)
2021年4月13日 12:12
シーティングも一旦、今回で終了させて頂こうと思います。次は《支える理学療法シリーズ》『ポジショニング編』を掲載させて頂きます。では、さっそく今回の内容に入ります。まず、アンカーサポートとは、滑り座りなどで、ご高齢者様が前方にズレるのを防ぐモノになります。シーティングをしっかりしても、やはり長時間座位であれば、時間経過とともに前方へ滑ってくる方は多くいらっしゃいます。上記
2021年3月20日 00:29
特養や老健、デイなどで、臨床上、一番よくみられる座位不良姿勢だと思われます。まず、原因の一つとして挙げられるのは①座低長(座位での臀部後方から膝窩部までの長さ)と座面長(車椅子の座面の長さ)が合っていない可能性が挙げられます。これは、比較的小柄な女性が、大きな車椅子に乗っていいる際などに見受けられます。ちなみに、座低長と座面長の適切な長さの指標は、膝窩部とシート前端のすきまが2
2021年3月20日 00:04
シーティングとは、『ある目的の達成に近づけるために、最適な座位姿勢を支援をすること』です。ある目的とは、人によっては、仙骨部の褥瘡予防であったり、食事での誤嚥予防、拘縮予防など、個々人によって目的は異なるでしょう。しかし、最適な座位姿勢を保つという手段は一緒です。快適な座位姿勢が保てれば、たいていの問題は解決するはずなのです。シーティングが上手くいくだけで、①不穏・問題