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わたしは看護師の職業柄、医師と関わることが多いです。病態から薬から専門知識が豊富で、医師と会話するだけでも勉強になります。

「医師はみんな天才なのだ」と感じてしまうほどです。

哲学者、プロスポーツ選手、CEO、など有名な方々がメディアを賑わせており、やはり天才だと感じてしまいますよね。

その他にも私たちの周囲には、頭脳や運動の才能が抜きん出る人がいると思います。


実力がある人たちは優れた才能や実力の持ち主で、何でも器用にこなせそうですよね。

例えば

✔️医師ならなんでも知っていそう。何でも治せそうですよね。

✔️料理人なら何でも作れそうな気がしますよね。

✔️スポーツ選手なら運動全般が得意そうですよね。


「天は二物を与えているのでは?」を疑いたくなるほど、完璧に近い人間のように感じませんか?

実際に病院では、医師が何でも知っていると思っている方が多いです。医師に自分の将来や恋愛のことなど、占い師にするような相談をしている人を頻繁に見かけます。

ですが実際のところは、少し違うようなのです。

実際のところは

⭕中華の料理人が和食を作るのが不得意

⭕野球選手がサッカーが不得意

⭕内科医が整形のことを不得意


なぜでしょう、「一つできることがあると、似たようなジャンルもできそう」に思ってしまいますよね。

実際は、得意のジャンルがあっても、そのすべてを網羅しているという訳ではなのにです。


これを『領域依存』が関係しているからです。

【 領域依存 】

ある領域の評価を、別の領域でも同じ評価をしてしまう考え


この領域依存という言葉を知っていましたか?

わたしは最近まで知りませんでした。領域依存の考え方をしていたので、知ったときは「たしかにそうだ。」と妙に納得できたのを覚えています。

一つ出来るものがあるからといって、すべてができるわけではないということです。


言い変えれば、その能力を他で活用することは難しいということになります。

秀でた能力をもっていても、その能力を発揮できる場所は限られています。

身近なところでは、仕事の能力をプライベートで活用させることが難しいというのも、これに当たります。


例えば

保育士が子育て苦手
スポーツ選手が運動嫌い
看護師が冷たい

これらも『仕事でできることは、プライベートでもできる』と思う領域依存です。


ちなみに「看護師が冷たい」というのはわたし自身言われたことがあります。

打撲などのケガや風邪をひいて熱が出た相手に対して「命に別状はない」「死ぬことはない」と死の危険性の有無で考えてしまうからです。

なので相手の気持ちに添えないときがあります。

プライベートの看病で求められるのは、母のような暖かさとやさしさなのでしょうね。

プライベートのときに、仕事の考え方になると弊害が生まれるのだなと痛感しました。


領域依存の見方、考え方に偏り過ぎないように意識していきたいですね。



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わたしはこんな人です(*'ω'*)



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