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【就活生必見】やりたいことに近づく、企業選びの4つのポイント

求人媒体に掲載されているキラキラな文章だけを見て、インターン先を探している!?

大学2年生の妹の就活相談に乗っている中で、こんな出来事がありました。

「最近インターンを調べ始めているのだけど…」と妹からLINEでメッセージが届き、話を聞いてみると興味のある仕事があるけど、事務系の仕事だから違うのが良いかな、と。(「事務系の仕事だから」というのは理由にならず、ツッコミどころではありますが一旦スルーします)

私はBtoBの営業・マーケティングに6年近く関わっているので、少しばかりは「企業を見る目」に自信があったので、「気になる募集あったら見るよ」と返信。

そして、いくつか募集ページを共有してもらい、すべて目を通しました。

結論、全部怪しい。

「興味あることにチャレンジしてみたらいいじゃん」と言いたいところでしたが、流石に妹のキャリアにも関わるので、お節介ながらもアドバイスをしたくなり、熱くなってメッセージを書きました。

今回はそのような中で、同じように企業選びに悩んでいる方は多いのではないかと思い、企業を見極めるポイントを紹介させてください。

※「社会人を経験した今の私だったらここをチェックする」という主観100%の紹介となります。ご了承ください。


①会社HPを見る

意外にも、求人媒体に出稿されている記事だけで会社を理解したつもりになり、会社HPは見ていない、という方は多いのではないでしょうか。

求人媒体の記事では、

  • ビジョン

  • 会社概要

  • 仕事内容

といった項目が分かりやすくまとまっているので、広く企業の情報収集をするには効率が良い。

ただ、求人媒体に出稿されている記事は媒体側のフォーマットに沿って、画一的な記事が並んでいるに過ぎないので、企業の色(社風・雰囲気のようなもの)は感じ取りづらい。

※どの会社も「風通しの良い社風」と同じような言葉を使っており、違いがよくわからない。

そこで、会社HPを見に行くことを必ずやってほしい。HPは企業がオリジナルでこだわりを持って作っているページ(=企業の顔)なので、雰囲気に触れる一端になると思います。

そして、「会社概要」や「ニュース」を見るといいでしょう。

会社概要では、社長の名前や役員の経歴、資本金、従業員数などが分かることが多いです。どういう人が働き、どれくらいの規模の会社なのか、想像しやすくなるでしょう。

ニュースでは、どれくらい頻度で更新されているかを見ることで、PRやマーケティングにどれほど注力しているかを見極める材料になります。売上成長を目指して、新規顧客開拓に注力したい会社は、積極的にニュースを更新していることが多いです。(半年〜1年以上更新が無ければ、PRに手が回っていないのだろうと思います)

②社長の記事を読む

社風を感じ取る材料として、社長の記事を読むこともおすすめします。特にスタートアップやベンチャー企業の場合、社長が会社を設立した想いや、成し遂げたいビジョンが社員全体に浸透しやすく、そのまま社風となります。

ほぼ必ず社長の名前はHPに記載がありますので、コピー&ペーストすれば、メディアからの取材記事やブログ、或いはFacebook・XなどのSNSに辿り着くかもしれません。

一緒に働くことになるかもしれない会社のトップの顔を見て、生の声に触れることで、何か感じ取れるものがあるはずです。(「この考えに共感した!」とか「この思想は自分に合わない」とか)

③Google評価を見る

顧客からどのように評価されている会社なのか、を知っておくこともおすすめです。働く環境を選ぶなら、評価の低い商材を扱っている会社より、評価の高い(=顧客に満足してもらっている)商材を扱っている会社を選ぶ方が、売上成長&収入向上も期待できるからです。

BtoB・BtoC問わず、会社名を検索するとGoogle評価が付いている会社が最近増えているように感じます。特にBtoCでビジネスを展開している企業の方が、評価件数も多いように思います。

ただし、評価を見るにあたって気をつけなければいけない点は、評価はあくまでも一個人の投稿であり、その情報が必ずしも正しいとは限らない点にある。(顧客側の不当な要求の結果、サービスを顧客に提供できず、顧客から低評価がつく、なんていうこともあるかもしれない)

仮に一つ悪評があっても目を閉じず、好評の声にも目を通して、自分自身で判断することが重要に思います。

④口コミサイトを見る

「③Google評価を見る」とも近いですが、顧客からの声だけでなく、実際に働いている人の声を確かめるという方法もあります。働きやすさや仕事内容などを知る上で、社員の声を聞く以上にリアルなものはありません。

代表的な口コミサイト:「OpenWork」「楽天みん就」

ただし先述のように、口コミをチェックする際には十分注意する必要があります。

口コミを投稿するのは、実際に働いていたが何かしらの事情で退職した方が多く、その会社で充実して働いている方の声は反映されていることの方が少ないためです。

そのため、口コミは参考程度に確認しながらも情報を鵜呑みにせず、自分の目で確かめることをおすすめします。(社員の方とカジュアル面談などでお話できる機会があれば、確認したいこと・質問したいことをまとめて聞くと良いでしょう)

大事なこと:その会社で「何がやりたいか」

ここまで会社選びのポイントを4点紹介しましたが、最後に伝えたいことは

就職先を業界や会社名だけで決めるな

ということです。

例えば、旅行が好きだから旅行代理店大手のXXX社で働きたい!という動機は避けましょう。

なぜか。

当たり前のことですが、旅行代理店に入社しても旅行をする訳ではありません。顧客に最適な旅行プランを提供する「営業」をするかもしれないし、一人でも多くの顧客に自社のサービスを選んでもらうための「マーケティング」をするかもしれないし、事業投資に向けた資金調達のために銀行とコミュニケーションを取る「経理」をするかもしれない。

つまり、その会社で「何がやりたいのか」を自分で考え、言語化し、企業を選ぶことが重要です。

「でも、自分のやりたいことってやってみなきゃ分からなくない?」と、考えが詰まってしまう方も多いと思います。(私自身もそうでしたし、今でも自分がやりたいことって何かと考えることがあります)

その一助となればと思い、以下の本をご紹介させていただき、本記事の結びとします。

オリラジの中田敦彦さんも分かりやすく解説しているので、こちらで見ていただくのもおすすめです!

やってみないと分からないこともありますので、まずは小さな一歩でも踏み出してみましょう!!

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