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「筋肉はウソをつかない」

「無駄な努力なんてない」

「失敗は成功のもと」

これらのアツい言葉といえばいいでしょうか、自己啓発本、ビジネス本ではお馴染みの言葉です。

鬱陶しさもあると思いますが、心を動かしますよね。

わたしはこのアツ苦しい感じ好きなんですよね。

勉強や運動を10年以上続けている身としては、その通りだと思ってしまいます。

続けることに意義があって、続けた先にその意味が見えてくる。
努力をすればした分だけ返ってくる。こんな分かりやすく裏切らないことはないと思ってしまいます。


このアツイ言葉やわたしのような考え方には、気をつけなければいけないことがあります。

それは自分の行動が正しいと信じ込んでいるかもしれないということです。

これを『努力の正当化』といいます。

『努力の正当化』

努力して手に入れたものを過大に評価してしまう。
労力をかけたものほど大事に思う。

これは今まで頑張ってきたことが、無駄ではないと思いたい気持ちから生まれるものです。

努力が無駄になるとしたら、費やした時間が長ければ長いほど、現実を受け止め切れなくなりますよね。

「今までの努力はなんだったのか」「努力は無駄だったのか」と思ってしまうでしょう。なんのために頑張ってきたか分からなくなってしまいます。

そうなりたくないから、一生懸命に「自分の努力は間違っていない」「決して時間を無駄にしていない」と思うのです。

無理やりにでも信じようとしている可能性も否定できないんです。


これは矛盾する考えが浮かんだときに感じる不快な気持ちである「認知的不協和」が要因だと考えられます。

その不快な気持ちを吹き飛ばすために、そして心のダメージを軽減させるために起こる心理、それが『努力の正当化』なんです。


努力の正当化を防ぐには

それまでに費やしてきた時間や注ぎ込んできた労力ではなく、結果に目を向けることが大事になります。

結果は成功、失敗だけではありません。
続けてきたことでの自分の変化も結果の一つになります。

勉強していれば、問題が解けるようになってきた、頭の回転が早くなったきたこともそうです。運動していれば、身体が引き締まった、疲れにくくなったこともそうです。

普段では見落としてしまう小さな変化は幾つもあると思います。

そこに気付けるよう、定期的に振り返る習慣作りを取り入れてもいいと思います。

自分がどれだけやってきて、どんな結果になったのか事実をみつめていくことが「努力の正当化」を防ぐ術になるのではと思います。



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わたしはこんな人です(*'ω'*)



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