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【オーストラリア語学留学】ホームステイ編

こんにちは,Hayuです☺
本日は,私が2017年にオーストラリアのアデレード大学語学学校に語学留学した際のホームステイについての情報をシェアしたいと思います。


ホームステイ先の選定方法

まず,ホームステイ先はどうやって決まったの?ということですが,私の場合は,所属していた大学の留学プログラム(CIEEでの留学だったので,アンケートに基づいた私の情報をもとに,CIEEが選定しました。

アンケートには,趣味や食べられないものの有無など,基本的なことしか書かれていませんでした(当時食べることが好きでしたが,趣味に食べることを選択するとめちゃくちゃ食べさせられるホストになるかもと怖くなったので選択しなかったのを覚えています)。

渡豪の数週間前にホストが決まり,ホスト先の連絡とともに知らされました。「さっそく挨拶してみよう」みたいに書いてあったので,メールを送ってみました(ホスト代表はお母さんでした)。そこから少しホストファミリーの情報や写真などのやりとりをしました。


ホストファミリーについて

私が一緒に生活していたホストファミリーは純オーストラリアの家族で,

ホストマザー 40代
―女神。人生で出会った人の中で一番優しい。私が落ち込んでいるときにそれを隠してもすぐにバレる。

ホストファーザー 50代
―お肉屋さんで毎日夜勤をしている。超ひょうきんで優しい。

 14歳(当時)
―この年齢にしてタバコを吸う。やんちゃすぎて,ホストマザー・ファーザーから口を揃えたように「子供はいない方が良い」と言われた。

 年齢不詳

の3人+1匹でしたが,別居していた家族に

・息子 24歳(当時)
・息子 21歳(当時)

がいました。二人ともたまに実家に帰ってきたので何度か会うことができました。

家では本当に自由で,ファーザーは「ここは私たちの家でもあるし,Hayuの家でもあるんだよ!」と言ってくれ,気を遣うことなく生活できました。この家庭にステイできたことは私の語学留学における最大の幸運でした!

語学学校の課題で,ホストファミリーとの決め事(食事の時間や家事など)を確認することがあったのですが,家事は一切しなくて良い家庭でした(お手伝いはもちろんしました)。

ルール


オーストラリアの土地は超広いので,お家はほぼ平屋です!日本人からしたら土地の無駄遣いです。
↓私がホームステイしていたお家です↓

家


ホームステイ先の食事

ホームステイ先では,朝食・昼食は自分で,夕食は主にホストマザーが作ってくれていました。

写真のようなワンプレートが主流で,主食はマッシュポテトまたはお米,メインのお肉に付け合わせのお野菜でした。

意外と量が少ないのでびっくりでしたが,ホストマザーは毎晩夕食の後にテレビを見ながらお菓子を大量に食べていました…!!

ご飯


休日の過ごし方

近所に3組のホームステイをしている日本人留学生がいたので,毎週末誰かのホストマザーが私含め4人の日本人留学生を遊びに連れて行ってくれました。

行った場所は,

Gorge Wildlife Park
―コアラを抱っこできる!
Melba's Chocolates & Confectionery
―有名なチョコレート屋さん。
Barossa Valley
―サウスオーストラリアの有名なワイナリー。日本でもここのワインが売ってます。
Hahndorf
―ドイツの建物や食べ物があるところ。ブラックビールやソーセージを堪能。

などです。どこもアデレードでは有名な観光地です。

他にも授業の合間にビーチやスイーツをよく食べに行きました。

コアラ

Wildlife Park のコアラ
想像よりめちゃくちゃでかいんです。

チョコレート工場

チョコレート屋さん
チョコレー党の私にとっては天国でした。

スイーツ

カフェでおしゃれなスイーツ
アイスクリームを中心にスイーツを食べ続けた私は,帰りの飛行機のトイレでめっっちゃ太ったことに気づきます。帰国後に友人に「貫禄がある」と言われました。

海

息を吞むほど綺麗なオーストラリアのビーチ
星空も綺麗で感動です。


ホームステイを通して発見したこと・良かったこと

自分の意見を大事にする
―ホストファミリー初め,私が出会ったオーストラリアに住んでいた方たちは自分の意見をしっかり持ち,そして他人の意見をしっかりと聞いていました

