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運動を行う上での”栄養の話”ビタミン編

こんにちは!
今回は運動を行う上でしっておきたい”栄養の話”ビタミン編ということで、
ビタミンに関して記事を書いていこうと思います!

ビタミンとは?

ビタミンは、ヒトの体の形成には直接的に関与しませんが、他の栄養素がうまく働くための”潤滑油”として働きます。ビタミンDを除くビタミンは体内での摂取が困難であるため、食品から摂取する必要があります。

ビタミンには脂溶性ビタミン水溶性ビタミンの2種類があり、脂溶性ビタミンにはビタミンA、D、E、Kが含まれ、水溶性ビタミンにはビタミンB群、ビタミンC、葉酸などが含まれます。

それぞれのビタミンには特徴は以下になります

脂溶性ビタミン:油に溶けやすく体内に蓄積できる
        脂質と共に取り込むと吸収されやすい
水溶性ビタミン:水に溶けやすく、尿として排出されやすい
        加熱調理により失われやすい

続いて、各種ビタミンの効能についてまとめていきたいと思います。

ビタミンA

~効能~
◎視機能を改善する効果
⇒不足すると夜盲症の発症に関連する
 *夜盲症:夜間に視力が低下する症状 (いわゆる鳥目)

◎粘膜や皮膚を健康に保つ効果
⇒皮膚のターンオーバーの促進や各種器官の粘膜形成に関与する
 不足すると粘膜形成がなされず風を引きやすくなる
 ビタミンAは紫外線により破壊されるため、日焼け止めを塗って、日ごろ 
 蓄えておくことが大切!

ビタミンD

~効能~
◎小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進する
⇒不足すると骨や歯の形成が十分に行われず”くる病(骨軟化症)"を発症しや 
 すくなる。紫外線の弱い冬の12月のお昼ごろでは地域にもよりますが、
 8分~30分ほどで1日で必要なビタミンDが体内で産生されるようです!

ビタミンE

~効能~
◎強い抗酸化作用を持つ
⇒不足すると動脈硬化や血栓の発症、血圧の上昇、LDL(悪玉)コレステロールの増加を来す可能性がある

抗酸化作用=私たちの体はエネルギー産生の過程で、活性酸素という物質を産生します。この活性酸素は、他の分子を酸化させる能力が高いという性質をもっており、酸化された細胞は変性損傷を来します。
この酸化作用の身代わりになるのが、抗酸化物質といい、抗酸化物質たちの働きを抗酸化作用といいます。

ビタミンK

~効能~
◎血液を凝固させる働きを持つ
◎骨形成を促す

⇒不足すると皮下出血や消化管出血を起こすリスクが高くなる
 また、骨粗鬆症の発症にも関与する

ビタミンB群

~効能~
◎摂取した栄養素の代謝をスムーズにする
⇒不足すると、筋力低下や筋疲労が生じ、重度の場合には貧血や息切れなどが出現する

ビタミンC

~効能~
◎コラーゲンの産生を助ける
◎鉄の吸収を助ける

⇒摂取量が多いと、体内での吸収効率が下がり尿として排出される。
 さらに過剰に摂取すると、下痢や腹痛が起こる可能性があるもあるので
 注意が必要。

葉酸

~効能~
◎DNAやRNAなどの核酸やタンパク質の合成を促進
◎動脈硬化の予防

⇒特に妊婦さんは摂取量に注意が必要
 不足すると胎児の発育不全に関連する

以上が各種ビタミンに関する大まかな概要に関してでした!

ビタミンに関しては量が多く、この記事だけではすべてを説明することが難しいため、今後もどこかのタイミングで記事を書いていこうと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回は、ミネラルに関する記事を書いていこうと思います!
お楽しみに!

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