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【オーストラリア大学院留学】オーストラリアでの滞在先探し編

こんにちは,Hayuです☺
オーストラリアに来てから10か月,実は二度ホームレスになりかけました。一度目はオーストラリアに来た直後(ホテルに三泊くらいした),二度目は二か月前(命を危険を感じて友達の家に逃げた後引っ越し)。また詳細は記事にしようと思いますが…。

今回は,私がオーストラリアへ来る前,又来てから本当にトラブルがあって大変だった「オーストラリアでの家探し」について書いていきます。留学準備の内の一つで誰もが必要なプロセスなので,どこでどうやって家を探すのか,また費用などについて是非情報をシェアさせていただきたいと思います。


オーストラリアでの賃貸の現状

近年,オーストラリアはどこのエリアでも賃貸の競争率がものすごく上がってきています。それに伴って家賃も急速に上がり続けています
この記事の大条件として,オーストラリアで部屋を賃貸するということは日本のように物件を見に行って誰でもサインするだけで契約できるというものとは全く異なるということを頭に入れておいてください。オーストラリアでは賃貸契約は競争。1つの物件に何十人もがインスペクションに行き,そのうちの一組だけが入居できます。つまり,審査がものすごく厳しいということです。そういったことを踏まえて家探しについて書いていきます。

オーストラリアでの住居形態

留学生がオーストラリアで生活する住居形態で代表的なものは,
➀シェアハウス
➁大学の寮
➂ホームステイ
➃賃貸アパート

かと思います。
大多数の留学生は➀~③で,➃はレアな方かな…。
ちなみに私はそのレアな➃賃貸アパートに住んでいます!

なぜ➀~③が人気かというと,まず,オーストラリア(特に私のいるメルボルンのような大都市)の不動産の値上がり。日本の学生のようにアパートを一人で借りるとなると,学生にとってはかなり高い!場所にもよりますが,留学生が多く住んでいるシティ内であれば,最低週300AUDはかかる場所が多いと思います(週2万5千円くらい)。
ところが,シェアハウスとなると,部屋をシェアするか家をシェアするか,条件によっても異なりますが,週150AUDくらいでも見つかります!
ただ,家賃は大学やエージェント,直接取引するなど,何を通じて契約するかで全然違ってきます。これは後程詳しく説明します。

次に,➀~③は留学生がまだ母国にいる間に契約しやすいという利点もあります。これは私も苦労したのですが…。
特に大学の寮や,学生用物件などは留学生のために,母国から申し込みができます。ホームステイも大学を通したらできるところが多いと思います。


➀シェアハウスの特徴

私はシェアハウスに住んだことがないのですが,周りの多くの人が住んでいます。
まず,シェアハウスの利点は,先程も述べましたが家賃が安いこと!また,人との交流があることも大きな利点だと(現在1人で住んでいる経験から)思います。友人は学生シェアハウスに住んでいるのですが,学生同士なので仲良くなりやすいですし,メルボルン大学のすぐそばに住んでいるため,みんな同じ大学に通う学生です。学生用の施設ではイベントが開催されることも多く,楽しいと言っていました。
ただ,ハウス・ルームメイトの当たりはずれもあるらしく,「掃除してくれない」「電話がうるさい」などの声も聞いたことがあります。
こればっかりは運もありますが,会社によって運営されているシェアハウスや学生マンションなど(UniLodgeとか)は,インターネット上に口コミも載っているのでチェックしてみても良いと思います。

➁大学の寮

交換留学生が利用することも多いのが大学の寮です。私の在籍するメルボルン大学は何種類もの寮を保有しており,食事付きのものなどもあり様々です。是非大学のHPで詳細をチェックしてみてください!シェアハウスに比べると少し高い印象ではありますが,何と言っても大学内に立地しているため移動が楽!全員同じ大学に通う学生なのでそこも◎。

➂ホームステイ

メルボルンではホームステイをしてる人は私の周りではいないです。アデレードでは多かったのですが,メルボルンの知り合いが皆学士・修士習得のための長期留学だからという理由があるかもしれませんね。
家賃は食事つきなのか,消耗品はシェアなのかなどによってかなり変わるかなと思います。
どのような生活になるのかはホストにかかっていると思います。あるホストはただ部屋を貸すだけと思っているし,またあるホストは家族のように近しい関係になってくれたりもします。私はアデレードでのホームステイ経験があるので,詳しくはこちらの記事も参照にしてみてくださいね。

