HSP HSC「HSCの自己肯定感を育むための3つのポイントを紹介します」
こんにちは。
心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今日はですね。少し電車で外出する機会がありましたので、外に出ていたんですね。(2020/7/20)
今日は天気も良くて気温も上がっていましたね。
暑さの中のマスクがつらいですよね。
私は普通のマスクを使っているんですけども、これは布製のマスクなどの方が通気性などがいいんでしょうかね。
夏用のマスクというものが必要になってくるなぁと今日は感じました 。
感染予防のためにマスク着用は必須なんですが、この夏場をどのようにこのマスクと付き合っていくのかということもとても重要になってくるんだなぁと今日感じたんですよね。
夏用のマスクを検討して行こうかなと今日は思っていました。
そしてもう一つふと気になったことを思い出したんです。
外出自粛期間に私は一日一回はベランダに出て陽にあたるということをしていたんですね。
それまでわたしはベランダに出ることは洗濯物を干したり、観葉植物の世話をする時ぐらいでした。
ただ、ベランダで過ごす時間が増えると、そこはさまざまな「出逢い」の場でもあったことに気づきます。
蜂が飛んできたり、蝶々が来たり。そして朝方には必ずといっていいほど鳩が留まりにきていたり。
その鳩は大体朝の5時~8時くらいの間に物干し竿に留まりにきていたようです。
ただ今までも今もですが一度も糞をベランダ内で見たことがありませんでした。
もし今までに糞など発見していれば、鳩がきていたのかなと予測できたのですが、その痕跡はみあたらなかったんですね。
これは糞の痕跡があるとそこに鳩の存在が分かってしまい鳩自身の危険が伴うため、あえてベランダ内の排泄をしていなかったのか。
それともベランダ内の環境に鳩が配慮して糞を落とさなかったのか。(鳩の留まる下には観葉植物があった)
理由はどちらにせよ、鳩と私がベランダ内で別々に時間を過ごす際にお互いが配慮されるべきところは配慮されていて、私も鳩も気持ちよくベランダで過ごせていることは事実なんですね。
これからもベランダを通して鳩との関りや、そこから感じる事、得れる経験や気づきも楽しんでいこうと、ふと今日は思ったのでここに書かせていただきますね(^^)
今回は「HSCの自己肯定感を育む」についてお話ししていきたいと思います。
1.HSPについて
まずHSPについてお話ししていきますね。
1990年代にエレインアーロン博士によって高敏感性の研究がされていました。
科学的な専門用語としては感覚処理感受性(SPS)と呼んでいます。
そして博士はその敏感性の値が高い人を
HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン)人一倍敏感な人。
HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供と呼んでいます。
エレインアーロン博士自身もHSPで、博士の子供もHSCだったようです。
【HSP】
• HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン )人一倍敏感な人
• HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供
• HSS (ハイ・センセーション・シーキング )人一倍敏感な人・刺激を求める人
そして、博士によると全人口の15%~20%がHSPと言われています。
5人に1人がHSPということになります。
そしてさらにそのHSPの30%の人口の約6%が HSS(外向型・刺激を追求するHSP)という気質の人もいるとされています。
HSPは精神医学で言う病名ではなくて、あくまで気質というものになります。
さらに他の種族100種類以上にもHSP気質は存在したことを発見したそうです。
これらは生まれ持った脳機能に関係しているようです 。HSPの人は脳の扁桃体。
危険を判断する部分の働きが、生まれつき強く不安・恐怖そんな部分を感じる神経回路も敏感に働くためだそうです。
【HSPの四つの性質】
①深く考え事をする
②常に刺激を受けやすい
③共感力が高く、感情の反応が強い
④些細な刺激を察知する
HSPについては、 気になった方はエレイン・N・アーロン博士のサイトをチェックしていただけると良いと思います。
アーロン博士のサイトではHSP診断もできます↓
今回は主にHSC(ハイリーセンシティブチャイルド)にフォーカスしてHSCの特性を探りながら。
