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過去の経験が絶対だと思う!それバックミラー症候群では?

過去の経験があったから今の自分がある。

成功も失敗も含めてすべてが経験となって培われています。

「わたしの記憶が確かなら」と経験則で行動することも多いと思います。


ただですね、過去の経験を重視し過ぎてしまうと、少し困ったことになってしまいます。

それが「バックミラー症候群」というものです。

バックミラーは、車に装着されている後方を見るあの鏡のことです。


バックミラー症候群とは

「バックミラー症候群」
過去の経験、価値観を基準にして物事を考えてしまうこと

現在から前(未来)を見るのではなく、バックミラーを見るように後ろ(過去)を見ていることからこの名前がついています。

過去ばかり見ているので、もちろん前に進んでいきません。

バックミラーを見ていて、シフトレバーもRになっています。


バックするときは前を見ていません。見えているの後方の光景だけです。

自分の後方しか見ていないということを、自分の過去しか見ていないことと同じ意味合いとして表現されています。


例えば

・保険の更新時に、去年は問題なかったので今年も同じ契約にする。
・転職を考えたが、就職活動が大変だったので止めた。
・登山に行ったら大雨になって大変だった。二度と行かない。

もしかしたら、不要な保険があったかもしれません。今の実力なら就職先は引く手あまたかもしれません。前回は台風シーズンでの登山だったかもしれません。

偶然が重なった出来事も多いでしょう。それでも過去の経験をもとにして、今後のことを決定しています。


どうしてバックミラー症候群が起こるのか

このバックミラー症候群は、失敗しないように自分を守るために起こります。

未知の可能性ではなく、過去の確実さを求めようとする考え方です。

誰も好き好んで失敗も間違いも、したいとは思わないですからね。

失敗も間違いも起こらない安全な選択だから過去を選びます



これには1つ問題があります。

自分を守る代償として挑戦するという選択肢がなくなっていることに気づいていないことです。

挑戦という行動を自分で制限していることと同じことになるからです。

過去を基準にしているので、未来にどんな可能性が待っていても一歩を踏み出そうとしません。

もっと強めにいうと過去と変わらない、変化のない人生になってしまう。そんな考え方でもあります。

挑戦はしない分、失敗はありません。それだけ失敗はしたくないんです。


どうすれば防げるのか

保険の見直しも転職も登山も、何か目的があったから行動を始めたはずです。

その目的が、過去の経験による判断で打ち消されてしまっている状態です。

バックミラー症候群となって挑戦する行動が出来ないときは、『何のために行動したいのか』そして『挑戦によるメリット』をもう一度考えてみましょう。

挑戦には成功も失敗もあります。やはり怖さもあると思います。

ここでの挑戦は「無謀な挑戦をしよう」と言っているわけではありません


挑戦するハードルを下げる』のが効果的です。

例えば
・通勤路を変える
・新しい店に行ってみる
・髪型をバッサリ切る

ここまでくると挑戦してみるというより、変化させるといったほうが正しいかもしれません。


ハードルを下げて、変化に慣れることが最初の一歩です。

「失敗しないように過去の経験をもとに考える」 
↓ 
「変えても問題ないから安全」

と考え方を変える目的です。

自分のできる小さな変化を続けていき、長いスパンでは大きな挑戦を成し遂げるイメージになっています。

バックミラーはバックするときだけ使用していきたいですね。



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わたしはこんな人です(*'ω'*)



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最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^♪ このnoteが少しでも貴方の役に立てれば幸いです。