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ヘッドホン
2023年3月1日 19:51
柄谷行人の著作を取り上げていく記事を書くのは,だいぶ久しぶりになってしまったきらいがある。そして,この記事以来の記事となってしまう。けれども,書いていくことにする。取り上げる著作は,柄谷行人『力と交換様式』(岩波書店,2022年)である。(柄谷行人は1941年生まれであると,『力と交換様式』には書いてあった。年齢で言えば81歳で書いた作品ということになる。この記事の執筆者であるところの私から見れ
2020年9月10日 17:16
今回の記事では, 柄谷行人『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』(青土社, 2014年)について, 簡単な紹介を行う. 簡単とは言ったものの, この本で柄谷が目指しているものは, 帝国(それは帝国主義とは異なる)というものの世界史的意義を再考するというものであるから, 中身自体は容易に理解されるものではないことは, 予め述べておこう.1 目次はこの通りこの本の目次は以下の通りである.第1章 ヘ
2020年8月30日 16:23
ちょこっとばかし時間の空いてしまった感じはありますが, 今回は, 柄谷行人『世界史の構造』(岩波現代文庫, 2015年)について概略を説明してみようとおもう.1 『世界史の構造』の目次目次は以下のとおりである.序文序論 交換様式論 1 マルクスのヘーゲル批判 2 交換様式のタイプ 3 権力のタイプ 4 交通概念 5 人間と自然の「交換」 6 社会構成体の歴史
2020年8月20日 16:50
今回は, 柄谷行人を思想家として認識させるに至らしめたと言える, 『トランスクリティーク カントとマルクス』(岩波現代文庫, 2010年)という著作についてその内容を, 序文の徹底解説という形で, この記事で行おうと思う.1 目次の紹介『トランスクリティーク』の目次は次のようになっている.序文イントロダクション トランスクリティークとは何か第一部 カント 第1章 カント的転回
2020年8月12日 21:53
やはりとうとう, これをやる時が来たようだ. いつかやるんだろうなーと思っていたのですが, やはり来てしまったようです. 私と私の周りの環境において, 激変が起きたの今日なのですが(その激変の内容については言わないこととします)来てしまった召命に従うことにしよう.1 柄谷行人って何?簡単ではありますが, https://kotobank.jp/word/%E6%9F%84%E8%B0%B7%E