一番印象的だったのが,卒業パーティーで履くパンプスを悩んでいた時にホストマザーにパンプス2足を見せながら「どっちが良いかな?」と聞いたら,「あなたはどっちが好きなの?」と言われたことです。

自分では決められないから意見を聞いたのに,自分の考えで選ぶように誘導されました!この時以外にもよく意見を聞かれることもあり,普段から自分は何が良いのか・何がしたいのかしっかり意見を持っているようでした。

私は家庭の影響もあるのか,年少期から自分の意見をあまり持たない方でしたので最初は戸惑いましたが,新たな考えに気づくことができました(この後行った交換留学ではこの点で大変苦労することになります)。


水問題1-水の貴重さ
―皆さん耳にしたことがあると思いますが,オーストラリアは水資源が貴重で水道代が高額です。そのため,ホームステイ先によってはシャワーの時間や選択回数を制限されたりする人も少なくありません(友人がそうでした)。幸い私のステイ先はまったく制限がなく,おそらく一日3回シャワーをしても怒られなかったでしょう。

ちなみにバスタブはありますが,ほとんど使われていないようでした。


〇水問題2-皿洗い
―先程言ったように水が貴重なことから,皿洗いの方法が衝撃的でした。

1.シンクに栓をして,熱湯でいっぱいにする。熱湯を注ぐ間に洗剤を垂らして泡だらけにする。
2.洗う食器を熱湯に浸す。
3.不織布のような薄い布を使い熱湯の中で皿を磨く。
4.吹き終わった食器を水切り籠に入れる(ということは泡だらけのまま)。

Σ(・□・;)
↓この工程が無い訳です。↓

皿洗い

洗った食器を綺麗な水で洗い流さないことだけでもびっくりですが,泡が付いたまま乾燥させることはかなりの衝撃です!

びっくりはしましたが家事の中で一番皿洗いが嫌いな私には有難く,精力的にこの方法で皿洗いをしていました。

また,オーストラリアは南半球にあるため,栓を抜いた時の水の回転方向が日本と逆でなんとなく違和感がありました!


〇たった5週間だけど得られた絆
―ホストマザーが女神だと先述しましたが,そう思い始めたのは出会って1週間ほどの頃でした。

ある日ホストマザーと世間話をしていた際,自身を悩み(自分の考えがわからない等)をなんとなく吐露しました。すると!ホストマザーが泣きながら話を聞いてくれたのです。
そんなにシリアスに話したつもりはなかったのですが,出会って間もない日本人に対して泣きながら相談にのってくれるということにびっくりしました!

その日から私はホストマザーを心から信頼しています。
他にも,元気がない日に嘘をついて元気そうにしていても「何かあったの?大丈夫?」と聞かれたり,人の感情を読むスキルが本当に高い!


オーストラリアに第二の家族ができた
―ステイ先の家族が幸運にもほんっとうに良い方たちで,大好きになりました。

特にホストマザーとは今でも連絡を取り合いますし,何と言ってもまた彼女と一緒に過ごしたくて,語学留学の1年後に行った交換留学ではまた同じステイ先に1年間お世話になりました。誕生日や母の日などのイベントにもかかさず連絡を取るのですが,いつも「Thank you Japanese daughter!」と言ってくれます。

オーストラリアが大好きになったのも彼女の影響が大きいと思いますし,これからもずっと繋がっていたいです☺
大学院留学ではアデレードではなくメルボルンに行きますが,早く会いに行きたいです。



終わりに

さて,簡潔に書いてしまいましたが,5週間のホームステイは長くも短くもあり,たくさんの経験をしました。
当時,大学のプログラムとして同じ大学の子と一緒に渡豪はしましたが,知り合いがいない中で,しかも初めての海外で不安な中,信頼できる人ができたのは本当に良かったです。

オーストラリアは超多国籍国家なため,オーストラリア人でないホストもたくさんいますし,多様なホームステイが経験できます!
10人ほどいた同じ大学から行った子の中にはホストとうまくいかなかった人はいませんでした。もしうまくいかなくても,ホストは変更できると思うので,是非異文化を直に感じられるホームステイを利用してみては?☺


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