その時のホストは世界一優しい方で,今も家族のように接しています。つい昨日数年ぶりに再会したのですが,毎回別れ際に泣いてくれます(メルボルンとアデレードなんて近いのに…笑)。


➃賃貸アパート

私が住んでいるのがこれです。日本にいる間に契約するのはかなり厳しいかなという印象
まず,日本人含め,留学生をターゲットにした詐欺が大流行しています。私も賃貸サイトでかなりきれいな物件で破格の物件をたくさん見てきましたが,これは詐欺の典型例です。そういったものは家主が海外にいるなどといってインスペクションができないことが多いです。flatmatesというサイトでメッセージを送ったことがあった(返事はまだだった)人が詐欺だったというメッセージが運営から届いたこともあります。かなり詐欺は身近にあるので本当に気を付けてください。
次の難所は,不動産は銀行残高証明を求めてくるということ。しかもオーストラリアの銀行のものです。オーストラリアに行ったことがない方はこの時点でかなり難しくなります。
また,大手不動産の場合はインスペクションに行くことが申し込むための絶対条件のところがほとんどです。なのでやはり日本にいる間に自力で契約することはかなり難しいです。

私の住んでいた場所はシティ内のStudio(日本で言う1R)で週270ドル(電気,インターネット別)。今の場所はシティ内のStudioで週220ドル(電気,水道,インターネット別)。これはシティの中ではかなり安いですが,安いということはそこに住んでいる人の質が悪いことが多いです。特に以前の物件は週200ドルとかの部屋もたくさんあったので,毎日誰かが部屋の外で叫んでいたり…。女性一人は本当に危険でした。その分やはり学生物件は安心(パーティとかはあるかもしれないけれど命の危険はない)。


何で家探しをする?

オーストラリアでの家探しはたくさんの方法があります。代表的なものは,
➀大学
➁不動産のサイト
➂直接Accomodationに申し込む
➃個人でやり取り(GumtreeやFacebookなど)

です。

多くの留学生は大学から申し込んで,大学のもつ施設で暮らしています。また,私の周りの友人は学生用物件に住んでいる子が圧倒的に多いです。この方法は他のものに比べて安全性が高いため,留学生も安心です。個人間でのやりとりや申し込みとなると,今までの賃貸歴やオーナーからの推薦状,銀行残高証明などを含めたReferenceが必要になることがほとんどです。今まで母国に住んでいた留学生にとってはかなりハードルが高いです。学生物件は私が見たところだとそういうものは不要でした。

代表例を挙げると,
不動産サイトRealestate,com
学生用物件UnilodgeScapeJournal(Unilodgeが圧倒的に安い)
個人のやり取り:FacebookのMarketplace(オーストラリアなど特定の地域限定のフィーチャー。現地に着いてか国の設定を変更したら使えるようになると思います),FlatmatesGumtree
個人でのやりとりはくれぐれも詐欺に注意。


家賃の例

家賃は立地やその他条件によってピンキリですが…私自身や友人の例を挙げてみると…

1. 一般アパート Studio(1ルーム) シティ内
週270ドル(水道代込み,電気・インターネット別)
全て電気でガスは通っていません。

2. 一般アパート Studio(1ルーム) シティ内
週220ドル(電気・インターネット別)
全て電気でガスは通っていません。

3. 一般アパート Studio(1ルーム) シティ内
週300ドル(水道・ガス代込み,電気・インターネット別)

4. 学生物件 Studio シティ内
週440ドル(全部込み)
このような条件の友人が違う物件で二人位いました。

5. シェアハウス (部屋はプライベート,キッチン・風呂共用) シティ内
週250ドル(全部込み)


終わりに

オーストラリアの物件は種類も探し方も様々です。私のように日本から学生物件ではなく普通のアパートをインスペクションなしで借りようとして,実際に着いたらGハウスで治安も馬鹿みたいに悪いというのはシャレになりません。私の場合は知り合いと一緒に住む体で部屋を探していたのでしょうがないですが…。普通のアパート(学生用ではない)をインスペクションなしで借りることはかなりリスクが高いと思ってください。

契約は物件にもよりますが,数か月~半年から契約できるので,とりあえず最短で契約していて延長しても良いと思います(メルボルンはすごい勢いで家賃が年々上がってきているので,更新する際には高くなることを覚悟)。

個人的なおすすめは圧倒的に学生物件です!学生物件も人気で競争がすごいので,早めに(2.3か月前)に申し込みすることをおすすめします。

少しでもお役に立てれば幸いです☺

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