私について、1

東京で生まれ、何回か引越しはしましたが、29歳まで東京以外に住んだことはありません。

公立の小・中学校へ行き、高校は女子校。制服のかわいい私立でそれが密かな理由だったような…大学にも行きましたが、目的が見つからずバイト三昧の毎日。学校へ行く時間、お金が勿体無くて退学、そこからようやく自分で自分の人生を考えるようになりました。

考えた末、ある専門学校に入学。自分で決めた道を突き進み、卒業、国家試験にも合格し、無事に就職することもできました。仕事はやりがいがあったし、お給料は自分のために使えたし、とにかく楽しい毎日でした。

働きだしてから2年目、ある程度貯金も貯まり、初の一人暮らしもしました。それがもう楽しくって。完全に自由になった私はいろんな、本当にいろんな遊びをしました。

仕事のあと、疲れ知らずの20代の私は当時好きだったジムにも行ったし、友達に誘われれば飲みにも踊りにも行った。恋愛もしたし、ネットで知り合った人と会ってみたりもした。性別も年齢も国籍も様々な人たちと。その時の私は本当に怖いもの知らずでした。

その当時は朝も夜も忙しく、記憶の中からところどころ抜け落ちてるほど。いろんな人に会い、その人たちの好きなことを一緒に経験してみたりして。お金では買えない良い経験をしました。その時に出会えた人たちが今の私を形作っていると言ってもあまり大袈裟ではないかもしれない。その、私にとって特別な人たちのことは追々記してみたいと思っています。

ちょっと長くなってしまったので、そのあとの私については、また後ほど。