ミツバチマガジン Vol.4 農薬とミツバチ①
ご覧いただきありがとうございます🐝⋆゜
お久しぶりのミツバチマガジンです🐝
Vol.2では絶滅危惧種であること
Vol.3では人間と密であること
をお伝えしてきました。
Vol.2で、ミツバチの減少に農薬が関与
しているということを紹介しました。
その農薬が『ネオニコチノイド系農薬』
ミツバチの大量死は、以前から世界中で
問題視されていました。
が、それもクライマックスを迎えつつあるとも
言われています。
農業大国であるフランスは2018年に、
全てのネオニコチノイド系農薬の使用を
禁止にする法案を施行しています。
と言うよりそもそもネオニコチノイド系って?
となりますよね。。。
ネオニコチノイドは、タバコに含まれる
『ニコチン』の長所を活かした殺虫剤の
総称です。
イミダクロプリド、アセタミプリド、
ジノテフランなどが該当します。
上記のPDFのURLはこちら👇🏻
https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00322997/3_22997_156112_up_j2p4blcz.pdf
人間への毒性が強いことから、
ニコチンの長所を活かして、昆虫のみに
選択的に効果を示す系統の薬剤として
開発をされました。
ニコチンに似た構造であり、新しい化合物
であるため、ギリシャ語の『ネオ(新しい)』
が付けられました。
また、水溶性が高いため、植物に浸透移行性
もあるため、残効が長いのも特徴です。
そのため、ネオニコチノイドを野菜から
除去するのは難しいと言われています。
『昆虫と人間は違うから大丈夫』
と思われるかもしれませんが、我々哺乳類と
神経回路が類似していることは明らかです[1]。
そのため、我々人間への毒性も懸念
されています。
結果、ネオニコチノイドを使用することで、
蜂群崩壊症候群(CCD)というミツバチが
大量に失踪する現象が起こりました。
ミツバチ含めた生態系に与える影響は、
数多く報告されており、環境にも深刻な
負荷を与えます。
冒頭にも貼りましたが、ネオニコチノイドで
ミツバチの群れが消滅したことも明らかです。
Vol.5では生態系への影響について記事に
しています。
続きはこちら👇🏻
🌼ミツバチマガジン🌼
Vol.1 愛着が...
Vol.2 絶滅危惧種
Vol.3 人間と密
Vol.4 農薬とミツバチ①
☆参考文献
[1] 昆虫の体性感覚神経回路の構造を解明ー哺乳類との高い類似性を発見。脳が共通の祖先から進化した可能性が高まるー
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