私自身も HSCだったことを踏まえて、その体験や経験をお伝えしていきたいと思います。
私の主観でお話していくこともあります。
そのように聴いて頂けると嬉しいです 。
この記事を通じて。
今敏感気質に悩んでいる方。辛い方。
身近にいる人への理解になったり。
それぞれが生きている世界が少しでも安心できて。
優しい世界になってほしいと願っています。
又、HSPの情報交換、新しい気づきとなることに繋がっていけたらと思います。
2.HSCの自己肯定感を育む3つの心構え
【HSCの自己肯定感を育む3つのポイント】
①「しつけの影響を受けやすい」
②「自分を厳しく見つめる」
③「親がいない時にされたことや言われたことに親がどうすることもできない」
誰でも自分が自信があって肯定的な気分の時もあればそうではない時もありますよね。
自分自身を肯定的に見ることが出来るか、否定的に見る癖をつけてしまっているかは少なからず、小さい時に育ってきた環境に左右されているんですよね。
特にHSCの場合はなかなか自己肯定感を持てないと著書でアーロン博士も言っています。
自己肯定感をもてない理由を3つにわけてアーロン博士は説明していたので紹介させていただきます。
①「しつけの影響を受けやすい」
・親が子への正しい叱り方を知らないと、叱られたことで「自分はダメな人間なんだ」と受け取ってしまいやすいんですね。HSCの特徴に日頃からルールを守ろうとする強い意志を持つ気質があるので、間違いをしてしまった時は「二度と同じことをしない」とHSC自身深く受け止めているんですね。 これはアーロン博士の説明によるとHSPの遺伝子によると説明されています。敏感さの遺伝子には、その中に「行動する前に確認をして考えていく生存戦略」があると言っているんですね。
これはHSPの特徴に、最初にきちんと確認をするという気質が遺伝子に刻み込まれているということになります。
②「自分を厳しく見つめる」
・HSCは優れた観察眼を持っていたり、鋭い評価を下したりすることがあります。 映画を観て強く感動をする。本の世界観に深く浸る。または食べ物についても自分のしっかりとした見解を持っていることが多いようです。また HSCは自らの過ちを徹底的に受け止めていることが多く、充分に自分を罰しているという状態もよくあると博士は述べています。
③「親がいない時にされたことや言われたことに親がどうすることもできない」
・ 敏感さについて他人に言われたことでHSCが傷付いていても、親にできるのは、他人に何かを言われてもその言動を正しく受け止めていられるように心の準備をさせておくということぐらいなんだよと博士は言います。社会の中では今はまだ敏感さはあまり尊重されていないですよね。最近になってやっとHSPという言葉が広まってきているのかなと思うことはあります。未だに神経質な人。臆病な人。考えすぎなどと言われて傷ついている人も多いと思います。私自身もそんな場面に遭遇すると、「自分はこの世界には不向きな性質なのかな」とか、「他の人は正常で自分だけ違うのかな」と思うことが多かったと思います。 そして自分という人間。その自分の気持ちに肯定感を持てずにいました。
子供の時から肯定感を育む関わりをしていくことはとても大切ですよね。
アーロン博士は大人になってからそれを始めるのと、子供の時から意識をして関わるのとでは、時間も苦労も全く違うと言っています。
敏感気質に対して一緒に考えたり、皆で話あっていくことで、
「この気質は特別なことでもなくて、自分自身の特徴なんだ」
と捉えていけるように。
HSC自身が自分自身の気質と向き合えるような関わりを、家庭内や外の環境ももっと意識を向けて取り組める環境が増えること。
それが多様性の理解に繋がっていくのでしょう。
言葉で言うのは簡単ですが、敏感さについて学ぶ機会をまずは増やせるようにすることですよね。
教育現場や社会の中にもっと敏感さに学ぶ機会を増やしていける取り組みが必要ですよね。
今回は「HSCの自己肯定感を育む3つの心構え」についてお話しさせていただきました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまたお逢いしましょう(^^)
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今回の記事でも参考にしているエレイン・Nアーロン博士のHSCの本です↓
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