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昨年末に中山さんと長浜の町中華で会ってから「行政×デザイン 実践ガイド」を読むまでの半年間、思い巡らせていた、行政とデザインのこと
中山郁英さんから、彼の著書「行政×デザイン 実践ガイド 官民連携に向けた協働のデザイン入門」をご恵贈いただいた。この本は、行政職員がデザインにどう向き合うか、デザイナーや民間がデザインを通じて行政とどう協働できるかについて、広くわかりやすくまとめられている。 この本の最後にも書かれているのだけど、中山さんが行政とデザインに関する研究をより深めたいと思ったきっかけの一つが、自分など滋賀県職員有志らが2017年から2019年までに取り組んだプロジェクト「Policy Lab.
2019年7月、「滋賀県サイトリニューアル問題と自治体サイトのあり方について意見を交換する会」で語られていたこと (2/2)
2019年に起きた滋賀県サイトリニューアル事件を受けて、県内有志が開催した「滋賀県サイトリニューアル問題と自治体サイトのあり方について意見を交換する会」の記録を、2年弱の歳月を経て、再編集のうえ公開することにした。この記事はその後編(なお前編同様、内容はすべて2019年7月28日時点の情報となるのでご留意願いたい)。 前編では、ゲストとしてお招きした株式会社ツルカメのUXディレクター 森田雄さんから自治体サイトリニューアルの“勘所”を踏まえた今回の事案の所感について、お話い
2019年7月、「滋賀県サイトリニューアル問題と自治体サイトのあり方について意見を交換する会」で語られていたこと (1/2)
2019年に起きた滋賀県サイトリニューアル事件。今から2年前の3月28日に行われた滋賀県ウェブサイトの全面リニューアルをめぐって数々の問題が指摘され、世間や報道、議会などで波紋を呼んだ。 この年の7月28日、県内有志が「滋賀県サイトリニューアル問題と自治体サイトのあり方について意見を交換する会」を、守山駅前のコワーキングスペース「TORKS」で開いた。県内外のウェブ制作関係者や行政関係者、研究者など、およそ30名が集まった。そのときの話は毎日新聞や滋賀報知新聞でも取り上げら