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雨男、晴れ女は存在するの?
天気の子かな?
「わたし雨女なんです。旅行に行くと雨が降るんです」
「自分が元気になると周りの人がケガをするんです」
「自分が買った商品だけ売れなくなるんだよね」
これらはわたしが実際に聞いたことのある発言です。
どれも不幸のような、呪いのようなエピソードですよね。
皆さんも「雨男」「晴れ女」など天気についての発言をよく聞くのではないでしょうか。
先日新聞にも、あるスポーツ選手に対して「雨男」と表現していました。
これらの発言は傍から聞いていると気のせいのように感じませんか?よくよく考えてみると少しおかしいように思えてきますよね?
その人は雨を降らせる能力はもっているのでしょうか?
その人は周りを不幸にする能力をもっているのでしょうか?
実際に特殊な能力はもっていないはずなのですが。
もしそんな能力をもっている方がいたらごめんなさい(-人-;)
わたしたちは他の人からみたら「気のせい」レベルのことを、本当だと思ってしまうことがあります。
雨男、晴れ女と思うのはなぜか
雨男、晴れ女は本当に存在するのでしょうか。
「気のせい」でも本当だと思ってしまうこと、これを心理学で 『錯誤相関』といいます。
『錯誤相関』
因果関係がないことなのに、関係があると考えてしまうこと
錯誤相関は認知バイアスの中1つです。
『認知バイアス』
人が陥りやすい考え方の偏り
他にも
・髪を切ると成績が上がる
・朝に納豆を食べると試合に勝つ など
ジンクスやゲン担ぎも錯誤相関に含まれています。
錯誤相関は「珍しいこと」「衝撃的なこと」など、記憶に残ることに対して起こりやすいとされています。
逆に普段から起きる日常的なことに対しては起こりにくいです。
そして考え方の偏りなので、気づかないうちに錯誤相関が起こってしまうのです
対処方法はある?
考え方の偏りが原因なので
・他者の意見を聞く
・自分の考えが正しいのか疑問をもつ
・関係のあることは記録に残しておく
などによって防ぐことはできます。
ですが錯誤相関を防ぐことができても、起こさないようにはできません。
地震が怖いから起こらないようにする、いつ地震が起きてもいいように常に防災グッズを持ち歩く、これでは毎日の生活が疲れてしまいますよね?
錯誤相関が起こらないように常にヤキモキするより、「人の考えは偏りやすいんだよな」と頭にいれて意識づけするだけでも充分効果的です。
雨男でも晴れ女でも生きていくうえでは何の問題もありません。
「天気を気にしない」気楽さも必要ということになります。
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最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^♪ このnoteが少しでも貴方の役に立てれば幸いです。